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東証大引け 3日続伸し2カ月ぶり高値 決算手がかり、半導体株にも買い 国内株概況 2022年8月5日 15:26

2022-08-06 20:21:46 | 日記
東証大引け 3日続伸し2カ月ぶり高値 決算手がかり、半導体株にも買い
国内株概況
2022年8月5日 15:26

5日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比243円67銭(0.87%)高の2万8175円87銭で終えた。終値で2万8000円台を回復し、6月9日(2万8246円)以来およそ2カ月ぶりの高値を付けた。発表が本格化している国内企業の決算を手掛かりに、個別株の物色が強まった。前日の米株式市場での半導体株への買いが東京市場に波及した。

日本製鉄や丸紅、キッコマンなど決算を評価した買いが一部に入り、相場を支えた。それぞれの同業他社を物色する動きも出て、東証の業種別騰落率ランキングでは鉄鋼や卸売業、食料品が値上がり率の上位に顔を出した。米原油先物相場の下落も、コスト増に伴う企業の収益悪化への過度な警戒を後退させて投資家心理を上向かせた。

前日の米株式市場では主要な半導体銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇した。東京市場でも東エレクやアドテストといった指数寄与度の大きい値がさの半導体株に買いが入り、相場を押し上げた。

日経平均は朝方は節目の2万8000円を前に、利益確定や戻り待ちの売りが出て下げる場面もあった。ただ、明確に節目を上に抜けると短期筋の先物買いが入って騰勢を強めた。日本時間夜に7月の米雇用統計の公表を控えていることもあり、午後に入ると次第に様子見姿勢が強まった。

東証株価指数(TOPIX)は反発し、終値は前日比16.44ポイント(0.85%)高の1947.17で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆8716億円。売買高は12億1246万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1359と、全体の7割を超えた。値下がりは418銘柄、変わらずは61銘柄だった。

任天堂やネクソンが上昇した。三井化学や協和キリンも高い。エプソンやリコーも買われた。半面、IHIや三菱重、ホンダが下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ反発し76ドル高 雇用統計受け景気懸念和らぐ ナスダックは反落 米国・欧州株概況 2022年8月6日 5:44

2022-08-06 05:50:03 | 日記
米国株、ダウ反発し76ドル高 雇用統計受け景気懸念和らぐ ナスダックは反落
米国・欧州株概況
2022年8月6日 5:44

【NQNニューヨーク=川内資子】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小反発し、前日比76ドル65セント(0.2%)高の3万2803ドル47セントで終えた。朝方発表の7月の米雇用統計は労働市場の改善を示す内容だった。足元で強まっていた景気後退懸念がやや和らぎ、金融株や景気敏感株に買いが入った。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが続くとの見方から米長期金利は上昇。金利上昇で割高感が意識されやすいハイテク株は売られ、ダウ平均は下げる場面もあった。

景気動向を映す非農業部門の雇用者数は前月比52万8000人増と、増加幅は6月(39万8000人)から拡大し、市場予想(25万8000人)も大きく上回った。失業率は3.5%と2020年2月以来の低水準となった。平均時給の伸び率は前月比、前年同月比ともに市場予想以上だった。JPモルガンは「雇用統計はFRBが(インフレ抑制のために)すべき仕事が多いことを示した」と指摘。次回9月の会合でも通常の3倍となる0.75%の利上げを続けると予想した。

米債券市場で長期金利が一時2.86%と前日終値(2.69%)から大きく上昇(価格は下落)した。相対的な割高感が意識されやすいハイテク株を中心に売りが先行し、ダウ平均は朝方に前日比237ドル安となる場面があった。

売り一巡後は景気後退懸念の和らぎを意識した買いが優勢となった。市場では「米経済が景気後退に陥る可能性は低いとの見方が次第に広がった」(Bライリーのアート・ホーガン氏)。景気敏感株が買い直され、化学のダウや建機のキャタピラーが上げた。長期金利の上昇を受け、利ざや拡大の見方から銀行のJPモルガン・チェースが3%上昇、同業のゴールドマン・サックスも上げた。足元で大きく下げた米原油先物相場が3日ぶりに反発し、石油のシェブロンも高い。

ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、前日比63.025ポイント(0.5%)安の1万2657.555で終えた。電気自動車(EV)のテスラは7%安と、8営業日ぶりに反落した。交流サイトのメタプラットフォームズも安い。