コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

きょうの国内市況(11月7日):株式、債券、為替市場 2023年11月7日 15:41 JST ブルームバーグ

2023-11-07 18:38:32 | 日記

きょうの国内市況(11月7日):株式、債券、為替市場
Bloomberg News
2023年11月7日 15:41 JST ブルームバーグ

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株は反落、米金利高への懸念が再燃-電機など安い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  日本株は反落。米国市場で長期金利の低下が一服し、先行きを警戒する売りが優勢になった。

TOPIXの終値は前日比1.2%安の2332.91
日経平均株価は1.3%安の3万2271円82銭


  TOPIXの下落に最も貢献したのはキーエンスで、2.7%下落した。構成銘柄の値上がり銘柄は561、値下がり銘柄は1522だった。

  米金利上昇を受けて電機株などが下落し、株価指数を押し下げた。中国の10月の輸出が前年同月に比べ6.4%減少したことも嫌気された。

  アセットマネジメントOneの荻原健チーフストラテジストは、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日本銀行会合、米国決算などの材料をこなし、今後は米金利動向の影響を受けながら日本株は推移するだろうと述べた。

●長期債は下落、米長期金利上昇の流れ引き継ぐ-超長期債は堅調

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  7日の債券相場は下落。米国で利上げ継続観測が残っていることや社債大量発行への懸念から長期金利が上昇したのを受け、売りが優勢だった。日本銀行の政策修正観測が根強いことも重しになった。一方、超長期債は9日の30年債入札を前にした先回り買いが入り堅調だった。

  日銀の植田和男総裁は6日の会見で、来年4月に示す2026年度の物価見通しを待たずとも物価目標が「達成されたと判断するケースもあり得る」と述べた。SMBC日興証券の奥村任シニア金利ストラテジストは「24年1月にマイナス金利解除に向かう可能性もあることを踏まえ、幅広に政策修正時期を提示しているように思われる」と指摘した。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは超長期債の堅調について、30年債入札前の先回り買いに加え「10月末の日銀の政策修正前に構築された売りポジションの解消が続いているのかもしれない」と述べた。
新発国債利回り(午後3時時点)
先物 2年債 5年債 10年債 20年債 30年債 40年債
144円34銭 0.125% 0.425% 0.875% 1.625% 1.810% 2.055%
前日比 8銭安 横ばい +0.5bp +0.5bp -0.5bp -0.5bp 横ばい

●円は対ドルで150円台前半に小幅下落、ドル買い戻し主導-豪ドル下落

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  7日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=150円台前半で小幅に下落。6日海外時間に需給懸念で米国金利が上昇してドルが買われた流れが続いた。オーストラリア中央銀行(豪中銀)が市場の予想通り政策金利を引き上げたが、豪ドルは下落した。


円は午後3時2分現在、対ドルで前日比0.1%安の150円29銭。149円94銭を高値に150円32銭まで下落
豪ドルは対ドルで一時0.9%安の0.6431ドル、対円で一時0.8%安の96円64銭まで下げた

   オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクターは、米雇用統計を受けた米金利低下の行き過ぎの反動が円安・ドル高の動きにつながっていると指摘。ただ、足元で雇用統計をはじめ弱い経済指標が続き「米連銀高官の発言もタカ派になりづらい。米金利が直近の高い水準や円が対ドルで直近安値を抜けるのは難しいだろう」と述べた。

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE

米国株、ダウ続伸し34ドル高 米利上げへの懸念後退で ナスダック続伸 米国・欧州株概況 2023年11月7日 6:28

2023-11-07 09:12:12 | 日記
米国株、ダウ続伸し34ドル高 米利上げへの懸念後退で ナスダック続伸
米国・欧州株概況
2023年11月7日 6:28

【NQNニューヨーク=川上純平】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸し、前週末比34ドル54セント(0.10%)高の3万4095ドル86セントで終えた。9月20日以来の高値。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方が後退し、株式相場を支えた。半面、前週に大幅に上昇した反動で主力銘柄の一部には利益確定の売りも出やすく、指数の上値は重かった。

FRBは先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の引き上げを見送った。3日発表の10月の米雇用統計が労働需給の緩和を示すなど、米経済の減速を示す指標の発表が相次ぐ。市場の一部にはFRBの利上げ局面が終了したとの見方があり、株買いが継続した。

もっとも、ダウ平均の上値は重く、下げに転じる場面も目立った。先週に1600ドルあまり上昇し、週間の上げ幅としては約1年ぶりの大きさとなった。短期間で大幅に上昇し、相場の過熱感が強まった。「相場の一段高を見込む投資家も小休止を期待していた」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)という。

前週末にかけて低下基調を強めていた米長期金利は6日に4.6%台後半に上昇(前週末終値は4.57%)。株式の相対的な割高感が意識されたのも相場の重荷だった。

スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが上昇したほか、バイオ製薬のアムジェンや金融のJPモルガン・チェースへの買いも目立った。半面、映画・娯楽のウォルト・ディズニーやドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスは下げた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は7日続伸し、前週末比40.496ポイント(0.30%)高の1万3518.779で終えた。ナスダック指数が7日続伸するのは、2023年1月以来。アナリストが業績上振れへの期待を示した半導体のエヌビディアが上昇した。