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日経平均株価急落「ネガ要因複合、売り連鎖」 静岡東海証券社長に聞く 8/3(土) 8:56配信 あなたの静岡新聞

2024-08-03 13:07:51 | 日記
日経平均株価急落「ネガ要因複合、売り連鎖」 静岡東海証券社長に聞く

8/3(土) 8:56配信
あなたの静岡新聞

内山景太社長

 日経平均株価が2日、前日比2216円安の3万5909円に急落した。背景と今後の展望について、静岡東海証券の内山景太社長に聞いた。

 日銀の追加利上げに加えて米国金利の9月引き下げの可能性が高まり、金利差縮小の観測により為替が円高ドル安に振れ、輸出関連株が売られた。景気減速の懸念が強まる米国ではハイテク株などが値を下げ、日本市場でも半導体株に影響が及んだ。自動車関連メーカーの認証不正問題など複合的な要因が重なり、ネガティブなインパクトが爆発した感じになった。

 景気の先行き不安による“連想ゲーム”で、売りが売りを呼ぶ状態。日本の株価は年初比でまだプラスに推移し、本来はそこまで慌てる段階でもない。日本企業の稼ぐ力が落ちたわけでも決してないが、米国景気の下振れが波及する懸念や自動車の認証不正問題などを受け、ポジションをいったん外してリスクを回避する投資家が売りに回る。その影響は大きい。

 これから米国の大統領選や日本企業の決算発表があり、年内には衆院選も行われるかもしれない。不確定要素が多く、投資家は景気動向を見極めている。日経平均が再び4万2千~4万3千円にトライするタイミングはあると思うが、それには材料を固める時間が必要になるのではないか。

静岡新聞社

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