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生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

自分から宿題に手を…

2021-04-17 19:06:33 | 日記
昨日は数学を担当していました。先週バッチリわかっていた内容について宿題を出しました。ところが宿題を解こうとした際すっかり忘れてしまい、学校で友人に聞いても友人もわからなかったためできずに来た生徒がいました。(学校よりも先に進んだ内容に取り組んでいるため、学校の友人もわからなかったのだと思います。)
まずは先週取った板書ノートを確認させ、そしてたった一言二言伝えたところ「あっ!そうだった!」と思い出し、あとはスイスイ解いていました。これはその生徒に限ったことではないと思います。私たち大人も含め、その場でわかったことも繰り返し取り組まなければやはり忘れてしまうものです。また、その場で今一つわからなかったことであっても、繰り返し取り組んでいることで「そういうことだったのか!」と急に理解が進むこともよくあります。
授業の終了間際に、「今週はこのプリントを宿題に出そうと思っている。先週のこともあるから、念のためもう一枚全く同じプリントを用意してあるけれど、家でやってくるかい?」とその生徒に尋ねました。すると迷わず「やってきます!」と答えてくれました。教えている側としてうれしい瞬間でした。この生徒が、勉強をただやらされているのではなく、できるようになりたい、と思っていることがよく伝わってきたからです。
来週はきっともう忘れずに「これはできます。」と元気よく解き進められることとを思います。その姿を見るのが楽しみです。