宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

紅葉真っ盛り

2017-11-29 19:30:58 | 美術

《明清絵画展》を見たいという主人を車に乗せて静嘉堂文庫に行きました。途中道を間違えて大変な遠回りになり思いがけないドライブを楽しみました。
静嘉堂文庫に着くと周りは素晴らしい紅葉!!黄色や赤の背の高い木が周りを囲んでいます。

若冲・応挙・文晁らがみんな夢中になったという明清絵画。
沈南頻(しんなんぴん)の「老圃秋容図》↑は黒白の猫がカミキリムシを狙っている絵です。真剣な目つき、ぬき脚さし脚の動きが見て取れ、毛並もリアルに描かれています。
あと山水画が並んでいますがその大きさは長い畳一畳半ほどあり、墨絵で淡彩が施されていたりします。それらの画を文晁や探幽が模写しています。

絵画の他、書や工芸品もありました。
いわゆる文人たちが楽しんだ煎茶道具もありました。

小春日和の午後、会場を出たところで素晴らしい紅葉をゆっくり楽しみました。
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