宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

朝倉彫塑館 @谷中

2024-03-17 16:27:38 | 美術

NHK日美で朝倉彫塑館を取り上げていましたので早速出かけました。

明治から昭和にかけての彫刻家”朝倉文夫”が、アトリエ兼住居としていた場所が会場になっています。
兄”渡辺長男”がすでに彫刻家になっていて その兄を頼って文夫も芸大で彫刻を学びました。

中に入ると天井が高く明るく広いアトリエに びっくりするほど大きな小村寿太郎の像が鎮座しています。大熊重信像や、松井須磨子像のほか女性像等が静かに配置されています。アトリエから廊下伝いに行くと中庭には大きな池があり鯉が泳いでいました。 この池、「仁」「義」「礼」「智」「信」の五典石が配置されているこだわりのある池です。
そして書斎や居住されていたお部屋がいくつも池を囲むようにあり、二階に上がるとまたそこにはいくつかの部屋があり、窓からは大きな池が見下せます。そして猫の彫刻がある部屋に。
屋上にも上がりました。そこではかつて菜園をされていたそうです。そしてここにも外を見ている男の後姿像やW博士の胸像がありました。


素晴らしい彫刻を数々見せていただき、昔の家を思い出す趣のある素敵な住居も拝見できました。
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