このところ美術鑑賞に遠のいていましたが「南薫造展」に出掛けました。
初めてその名を聞く画家です。大正から昭和にかけて活躍した画家とのことです。イギリスやフランスに留学して帰国後は印象派の画家として評価されました。
チラシの絵は油彩画「少女」、庭でお絵かきをしている女の子の絵ですが、明るい色彩で、いかにも気持ちの良い穏やかな日、少女の服装やかわいい靴からみると裕福な家庭の様子がうかがわれ、地面は点描で描かれ ちょっと見ではフランスの画家が描いたのかしら?と思われるものです。
初めは水彩画を好んで描いていましたが、油彩、版画、本の装丁等にも模索していきました。
「春フランス女性」↑はフランスで賞をとりました。
「ピアノの前の少女」↑のピアノは時代を映し、房の付いた丸い椅子は私の時代にもあり、懐かしく思いました。
また晩年に描かれた故郷「瀬戸内海」の絵は海の色が深く、そこに白い帆かけ船がうかんでいて、薫造がどういう思いで描いたかと思うと心に響くものがありました。
展示品は200点以上もあり、小さなスケッチブックの絵は印象的でした。また絵日記、絵旅日記も興味深かったです。
初めてその名を聞く画家です。大正から昭和にかけて活躍した画家とのことです。イギリスやフランスに留学して帰国後は印象派の画家として評価されました。
チラシの絵は油彩画「少女」、庭でお絵かきをしている女の子の絵ですが、明るい色彩で、いかにも気持ちの良い穏やかな日、少女の服装やかわいい靴からみると裕福な家庭の様子がうかがわれ、地面は点描で描かれ ちょっと見ではフランスの画家が描いたのかしら?と思われるものです。
初めは水彩画を好んで描いていましたが、油彩、版画、本の装丁等にも模索していきました。
「春フランス女性」↑はフランスで賞をとりました。
「ピアノの前の少女」↑のピアノは時代を映し、房の付いた丸い椅子は私の時代にもあり、懐かしく思いました。
また晩年に描かれた故郷「瀬戸内海」の絵は海の色が深く、そこに白い帆かけ船がうかんでいて、薫造がどういう思いで描いたかと思うと心に響くものがありました。
展示品は200点以上もあり、小さなスケッチブックの絵は印象的でした。また絵日記、絵旅日記も興味深かったです。
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