☆利尻島
礼文島の南、日本海上に浮かぶほぼ円形の島。面積182.11平方メートル。日本で18番目に広い面積の島らしい。
この島の象徴である利尻山(標高1721M)は利尻富士とも呼ばれ、円錐形の美しい山である。
利尻山は海上の独立峰で天候が変わりやすく、9合目以上では強風が吹き荒れる。どんなに天気予報で晴れでも、必ずレインウェアを忘れないように。しかも利尻山には途中に水場も売店もないので、そう安易に登れる山ではない。
ちなみに他の北海道の山と違って、利尻にはクマがいないので、鈴は不要。
私も、利尻島では天候に恵まれたので、他の宿の方々同様、早起きして頂上目指すことにした。
◎利尻山登山者へ!利尻山を守るための3つの「利尻ルール」
①携帯トイレを使う
②ストックにはキャップをつける。
③植物の上に踏み込まない、座らない。
利尻山では携帯トイレを使うことになっている。島内の宿泊施設、観光案内、コンビニなどで400円で販売している。山には計5箇所に専用トイレブースが設置され、携帯トイレをかぶせ使用する。登山口には専用の回収ボックスもある。
■朝4時に登山開始!甘露泉(3合目)へ
宿の送迎車は鴛泊の町を出てキャンプ場にむかう。そこの駐車場で降ろしてもらい早速登山開始。キャンプ場のトイレが最後の水洗トイレなので寄っていく。甘露泉までは石畳の道が続いている。日本名水百選の「甘露泉水」はさすがにうまい。近くにベンチもあってくつろぐこともできるが先を急ぐ。この先水場はないのでここでペットボトルに水を満タンにしておいた。
■第一見晴台(6合目)へ
甘露泉を出発すると、すぐポン山姫沼ハイキングコースとの分岐にさしかかる。ここを右に進む。すぐに乙女橋という小さな木の橋が見えてくる。しばらくはエゾマツ・トドマツなどの森の道が続く。比較的道幅も広く歩きやすく緩い登りだが、やがてダテカンバが目立ってきて、急な登りになってくる。
5合目あたりで森林限界を越え、展望が開けてくる。第一見晴台と呼ばれている狭い広場があり、姫沼や鴛泊の町、礼文島が見える。
■絶景!長官山(8合目、標高1218m)で朝食
ハイマツのトンネル状の樹林帯の急勾配をどんどん登ると樹林帯もなくなり、前には利尻山頂が、後ろには姫沼や鴛泊の町そして礼文島が見えてくる。6.5合目にはトイレブースがある。このあたりから両脇が深い谷になってくる。谷に挟ませた急な尾根道を登っていく。
急登が一服したところが長官山(標高1218m)のてっぺん。利尻山の絶好のビューポイントで、ここでお弁当を食べる。しかしものすごい風でのどかにお食事とはいかなかった。雪渓が残る谷が間近に見える。
8合目より利尻富士
■9合目(標高1531m)へ
長官山から15分歩くと約30人ほどの避難が可能な非難小屋がある。なかなかきれいな非難小屋だが設備は何ももない。ここから先は急な登りの連続。また道も険しくなり歩きにくくなってくる。9合目にはトイレブースあり。看板には「ここから正念場」と書いている。
■決死の山頂(標高1719m)へ
山頂に近づいてくると高山植物が目についてくるが、一見礼文島ほどのお花畑というわけではなかった。しかし目を凝らすと霧の向こうにたくさんのお花たちが強風に揺らめいているのがわかる。
このあたりはまさに正念場。猛風、霧に加え、ガレ場はよく滑るのでほとんど命がけ。ここが山頂と思うピークを何度か越えたのちやせ尾根を渡り、急ながれ場を登ると山頂。神社が祭ってある。しかし霧で下界は何も見えない。。
宿
お宿マルゼン 1泊2食8400円
フェリーターミナルから徒歩5分。利尻山登山にはうってつけの宿。料理も美味しい。食事は食堂丸善(フェリーターミナル2階)で。食堂まではスタッフが送迎してくれる。まあ歩いても5分だが。
ただお風呂は男女共用小さいバスタブが1つのみ。しかし窓からは海が広がっていてペシ岬も見える。利尻富士温泉(入浴料500円)への送迎も無料でしている。
鴛泊コース登山口までの無料送迎がある。私が登山した日は早朝3時半~4時にかけて3班に分けて出発した(利尻の宿の中で一番早いらしい)。日の出の時刻により出発時間に変動がある。登山後登山口まで戻ったら、電話すれば迎えに来てくれる。
レンタカーもあり、3時間5400円(ガソリン、保険、税込み)と利尻では安い。
フェリーターミナルより利尻富士
