桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

急展開の4日目

2017年12月15日 17時39分31秒 | 活動報告

今日は材料調達の作業日、朝6時のモーニングチェックは90℃、9時に100℃と若干ス

ピードの速い増加だったがいつものカーブの範疇にあった。この状態で過日から伐採

している場所で枝落し、裁断作業をする。朝の内は寒い々と言いながらの作業だったが

暖機運転が済むと着重ねた服をはがしていく。午前の仕事を終え窯に戻り温度を計ると

240℃ととんでもない数字を示していた。通常ならもっと早めにその兆候を察知し処置で

きたがと悔やむが後戻りはできない。煙突に調節用の枝を2本載せ様子を見る事にする。

昼食を終え13時、温度は更に上り260℃、ここで再び枝木を2本追加押し煙突径の約80%

くらいに絞ってみる。これが急速冷却のような事になり1時間ほどで230℃まで落ちたので

暫く様子見とする。

一方、山では新たに3本のカシを伐採し各部位に分けた後、炭小屋まで搬送する。今回の

作業でカシは十分になりあとは雑木が少々必要の状態になった。

作業後の打合せで18日、炭木の準備、雑木の調達、23日は窯出し、24日に窯立てと店、

忘年会・・・最終は29日に門松飾り、忙しい日が続きそう。

話は再び炭焼き、16時に窯に戻り温度を計ると200℃で安定していた。3晩越しにはならな

いが明日には窯籠めをすることになりそう。

                ここらの田はイノシシの運動場になる

コメント
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