先日返ってきた学力テストの結果を見ていて気付いたことは、社会の偏差値が結構高いと言うことです。中1・中2は理科・社会の授業時間は英数国と比較して短めです。ですから、多少理科・社会の結果が低くても仕方ないかな、と思っていました。ところが結果を見るとそのようなことは無く、社会の偏差値が高い生徒が結構いました。
都立高校入試においては、問いに対して「〇〇県」と答える出題はありません。図のように地図中から該当する都道府県を答えさせる形式なのです。これに対応するため、47都道府県および県庁所在地の小テストをこれでもかというほど頻繁に繰り返しています。
世界の国についても同様で、地図から国名を問う問題を数パターン用意していますし、首都名から国名を答えさせる問題も用意し、こちらも頻繁に繰り返しています。「パリってヨーロッパの国ですか?」と尋ねる生徒がいて授業を進めるのに苦労をした経験がありますし、何より場所も分からずただ言葉だけを覚える勉強法では地理だけでなく歴史も頭に入りにくいためです。
今年からタブレットを数台導入し、世界の国パズルを生徒たちに取り組ませたところ夢中になって取り組む生徒が何人も出ました。このブログにも書いたことがありますが、これをきっかけに世界の国名を覚えることが大好きになった生徒もいます。世界の歴史が覚えやすくなったと言ってくる生徒もいます。
ほんのちょっとしたことですが、生徒たちの興味を引くようにきっかけを与えることや、それらをバランスよく繰り返すことが大きな効果を生むことを実感しました。
先日、創研塾の生徒が友人・知人を紹介してくれた際のお礼を考えていた際、せっかくこのように世界や日本の地理に興味を持ち始めた生徒が増えてきたことから、よりその興味を伸ばしたいと思ってインターネットで検索し、「ほぼ日のアースボール」を見つけました。試しに1台購入し、昨日生徒たちに触らせたところ興味津々に取り組んでいる姿を見ることができました。そこで、創研塾の生徒が友人知人を紹介してくれた際にはこの「ほぼ日のアースボール」をプレゼントしようと考えています。生徒たちが日本のこと、世界のことにもっともっと興味を持ち、テストに向けてだけでなくアンテナを張ってくれるようになることを願っています。
紹介者だけでなく、新規にご入会いただいた方にもこのアースボールを差し上げたいと考えています。ご入会をご検討中の方はお早めにお問い合わせください。