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東証大引け 続伸、190円高 景気敏感株に買い 国内株概況 2022年8月4日 15:36

2022-08-04 15:56:55 | 日記
東証大引け 続伸、190円高 景気敏感株に買い
国内株概況
2022年8月4日 15:36

4日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比190円30銭(0.69%)高の2万7932円20銭で終えた。前日の米株式相場の上昇を受けて投資家心理が上向き、東京市場でも買いが優勢だった。外国為替市場での円安も日本株相場の支えとなった。日経平均は節目の2万8000円を上回る場面もあったが、利益確定売りなどが上値を抑えた。

前日の米株式市場では、米国の景況感を示す指数が市場予想に反して上昇したのを受けて主要3指数がそろって上昇した。東京市場でも海運株などの景気敏感株を中心に買いが入った。主要な半導体銘柄で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇も、東京市場での半導体関連銘柄の買いにつながり、指数を押し上げた。

朝方の買い一巡後には伸び悩む場面もあった。心理的節目の2万8000円近辺では戻り待ちの売りや利益確定目的の売りが出やすかった。

トヨタは4日午後、2023年3月期(今期)の連結純利益が前期比17%減の2兆3600億円になる見通しだと発表した。従来予想から引き上げたものの、市場予想は下回り、発表後にトヨタ株は下げ幅を拡大した。だが、値がさのハイテク株の一角への買いが日本株相場を支えた。

東証株価指数(TOPIX)は小幅反落し、前日比0.04ポイント(0.00%)安の1930.73で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆8994億円。売買高は12億9540万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1012と、全体の55%を占めた。値下がりは739銘柄、変わらずは87銘柄だった。

ソフトバンクグループ(SBG)や第一三共が上昇した。SUBARUやカシオ、サイバーも買われた。一方、ZHDは大幅安となった。太陽誘電やクボタ、オリックスの下げも目立った。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕


米国株、ダウ反発し416ドル高 米非製造業の景況感改善を好感 ナスダックも反発 米国・欧州株概況 2022年8月4日 5:43

2022-08-04 06:42:42 | 日記
米国株、ダウ反発し416ドル高 米非製造業の景況感改善を好感 ナスダックも反発
米国・欧州株概況
2022年8月4日 5:43

【NQNニューヨーク=横内理恵】3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比416ドル33セント(1.3%)高の3万2812ドル50セントで終えた。3日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月の非製造業景況感指数が市場予想に反して上昇し、米景気の底堅さが意識された。米中関係への過度の懸念がひとまず和らいだのも買い安心感につながった。

ISM非製造業指数は56.7と4カ月ぶりに上昇し、市場予想(54.0)も上回った。個別項目では「新規受注」などが上向いた。一方、エネルギー価格の下落などを背景に「価格指数」は大幅に低下した。3日の米原油先物相場が2月下旬以来の安値を付けたのと相まって、インフレが和らぐとの観測を誘った。

ペロシ米下院議長が台湾訪問を終え、3日に韓国に移動した。中国は2日から大規模な軍事演習を実施しているが、今のところそれ以上の対抗措置は伝わっていない。情勢を見極めたい市場参加者が多いが、米中の緊張を警戒した売りは続かなかった。

相場は午後に上昇の勢いが強まった。市場では「6月にかけて株式への投資配分を大きく引き下げていたヘッジファンドなどが7月の相場上昇に乗り遅れ、焦って買いを入れている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との指摘があった。

前日に急上昇した米長期金利は午後に水準を切り下げ、前日終値(2.75%)を下回って推移した。長期金利上昇への懸念が和らぎ、高PER(株価収益率)のハイテク株の買いを誘った。スマートフォンのアップルが4%高、顧客情報管理のセールスフォースとソフトウエアのマイクロソフトはともに3%高で終えた。

映画・娯楽のウォルト・ディズニーやスポーツ用品のナイキ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど消費関連株の上昇も目立った。一方、原油安を受けて石油のシェブロンは下げた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比319.401ポイント(2.6%)高の1万2668.159と5月上旬以来の高値で終えた。主力株は軒並み上げ、ネット通販のアマゾン・ドット・コムが4%高、交流サイトのメタプラットフォームズが5%上昇した。