宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

Grief Work

2019-05-03 08:47:49 | 日記

去年の今日は金婚式を子や孫に祝ってもらった日です。
あの時は一年後に主人が亡くなっていることなど誰が想像したでしょう。
蓮如上人の白骨の御文に《朝には紅顔有りて夕べには白骨となれる身・・》とありますが、なんと人生ははかないものでしょう。人間いつなんどき死が訪れるかわかりません。
だからこそ《今を精一杯生きる》ことしかないのでしょう。

grief work・・・悲しみを克服するには自身が行動を起こさなければならない・・として四国八十八か所巡りをされる方もいます。

私はそれは出来ないので、天気の良い日には出来るだけ外出したり、読書↑をしたり、茶の稽古を始めたりしています。
そしてこの連休には写経をしました。親鸞聖人の《正信念仏》を何日かかけて書き上げました。


また今日はお寺の法話を聞きに行きました。
初めての経験ですが、"おとき"としてお弁当のご接待があり、その後お経を唱和します。
それから2時間ほど途中休憩もありましたが法話を聞きました。参加者は30人ほどで高齢の方が多く90歳の方もおられました。
講師のご住職は声が大きく、世の中の出来事をもからませて分かりやすくユーモアたっぷりで、大笑いしながら聞きました。

こういうgreif workをしながら徐々に悲しみが癒えていくこと実感します。
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