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米国株、ダウ4日続落し280ドル安 金融引き締め警戒の売り止まらず ナスダックも4日続落 米国・欧州株概況 2022年9月1日 5:40

2022-09-01 07:29:59 | 日記
米国株、ダウ4日続落し280ドル安 金融引き締め警戒の売り止まらず ナスダックも4日続落
米国・欧州株概況
2022年9月1日 5:40

【NQNニューヨーク=川上純平】31日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比280ドル44セント(0.9%)安の3万1510ドル43セントで終えた。前週末の米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演を受け、米株市場では金融引き締めの予想以上の長期化が警戒された。31日もFRB高官からタカ派寄りの発言が聞かれ、株売りが止まらなかった。

8月のダウ平均は月間で1334ドル70セント(4.1%)安と2カ月ぶりに下落した。最後の4営業日で1781ドル35セント下げており、月前半の強気相場が終盤に暗転した。

31日はクリーブランド連銀のメスター総裁が講演で「来年の早い時期までに政策金利を4%を超える水準に引き上げる必要がある。来年の利下げ転換はないだろう」と発言した。景気よりもインフレ抑制を優先する考えを強調し、前週末のパウエル議長の講演と歩調を合わせた。

株式市場では、金融引き締めの長期化が景気後退を招きかねないとの警戒が広がった。景気敏感株の売りを誘い、建機のキャタピラーや航空機のボーイングが安い。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやスポーツ用品のナイキなど消費関連株も売られた。

バイオ製薬のアムジェンや外食のマクドナルドといったディフェンシブ株の一角は買われた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落した。前日比66.933ポイント(0.6%)安の1万1816.203で終えた。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株のほか、ネット通販のアマゾン・ドット・コムが下げた。

ナスダック指数は8月月間では574.485ポイント(4.6%)下げた。下落は2カ月ぶり。

東証大引け 反落 米金融引き締め、中国景気不安が重荷 国内株概況 2022年8月31日 15:31

2022-09-01 07:29:14 | 日記
東証大引け 反落 米金融引き締め、中国景気不安が重荷
国内株概況
2022年8月31日 15:31

31日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日に比べ104円05銭(0.37%)安の2万8091円53銭で終えた。米国の金融引き締めが長期化するとの警戒から売りが先行。景況感指標の低迷で中国景気の先行き不安も意識された。下げ幅は一時280円を超えたが、水際対策緩和による日本経済の正常化期待や円安・ドル高基調が支えとなり、次第に下げ幅を縮めた。

中国国家統計局が31日発表した8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は2カ月連続で景気判断の境目である50を下回った。米国だけでなく、中国景気の先行きへの不安がくすぶり、海運や鉄鋼など景気敏感業種が下げた。

売り一巡後は下げ渋った。午前には岸田文雄首相が記者会見し、1日当たり2万人としている現行の入国者数の上限を9月7日から5万人に引き上げると表明した。空運株の物色の手がかりとなり、JALとANAHDは年初来高値を更新した。訪日外国人の需要回復の思惑から三越伊勢丹や高島屋にも買いが及んだ。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落した。TOPIXは前日比5.22ポイント(0.27%)安の1963.16で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆2722億円、売買高は13億3218万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1161、値上がり銘柄数は599、変わらず銘柄数は76だった。

ファストリ、ファナック、信越化が下げた。一方、京セラが年初来高値を更新。リクルート、ダイキンが買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