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東証大引け 3万円割れ、中国恒大問題が心理冷やす 下げ幅3カ月ぶり大きさ 国内株概況2021年9月21日 15:26

2021-09-21 16:47:46 | 日記
東証大引け 3万円割れ、中国恒大問題が心理冷やす 下げ幅3カ月ぶり大きさ
国内株概況2021年9月21日 15:26

21日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、前週末比660円34銭(2.17%)安の2万9839円71銭で終えた。下げ幅は6月21日以来、3カ月ぶりの大きさで、節目の3万円の大台を2週間ぶりに下回った。中国の不動産大手、中国恒大集団の資金繰り懸念が投資家心理を冷やし、売りが優勢だった。
中国のスタートアップ企業などに投資するソフトバンクグループ(SBG)が大きく下落した。中国景気に左右されやすい海運や鉄鋼株の下落も目立った。
日経平均は寄り付き直後に600円超まで下げ幅を拡大したあとは、下げ渋る場面も目立った。先週までの大幅高で意識されていた過熱感がいくぶん後退したとの見方から個人投資家などが押し目買いに動いた。中国恒大問題も先行き不透明感が強いとはいえ、中国政府による救済策などを見込む声も出ていた。
JPX日経インデックス400は反落した。終値は前週末比338.55ポイント(1.78%)安の1万8672.29だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、35.62ポイント(1.70%)安の2064.55で終えた。
東証1部の売買代金は概算で3兆3780億円。売買高は13億1988万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1942と、全体の約9割を占めた。値上がりは218、変わらずは27銘柄だった。
ファストリ、東エレク、ダイキン、安川電、TOTOが下落した。一方、第一三共、JR東海、三井不、ソニーGが上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕


米国株、ダウ続落614ドル安 中国恒大問題を懸念 ナスダックも大幅安 米国・欧州株概況2021年9月21日 5:41

2021-09-21 07:25:01 | 日記
米国株、ダウ続落614ドル安 中国恒大問題を懸念 ナスダックも大幅安
米国・欧州株概況2021年9月21日 5:41

【NQNニューヨーク=張間正義】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に3日続落し、前週末比614ドル41セント(1.8%)安の3万3970ドル47セントと2カ月ぶりの安値で終えた。中国の不動産大手、中国恒大集団の経営不安の高まりを背景にリスク回避の動きが広がった。資本財や金融など景気敏感株に加え、主力ハイテク株が売られた。21~22日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒も重なり、ダウ平均の下げ幅は一時971ドルに達した。
過剰債務で資金繰り不安が強まる中国恒大の株価が20日、香港市場で一時2割近く下げた。香港ハンセン指数は3.3%安で終えた。中国の金融や不動産市場の混乱が海外にも波及する可能性が意識され、欧米株相場の下げにつながった。市場心理を測る指標となる米株の変動性指数(VIX)は一時28.79と5月以来の高さに上昇し、投資家の先安懸念を映した。
テクニカル上の「売りシグナル」が下げに拍車を掛けたとの指摘もあった。S&P500種株価指数が50日移動平均線(17日終値で4436)を明確に下回った。同平均線は今年に入って一貫して下値支持線となってきただけに、トレンド追従型ファンドの売りを招いたようだ。S&P500種は前週末比75.26ポイント(1.7%)安の4357.73で終えた。
個別では中国売上高が大きい資本財や素材株の下げが目立ち、建機のキャタピラーは4%安、化学のダウは3%安で終えた。中国発の金融リスクを警戒してJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなど金融株も幅広く売られた。投資家のリスク回避志向を映し、主力ハイテク株も利益確定売りに押され、スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトはともに2%安で終えた。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に続落し、前週末比330.065ポイント(2.2%)安の1万4713.903で終えた。中国本土の売上高が多い電気自動車のテスラが4%下落した。交流サイトのフェイスブックやネット検索のアルファベット、ネット通販のアマゾン・ドット・コムもそろって下落した。