THE ARCTIC - オーロラの地を旅する

北欧北極圏、アイスランド、グリーンランドの旅行情報

10月からの燃油サーチャージ改定

2009-09-30 | 北極圏ニュース
スカンジナビア航空の2009年10月1日発券分より適用される日本発着国際線の燃油サーチャージ+航空保険料は

55+6=61ユーロ(9月30日までは24+6=30ユーロ)

フィンランド航空の場合、日本→ヘルシンキ

8000+500=8500円(9月30日までは3000+500=3500円)

いま、話題の日本航空は 日本→ヨーロッパ

7000+300=7300円(9月30日までは0+300=300円)

全日空も

7000+300=7300円(9月30日までは0+300=300円)

ちなみにアエロフロートだと燃油サーチャージは

東京→モスクワ 6000円 (9月30日までは2000円)
東京→ヨーロッパ 7000円 (9月30日までは3000円)

KLMの燃油サーチャージ

日本→アムステルダム 7000円 (9月30日までは2000円)
アムステルダム→ヨーロッパ 1400円 (変更なし)


2010年1月から発券分の燃油サーチャージについては、2009年8月から11月の3ヶ月間のシンガポールケロシン平均価格に基づいて適用額を決定するらしい。
9月29日23時55分現在、原油価格は1バレル66.59ドル。この分じゃ今度はサーチャージそのまま据え置かれるかもしれない。


カラショーク(Karasjok)

2009-09-24 | ノルウェー
 サーメ議事堂


昔から山岳サーメ人の集落となっていた場所。
 沿海部のノルウェーの町とは違って大陸性気候で乾燥していて気温差が激しい。史上最低気温-51.4度、最高気温32.4度を記録したことがあるらしい。

バス

アルタまで5時間弱、ヒルケネスまで5時間半。フィンランドのIvaloまで2時間半。

宿

◇Karasjok Vandrerhjem

通年営業。街から6KM。サーメ人の文化にどっぷり浸かれそうな宿だ。300NOK~

◇Rica Hotel Karasjok http://www.rica.no/

ノルウェー全土に展開するホテルチェーン。サーメ公園そば。サーメ風山小屋の施設もあり、サーメ料理も楽しめるらしい。

New Hostel in Reykjavik

2009-09-23 | 北極圏ニュース
レイキャヴィクに新しいユースホステルができたようだ。

こんどのユースは、繁華街や図書館、レイキャヴィクのランドマーク、ハトルグリムス教会にも近い立地で、Reykavik City hostelより観光には便利だ。
Reykavik City hostelの場合、ダウンタウンまで歩いて30~40分の郊外だったが(そこはそこで、近くににスーパーもあるし空港へのバスも寄ってくれるしよかったが)。
24時間オープンで14時以降いつでもチェックインできる。
空港からFlyBusが、リクエストすればここまで送迎してくれるようだ。

ドミトリー  1900 ISK
シングル  5700 ISK
ツイン  5700 ISK
3人部屋  8550 ISK
4人部屋  11400 ISK
5人部屋  14250 ISK

予約は http://www.hostel.is/ で



日本の最北端③

2009-09-21 | 番外編
☆利尻島 

礼文島の南、日本海上に浮かぶほぼ円形の島。面積182.11平方メートル。日本で18番目に広い面積の島らしい。
この島の象徴である利尻山(標高1721M)は利尻富士とも呼ばれ、円錐形の美しい山である。

利尻山は海上の独立峰で天候が変わりやすく、9合目以上では強風が吹き荒れる。どんなに天気予報で晴れでも、必ずレインウェアを忘れないように。しかも利尻山には途中に水場も売店もないので、そう安易に登れる山ではない。
ちなみに他の北海道の山と違って、利尻にはクマがいないので、鈴は不要。
私も、利尻島では天候に恵まれたので、他の宿の方々同様、早起きして頂上目指すことにした。

◎利尻山登山者へ!利尻山を守るための3つの「利尻ルール」

①携帯トイレを使う

②ストックにはキャップをつける。

③植物の上に踏み込まない、座らない。

利尻山では携帯トイレを使うことになっている。島内の宿泊施設、観光案内、コンビニなどで400円で販売している。山には計5箇所に専用トイレブースが設置され、携帯トイレをかぶせ使用する。登山口には専用の回収ボックスもある。

■朝4時に登山開始!甘露泉(3合目)へ

宿の送迎車は鴛泊の町を出てキャンプ場にむかう。そこの駐車場で降ろしてもらい早速登山開始。キャンプ場のトイレが最後の水洗トイレなので寄っていく。甘露泉までは石畳の道が続いている。日本名水百選の「甘露泉水」はさすがにうまい。近くにベンチもあってくつろぐこともできるが先を急ぐ。この先水場はないのでここでペットボトルに水を満タンにしておいた。

■第一見晴台(6合目)へ

甘露泉を出発すると、すぐポン山姫沼ハイキングコースとの分岐にさしかかる。ここを右に進む。すぐに乙女橋という小さな木の橋が見えてくる。しばらくはエゾマツ・トドマツなどの森の道が続く。比較的道幅も広く歩きやすく緩い登りだが、やがてダテカンバが目立ってきて、急な登りになってくる。
5合目あたりで森林限界を越え、展望が開けてくる。第一見晴台と呼ばれている狭い広場があり、姫沼や鴛泊の町、礼文島が見える。

