桑並には少し変わった題記の学校がある。ここの校長先生は桑炭会の会長をしておられ
る初さん。昨晩の定例会の席で学校の由来を聞いてみた。
環境省は平成11年7月、メダカをレッドデータブックの2種に指定した。このニュー
スを聞き『メダカはこの近辺には未だいるはず』と直ぐ田に行き姿を確認後、保護活動
に取り掛かり『桑並メダカ学校』の構想が持ち上がり、計画を聞いた有志の人たちが駆
けつけ電光石火の開校となった。
メダカ学校の話題は反響を呼び、小中学校からの自然観察、それに絡めた桑並地域の
紹介、飼育のための譲渡など活動の裾野が広がっていったという。
今は手入れが行き届かなく休校状態だが、再開するつもりでいるとのことだった。
ここで初校長の薀蓄ひとつ
『メダカは稲と共に外国から日本に来たと言われている。稲とメダカの学名からもそれ
を見て取れる。メダカの学名はオリジアス・ラティペス、稲は・・・・』と覚えきれな
い言葉が並ぶ。
酔いが醒めて調べてみると『メダカの学名はイネのOryzaに由来し、Oryzias latipes は
「イネの周りにいるヒレの広い魚」という意味』