今日も試験対策を行っています。生徒が持っていた美術の資料を見せてもらうと、トレーシングペーパーが入っているページがありました。レオナルドダヴィンチの最後の晩餐の写真にトレーシングペーパーがかかるようになっていて、生徒にこれは何のためのトレーシングペーパーが入っているのか尋ねると「補助線を引いて消失点を見つけるためです。」と教えてくれました。
最後の晩餐はもちろん知っていましたし、中心にいるキリストに向かって描かれている、というのも聞いたことがありました。しかし、このように補助線を引いて消失点を求める資料は初めて見たので驚きました。他のページを見せてもらうと、手塚治虫さんの「火の鳥」や名探偵コナン、ちびまる子ちゃんなどの漫画もあり、非常に興味深い内容になっていました。思わず冗談で「これ、くれない？」と聞いてしまうほどでした。
色々と興味が湧き、インターネットで検索してみるとこの絵画の劣化や修復について等続々と様々な情報が出てきました。壁画であることから日本で観ることは不可能でしょうから、一度ミラノへ行ってみたい気持ちになりました。