中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

受験対策が始まりました。

2020-03-07 20:00:59 | 日記
昨日から新年度の授業を開始しており、今日は受験学年の授業が始まりました。新しいテキストを配り、家庭学習も可能な動画配信サービスについての説明をしました。その後、今年の入試について成功した生徒たちの事例をあげ、次は君たちの番であり、今後三年間自分が過ごす場所を選ぶことができること、そのためにはしっかりと高校や高校入試について知ること、さらに自分に正直に努力を積み重ねることの大切さを伝えました。一人ひとりに声をかけ、一年間頑張ることの約束をしました。もちろん、私自身新たな勝負の始まりを強く意識し、目の前の生徒たちと来年の春を笑って迎えられるよう決意をしました。

さて、先日来何度もここに書いている通り、創研塾では新型コロナウィルス対策についてできる限りのことを考えています。生徒たちもよく理解してくれているようで、教室の入口でアルコール入りのウェットティッシュで消毒し、マスクをつけて授業を受けてくれています。ご好意でウェットティッシュを寄付してくださるご家庭もありました。ありがたいことです。生徒たちの健康と安全を第一に考えつつ、彼らが個々の夢を実現するための手立てとしての勉強についてもしっかりと教えていく責任を感じています。

思い起こしてみれば、9年前の3月11日に起こった東日本大震災では、当日はもちろん大変でした。創研塾の会長は都内のよく知っている塾から依頼を受け出張で講義をして帰れなくなり、慌てて車で迎えに出た私もどうしようも無い渋滞に巻き込まれ4,5時間かけても数キロメートルしか進めず迎えに行くのを諦めました。私の子供たちを小学校や保育園に迎えに行って引き取っては来たものの、居場所が無いため中1の生徒たちにお願いして一緒のクラスに混ぜてもらい授業をしました。
その後も計画停電のため授業を変更したり、エアコンが効かず電気もつかない教室で停電が終わるのを待っていたこともありました。ガソリンスタンドに1時間近く並んで5リットルだけ給油したこともありました。
東北地方の方に比べれば大した困難で無かったかもしれませんが、それでも様々なケースを想定しながら乗り切ってきました。
今回の新型コロナウィルスも同じように様々なケースを想定し、あらかじめできることは全力で行い、冷静に対処して行けば必ず乗り切ることができると思っています。数か月後、数年後に「あの時は大変だったね。」と言えるように、講師一同生徒たちとともに頑張っていきたいと思います。