桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

寒波の中、炭焼き

2017年12月12日 17時47分06秒 | 活動報告

今年はラニーニャの発生が確認された発表があった。チリ沖の太平洋の海水温が低下し

逆にフィリピン周辺では温度上昇になる関係で日本では西高東低が強くなり厳冬になる

のだとか。その一環なのだろうか昨日から寒風と雪のセットで随分と気温が下がった。

今朝は今季初めての冠雪、と言っても路上が斑に白い程度だつた。日中になっても陽は

お出ましにならず温度は低いままだったから作業をしないで屋外に居ることは拷問の如

く。注文で一杯の木炭を窯から取り出す。外は寒いのに窯の中は未だ温かさが残ってお

り防寒対策万全の服装で入ると暑い。せっせと取り出し米袋に入るサイズに切って10Kg

商品に仕上げる。

昨今、木炭の利用者にあっても木炭を自分で使う長さに切ることをしない人が多くなって

いる。最初から使用し易いサイズに切っておくことで付加価値をつける、時代背景からす

ば当然の事かもしれない。総量301kgの収穫があり、これで注文を受けていたものは捌

けたと思ったら、積み残しが出る始末。

シーズン真っ盛りに在庫がないのでは洒落にもならない。続けて次の窯立てに入る。寒

い中、気を取り直して元気を出す。

かくして炭焼き第1日目の開始となる。

                  焼き上がった木炭

                     仕分け中

                     

                   炭木を立てて上に枝木を載せる

                16時30分頃に火入れ

 

コメント
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