INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

LED REAL(32)

2011年08月09日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
海の中道方面へのバスを平日でも多く目にすることで、夏休みだなぁ…と実感。

この「21B」、“雁の巣方面に行くので「21」、香椎浜ランプで都市高速を下りるので「B」だ”と認識して、バスに乗っている人はおそらく少数だと思われる。

枝番が付かない「21番」と「26番」は、天神方面からだと一般道路を通って和白交差点まで同じ経路である(石城町経由か石堂大橋経由かという違いがありましたね。「ほぼ」同一経路ということで)。
枝番が付くものでも「21A」と「26A」は、都市高速香椎ランプを下りて同じく和白交差点まで同じ経路である。
これを踏まえると、「番号イメージ」としての“21”と“26”は、かなり代替性が高いといえると思われ、数字やアルファベットの意味まで理解してバスに乗っている人は少ないのでは?とはいうものの、ぼんやりとした何らかの「法則みたいなもの」が頭の中に形成されている人も結構居るのではないだろうか。

そういう観点でこの「21B」をみると、「21B」と「26B」は、都市高速香椎浜ランプを下りてから全く別の経路であり(留学生会館前を出た後、「21B」は左折してアイランドシティへ、「26B」は右折して御幸町方面へ)、何らかの「法則みたいなもの」が頭の中にせっかく形成された人にとっては、厄介なのでは?という感じもしている。

私自身も、「21B」が既に走っているときに、「新たに26Bを作ってみては?」と書いたことがあり、“何らかの「法則みたいなもの」が頭の中にせっかく形成された人”に対する心配りができていなかったといえる。

都市高速経由でもアルファベットが付かない「210」や「220」(や「230」)があったり(まあ、「0(ぜろ)」ではなく、意味的には「21O」(にじゅういちおー)「22O」的なところはありますが)、最近は、従来の「A」や「B」や「N」だけでなく都心向けには「T」が出てきたり…、アルファベット枝番を巡る状況は日々複雑化している。
万人の納得が得られる改善策というのもなかなか難しいとは思うのだが、そんな中でも、「利用者の頭の中」に思いを巡らせるという姿勢は忘れてはならないと思う。
(つづく)

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