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東証大引け 5日ぶり反落で2万8000円割れ 決算嫌気し主力株に売り 国内株概況 2022年8月9日 15:19

2022-08-09 16:09:49 | 日記
東証大引け 5日ぶり反落で2万8000円割れ 決算嫌気し主力株に売り
国内株概況
2022年8月9日 15:19

9日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、前日比249円28銭(0.88%)安の2万7999円96銭で終えた。前日に発表した決算内容が嫌気された主力株の東エレクとソフトバンクグループ(SBG)に売りが出た。日経平均は8日に約4カ月ぶりの高値で終えており、戻り待ちの売りなどが優勢だった。

東エレクとSBGの2銘柄で日経平均を計228円押し下げた。東エレクは前日に市場予想を下回る決算と半導体製造装置市場の見通しの下方修正を発表し、失望売りにつながった。米エヌビディアが業績予想を下方修正したことも東京市場で半導体関連銘柄の逆風となった。前日、4~6月期決算で3兆円超の最終赤字を計上したSBGも大幅安となった。

日経平均は足元の相場の戻りを受け、利益確定売りや戻り待ちの売りが出た。3月や6月の高値だった2万8300円台を前に跳ね返された形となった。野村証券の神谷和男投資情報部ストラテジストは「上値の重さが意識されれば、投資家心理の悪化につながる。10日発表の7月の米消費者物価指数(CPI)への警戒感から一段安となる可能性もある」とみていた。

東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比14.39ポイント(0.74%)安の1937.02だった。

東証プライムの売買代金は概算で2兆8774億円。売買高は11億2524万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1198と、全体の65%を占めた。値上がりは581、変わらずは59銘柄だった。

ヤマトHDやキリンHDの下げが大きかった。アドテストや鹿島、アサヒが下げた。ソニーGやトヨタが売られた。一方、出光興産や東レ、オリンパスが上げた。商船三井や東急、三菱自が買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕


米国株、ダウ続伸し29ドル高 景気懸念後退で買いも上値重く ナスダックは続落 米国・欧州株概況 2022年8月9日 5:43 (2022年8月9日 5:45更新)

2022-08-09 06:45:38 | 日記
米国株、ダウ続伸し29ドル高 景気懸念後退で買いも上値重く ナスダックは続落
米国・欧州株概況
2022年8月9日 5:43 (2022年8月9日 5:45更新)

【NQNニューヨーク=川上純平】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比29ドル07セント(0.1%)高の3万2832ドル54セントで終えた。前週発表の7月の米雇用統計が市場予想を大幅に上回り、米景気への懸念が後退した。ただ、半導体のエヌビディアが業績の下方修正を発表したのを嫌気し、ハイテク株を中心に売りも出て上値は重かった。

雇用統計では雇用者数の増加が市場予想の2倍に達し、米連邦準備理事会(FRB)が速いペースで利上げを続けても米経済は耐えられるとの見方が広がった。景気敏感株や消費関連株の一角が買われた。

ただ、ダウ平均の上値は重く、小幅に下げに転じる場面もあった。ダウ平均の構成銘柄ではないが、エヌビディアが8日朝に2022年5~7月期見込みの売上高と売上高総利益率を大幅に下方修正した。同社株は6%安で終え、ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルなど他のハイテク株の売りを誘った。

10日には7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控える。金融政策を左右しかねないだけに内容を見極めたい投資家が多く、相場が方向感に欠けた一因になった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続落した。前週末比13.096ポイント(0.1%)安の1万2644.459で終えた。エヌビディアに連れ安し、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やクアルコムなど半導体株の下げが目立った。