■絶景!長官山(8合目、標高1218m)で朝食

ハイマツのトンネル状の樹林帯の急勾配をどんどん登ると樹林帯もなくなり、前には利尻山頂が、後ろには姫沼や鴛泊の町そして礼文島が見えてくる。6.5合目にはトイレブースがある。このあたりから両脇が深い谷になってくる。谷に挟ませた急な尾根道を登っていく。
急登が一服したところが長官山(標高1218m)のてっぺん。利尻山の絶好のビューポイントで、ここでお弁当を食べる。しかしものすごい風でのどかにお食事とはいかなかった。雪渓が残る谷が間近に見える。

  

8合目より利尻富士

■9合目(標高1531m)へ

長官山から15分歩くと約30人ほどの避難が可能な非難小屋がある。なかなかきれいな非難小屋だが設備は何ももない。ここから先は急な登りの連続。また道も険しくなり歩きにくくなってくる。9合目にはトイレブースあり。看板には「ここから正念場」と書いている。

■決死の山頂(標高1719m)へ

山頂に近づいてくると高山植物が目についてくるが、一見礼文島ほどのお花畑というわけではなかった。しかし目を凝らすと霧の向こうにたくさんのお花たちが強風に揺らめいているのがわかる。
このあたりはまさに正念場。猛風、霧に加え、ガレ場はよく滑るのでほとんど命がけ。ここが山頂と思うピークを何度か越えたのちやせ尾根を渡り、急ながれ場を登ると山頂。神社が祭ってある。しかし霧で下界は何も見えない。。

宿

お宿マルゼン 1泊2食8400円

フェリーターミナルから徒歩5分。利尻山登山にはうってつけの宿。料理も美味しい。食事は食堂丸善(フェリーターミナル2階)で。食堂まではスタッフが送迎してくれる。まあ歩いても5分だが。
ただお風呂は男女共用小さいバスタブが1つのみ。しかし窓からは海が広がっていてペシ岬も見える。利尻富士温泉(入浴料500円)への送迎も無料でしている。

鴛泊コース登山口までの無料送迎がある。私が登山した日は早朝3時半~4時にかけて3班に分けて出発した(利尻の宿の中で一番早いらしい)。日の出の時刻により出発時間に変動がある。登山後登山口まで戻ったら、電話すれば迎えに来てくれる。

レンタカーもあり、3時間5400円(ガソリン、保険、税込み)と利尻では安い。



フェリーターミナルより利尻富士



コンパクトデジカメ②

2009-09-17 | 持って行くもの
カメラの新製品が出揃う季節になりました。
そのうちで、オーロラ撮影に向いてそうなコンデジをピックアップしてみました。ただし、実際試したわけではないので、あくまで参考に。
ちなみに、もちろんデジタル一眼レフの方が全然いい写真撮れます。

◎ソニー DSC-WX1

広角24mmの明るい「Gレンズ」搭載。
1/2.4型CMOSセンサー“Exmor R(エクスモア アール)”を搭載。CMOSセンサーへの入射光を効率よく利用できる「裏面照射技術」を採用することで、感度が約2倍アップし、ノイズを約1/2に低減します、とある。

ソニーのビデオカメラには今年春から搭載されていた、暗いところに強い“Exmor R”だが、デジカメにも搭載されるようになった。

これで、コンデジでもノイズの少ない鮮やかなオーロラが撮れるかも?!しかしシャッタースピードは2秒までとちょっと短すぎる気が・・
ところで、ソニーのデジカメ、SDカードじゃなくてメモリースティックDUO使うんで、間違わないように。

◎リコー GR DIGITAL III

卓越した明るさの新GR LENS 28mm/F1.9を搭載、とある。
確かに、これでワイコン付けて撮影すれば、オーロラもばっちり撮れるだろう。
シャッタースピードは180秒まで。

◎パナソニック FX60

FX40とあまり変わっていないのでFX40が安売りしてたらそっちのほうがお得な気がする。FX40と同じく広角25mmレンズに「星空モード」があり便利。「個人認識」、「追っかけフォーカス」など一回も使わなさそうな機能も相変わらず付いている。手ぶれ補正が強化されたらしいが、オーロラ撮るんならもちろん三脚が必要。

◎キャノン PowerShot S90

明るいF2.0&広角28mmレンズ。シャッタースピードは15秒まで設定可能。
CCDも1/1.7型と、G11と一緒の大きさ。なにより他のコンデジと同じくらいコンパクトだ。

◎キャノン PowerShot G11

パワーショットシリーズの最高峰G11だが、画素数がG10と比べて1470万→1000万とかなり減った。これでダイナミックレンジも広がり、ノイズも軽減できたのだろう。しかしワイコンは発売されないようだ。

◎キャノン IXY DIGITAL 930 IS

パナソニックを意識しすぎたのか、920ISでは広角28mmだったのが、今度は広角24mmになり、よりオーロラ撮影向きになった。シャッタースピードも15秒まで設定できる。

※PowerShot S90、G11は10月発売予定。キャノンのショールーム行けば S90、G11とも置いてあり、いろいろいじれます。ショールームのお姉さんがマニュアル見ながら使い方など教えてくれます。