窯の底には煙道とつながる排水用の竹を埋めてあり、その上に土を入れ固めていく。底
になる所は平坦でなくてはならず、かつ入口の方がほんの少し低くなっていること。口
で言うのは簡単だが実際に作り込むのは難しい。
底が出来上がると窯の形に添って板で壁を作りその外側に土を盛り固めていく。この時、
使う土は同じような性質のものがいい。粘着性の高いもの、サラサラものが上下関係に
なると地層のようになり外気を息する小さな隙間になったりするからだ。
こうしたことに気を遣いながら進めているはずだが・・・・
窯壁つくり