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きょうの国内市況(11月13日):株式、債券、為替市場 Bloomberg News 2023年11月13日 16:09 JST ブルームバーグ

2023-11-13 16:51:39 | 日記

きょうの国内市況(11月13日):株式、債券、為替市場
Bloomberg News
2023年11月13日 16:09 JST ブルームバーグ

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●日本株は横ばい、東エレクは急伸-資生堂やニトリHDは大幅安

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  日本株はほぼ横ばい。業績予想を上方修正した東京エレクトロンの株価が大幅に上昇し、相場を支えた。一方、今期のコア利益予想を下方修正した資生堂や四半期営業利益が市場予想を下回ったニトリホールディングスは大幅に下落した。

TOPIXの終値は前営業日比ほぼ横ばい(0.004%安)の2336.62
日経平均株価は0.1%高の3万2585円11銭


  TOPIXの構成銘柄2156のうち780銘柄が上昇、1280銘柄は下落した。東エレク株は上昇率が一時5%を超え、株式分割を考慮した実質で過去最高値を更新した。一方、資生堂株は14%安と制限値幅いっぱいのストップ安。下落率は約36年ぶり大きさになった。

  東洋証券の大塚竜太ストラテジストは、中東情勢などの地政学リスクや、米国利下げタイミングの不透明感、半導体関連のボトムアウトに確信が持ち切れないなど、グロース(成長)株相場に乗り切れない環境だと指摘。円安効果が薄れてきた自動車の業績のモメンタムもピークアウトし、バリュー(割安)株が伸び切らないことも影響しているのだろうとも話した。

●債券は下落、米長期金利上昇や高値警戒感-あすの5年債入札も重し

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  13日の債券相場は下落。米国で経済指標を受けてインフレ高止まり懸念が強まり、長期金利が上昇した流れを引き継いだ。前週の金利急低下に対する反動への警戒や、5年国債入札に向けた売りも相場を押し下げた。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤原和也債券ストラテジストは「金利急低下で債券相場に高値警戒感が出ている」と指摘。米国債は「格付け見通しの引き下げや17日につなぎ予算の期限を迎えるため買いにくさがある」との見方を示した。 

  新発10年債利回りは一時0.895%に上昇。日本銀行のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の再修正を受けた売りで1日に0.97%と上限めどの1%に接近した後、前週に0.83%まで急低下した。
新発国債利回り(午後3時時点)
先物 2年債 5年債 10年債 20年債 30年債 40年債
144円38銭 0.105% 0.430% 0.875% 1.585% 1.765% 1.965%
前週末比 16銭安 横ばい +1.5bp +2.5bp +3.0bp +3.5bp +1.0bp

●円は対ドルで年初来安値を更新、米金利高やリスク選好で151円台後半

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  13日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=151円台後半に下落し、年初来安値を更新した。前週末に米国でインフレ期待の高止まりから金利が上昇したことに加えて、ボラティリティー低下によるリスク選好の流れもあり、低金利の円を売ってドルを買う動きが優勢だった。市場では日本の通貨当局による円買い介入警戒感が強まっている。


円相場は午後3時28分現在、対ドルで前週末比0.2%安の151円76銭
一時151円80銭と昨年10月21日(151円95銭)以来の安値
円は対ユーロで一時1ユーロ=162円24銭と2008年8月以来の円安・ユーロ高水準

  りそなホールディングス市場企画部の石田武為替ストラテジストは、10月までのドル・円は米国金利が大幅上昇しても追随しなかったので、その乖離(かいり)を修正する形で円安・ドル高が進んでいると指摘。「日本銀行の政策変更期待がいったん後退し、為替介入もなかなか入らず、主に円の要因だ」と話した。

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東証大引け 小反発 業績材料に個別株売買 資生堂は急落 国内株概況 2023年11月13日 15:33

2023-11-13 16:49:22 | 日記
東証大引け 小反発 業績材料に個別株売買 資生堂は急落
国内株概況
2023年11月13日 15:33

13日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、前週末比17円00銭(0.05%)高の3万2585円11銭で終えた。前週末の米株高の流れを受けて朝方は幅広い銘柄に買いが先行し、上げ幅は一時300円を超えた。ただ、その後は戻り待ちや利益確定の売りが出て伸び悩み、下げに転じる場面もあった。決算や収益見通しを材料に個別株が大きく動いた。

米長期金利の上昇一服などを背景に前週末の米株式市場では特にハイテク株の上昇が目立った。この流れを引き継ぎ、東京市場でも電子部品や半導体関連など値がさのグロース(成長)株の一角に買いが先行した。2024年3月期の見通しを上方修正した東エレクが上昇した。

一方、日経平均が3万3000円に近づくと、徐々に利益確定売りなどが広がり、上値は重くなった。今期の見通しを下方修正した資生堂は制限値幅の下限(ストップ安水準)まで売られた。

前週末に米格付け会社が米国債の長期発行体格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げたことへの警戒も根強かった。

東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに小反落し、前週末比0.10ポイント安の2336.62で終えた。JPXプライム150指数は続落し、0.86ポイント(0.08%)安の1029.44で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆7410億円。売買高は14億7989万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は608。値下がりは1000、横ばいは51銘柄だった。

TDK、アドテストが高かった。三井金、いすゞが急伸した。アサヒ、クレセゾンの上げが目立った。一方、日産化、ニトリHDが急落した。日産自も安かった。ソニーGの下げも目立った。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