礼文島の南、日本海上に浮かぶほぼ円形の島。面積182.11平方メートル。日本で18番目に広い面積の島らしい。
この島の象徴である利尻山(標高1721M)は利尻富士とも呼ばれ、円錐形の美しい山である。
利尻山は海上の独立峰で天候が変わりやすく、9合目以上では強風が吹き荒れる。どんなに天気予報で晴れでも、必ずレインウェアを忘れないように。しかも利尻山には途中に水場も売店もないので、そう安易に登れる山ではない。
ちなみに他の北海道の山と違って、利尻にはクマがいないので、鈴は不要。
私も、利尻島では天候に恵まれたので、他の宿の方々同様、早起きして頂上目指すことにした。
◎利尻山登山者へ!利尻山を守るための3つの「利尻ルール」
①携帯トイレを使う
②ストックにはキャップをつける。
③植物の上に踏み込まない、座らない。
利尻山では携帯トイレを使うことになっている。島内の宿泊施設、観光案内、コンビニなどで400円で販売している。山には計5箇所に専用トイレブースが設置され、携帯トイレをかぶせ使用する。登山口には専用の回収ボックスもある。
■朝4時に登山開始!甘露泉(3合目)へ
宿の送迎車は鴛泊の町を出てキャンプ場にむかう。そこの駐車場で降ろしてもらい早速登山開始。キャンプ場のトイレが最後の水洗トイレなので寄っていく。甘露泉までは石畳の道が続いている。日本名水百選の「甘露泉水」はさすがにうまい。近くにベンチもあってくつろぐこともできるが先を急ぐ。この先水場はないのでここでペットボトルに水を満タンにしておいた。
■第一見晴台(6合目)へ
甘露泉を出発すると、すぐポン山姫沼ハイキングコースとの分岐にさしかかる。ここを右に進む。すぐに乙女橋という小さな木の橋が見えてくる。しばらくはエゾマツ・トドマツなどの森の道が続く。比較的道幅も広く歩きやすく緩い登りだが、やがてダテカンバが目立ってきて、急な登りになってくる。
5合目あたりで森林限界を越え、展望が開けてくる。第一見晴台と呼ばれている狭い広場があり、姫沼や鴛泊の町、礼文島が見える。
■絶景!長官山(8合目、標高1218m)で朝食
ハイマツのトンネル状の樹林帯の急勾配をどんどん登ると樹林帯もなくなり、前には利尻山頂が、後ろには姫沼や鴛泊の町そして礼文島が見えてくる。6.5合目にはトイレブースがある。このあたりから両脇が深い谷になってくる。谷に挟ませた急な尾根道を登っていく。
急登が一服したところが長官山(標高1218m)のてっぺん。利尻山の絶好のビューポイントで、ここでお弁当を食べる。しかしものすごい風でのどかにお食事とはいかなかった。雪渓が残る谷が間近に見える。
8合目より利尻富士
■9合目(標高1531m)へ
長官山から15分歩くと約30人ほどの避難が可能な非難小屋がある。なかなかきれいな非難小屋だが設備は何ももない。ここから先は急な登りの連続。また道も険しくなり歩きにくくなってくる。9合目にはトイレブースあり。看板には「ここから正念場」と書いている。
■決死の山頂(標高1719m)へ
山頂に近づいてくると高山植物が目についてくるが、一見礼文島ほどのお花畑というわけではなかった。しかし目を凝らすと霧の向こうにたくさんのお花たちが強風に揺らめいているのがわかる。
このあたりはまさに正念場。猛風、霧に加え、ガレ場はよく滑るのでほとんど命がけ。ここが山頂と思うピークを何度か越えたのちやせ尾根を渡り、急ながれ場を登ると山頂。神社が祭ってある。しかし霧で下界は何も見えない。。
宿
お宿マルゼン 1泊2食8400円
フェリーターミナルから徒歩5分。利尻山登山にはうってつけの宿。料理も美味しい。食事は食堂丸善(フェリーターミナル2階)で。食堂まではスタッフが送迎してくれる。まあ歩いても5分だが。
ただお風呂は男女共用小さいバスタブが1つのみ。しかし窓からは海が広がっていてペシ岬も見える。利尻富士温泉(入浴料500円)への送迎も無料でしている。
鴛泊コース登山口までの無料送迎がある。私が登山した日は早朝3時半~4時にかけて3班に分けて出発した(利尻の宿の中で一番早いらしい)。日の出の時刻により出発時間に変動がある。登山後登山口まで戻ったら、電話すれば迎えに来てくれる。
レンタカーもあり、3時間5400円(ガソリン、保険、税込み)と利尻では安い。
フェリーターミナルより利尻富士