宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

三種・五種・七種の菓子

2018-11-19 19:27:06 | 茶道
上のお点前になるとお菓子の数が増えていきます。
四ヶ伝は3種、行之行台子は5種、真之行台子は7種という具合です。
しかし我が家では、四ケ伝までは普通の稽古のお菓子を出し、行の行台子の特別稽古からはちゃんと決められたお菓子を用意することにしています。
それらの中には必ず水菓子(果物)が入ります。お客様は水菓子だけ頂くのはダメで、というのも折角心入れのお菓子を用意されたのであるからそれも頂くのが礼儀とされるのです。
昔はお菓子といっても木の実やふのやき、きのこ、子芋などシンプルであったようです。
現代は和菓子も大きく、縁高に入れると5種でも結構華やか、7種になるとびっくりするほどです。

お菓子は沢山出されるのにお濃茶は一服、薄茶はありません。

何故お菓子の数が上の点前になるにつれ増えるのか…今だに解決してない私の宿題。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 白子の味噌汁 | トップ | 唇の抹茶 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

茶道」カテゴリの最新記事