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雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

紅葉の涸沢と槍ヶ岳~南岳縦走…氷河公園経由で下山②-2

2024年06月12日 | 長野県の山


大喰岳(3101m)直下から、右手を伸ばす槍!(3180m)と、肩に乗っかる槍ヶ岳山荘(3080m)


2015/10/3~5日(土日月) 紅葉の涸沢と、槍ヶ岳~南岳縦走②-2


10月3日(土) 紅葉の涸沢往復(横尾でテント泊)
10月4日(日) 槍沢~槍ヶ岳登頂と大喰岳~中岳~南岳縦走(南岳小屋泊)
10月5日(月) 南岳~氷河公園(天狗池)経由で上高地へ下山


<2日目-②>横尾大橋(4:50)→槍沢ロッジ(6:15~55)→赤沢岩小屋(7:25)→槍沢大曲り(7:55)→
天狗原分岐(8:50)→殺生分岐(10:25)→槍ヶ岳山荘(11:05~30 昼休憩 )→槍ヶ岳山頂(11:55~12:05)→
槍ヶ岳山荘(12:20~30)→大喰岳(13:00)→中岳(13:40)→南岳(15:00)→南岳小屋(15:10~宿泊 )


槍ヶ岳(3180m)大喰岳(3101m)中岳(3084m)南岳(3033m)
3000m越え4座制覇!




槍ヶ岳に別れを告げて南岳に向かう道中で、何度槍ヶ岳を振り返った事か!小屋で撮った最初の振り返りの一枚!


 
小屋から出発!アップダウンは何度もあったけど、標高差が少ないので、低山登りより気楽かも?
眺望良好!穂高近辺の稜線でも歩いた様な、岩の登山道の先が大喰岳だった。


大喰岳(3101m)登頂!



大喰岳から槍ヶ岳



尖り頭の巨人槍! 山荘と槍ヶ岳の絵になるコンビはここで見納め!


 
大喰岳での一枚!                  足場は岩の登山道が続く


10月の3000m級の稜線は寒かった!フリースにカッパの重ね着で、暖かいフードも必須!



前方にガスが迫る!



若干下って、中岳へ登り返す!



大岩に架かる二つのハシゴを乗り越えると。。。



後ろは絶景!大喰岳の後ろで、槍が見送っていた!


中岳(3084m)登頂!



そして直ぐに中岳山頂!360度絶景だけど、何故か目が行くのはこの眺望(^^♪



ガスがやや薄くなって穂高連峰が顔を出す!稜線は南北に繋がっているけど、どれだけ遠いかが伺える!



ここから先はやや穏やかな稜線に見えた!残り1時間強の歩きが待っている!



後方に、中岳、大喰岳、槍ヶ岳、見る場所で形を変える槍が気になってしょうがない (^^♪



一番奥のピークが南岳!



むむむ・・・前方に大岩が!登山道はあるのか?



スリル満点の岩越えだった!



そしてゴロゴロ岩下り!



岩下りを終えて、最後の振り返り!ここからの槍が一番尖って見える!けど、小さくなったなぁ (^^ゞ


 
南岳山頂を捉える!                   山頂手前で「かき氷 」イチゴ味かな (^^♪


本日の最終目的地、南岳(3033m)登頂!



槍は大きく見えたけど、後ろはガスって来たので、ようやく諦めて大天井岳方面を撮る!



けどやっぱり撮っていた (^^ゞ・・・南岳からの槍ヶ岳!ガスも出て日差しもない!


本日のお宿が見えたので足が弾む!



南岳小屋は山頂直下!お宿を見つけて一気に駆け降りる!・・・5分で到着した。


  
この先は大キレットで、北穂高へと続く。正面左、ガスに巻かれているが北穂高岳がドンと見えていた。
標高3000mのこの場所は開けていて、小屋の横にキャンプ指定地もあった。(5張り確認)



15時過ぎには到着できて、余裕で寛ぐ!


 
南岳小屋のギャラリー( 私としては絵心が騒ぐ!いつか、こんな絵を描くぞ!)


食後は夕日鑑賞!


 
(16:57)眼下は雲海で埋まり西の空が薄っすらオレンジ色になってきた。そして夕食後・・・



雲海に沈む美しい夕日!( 17:29~39まで10分間 )最後の一粒まで見入っていた (^^♪
これ画像なのに、今見たらメッチャ眩しいんだけど( サングラス何処?)カメラの腕上がったかな (*^_^*)



小屋からの北穂高岳、ちょっぴり焼けた!


本日の歩行距離( 約15km )、歩行時間( 約10時間20分 休憩含む )
 


紅葉の涸沢と、槍ヶ岳~南岳縦走③へ



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紅葉の涸沢と槍ヶ岳~南岳縦走…氷河公園経由で下山②-1

2024年06月11日 | 長野県の山


槍ヶ岳山頂より眼下、南岳への稜線と槍ヶ岳山荘


2015/10/3~5日(土日月) 紅葉の涸沢と、槍ヶ岳~南岳縦走②-1


10月3日(土) 紅葉の涸沢往復(横尾でテント泊)
<10月4日(日) 槍沢~槍ヶ岳登頂と大喰岳~中岳~南岳縦走(南岳小屋泊)
10月5日(月) 南岳~氷河公園(天狗池)経由で上高地へ下山


<2日目-①>横尾大橋(4:50)→槍沢ロッジ(6:15~55)→赤沢岩小屋(7:25)→槍沢大曲り(7:55)→
天狗原分岐(8:50)→殺生分岐(10:25)→槍ヶ岳山荘(11:05~30 昼休憩 )→槍ヶ岳山頂(11:55~12:05)→
槍ヶ岳山荘(12:20~30)→大喰岳(13:00)→中岳(13:40)→南岳(15:00)→南岳山荘(15:10~宿泊 )


槍ヶ岳(3180m)大喰岳(3101m)中岳(3084m)南岳(3033m)
3000m越え4座制覇!



夜明け前の薄暗い中、横尾山荘のテン場をヘッデンで出発した!…間もなくライトなしで歩ける明るさに!
梓川沿いの道中で、雲の切れ間からの日差しで前方の山が黄金色に輝いたが、朝の天気は薄曇りだった。


 
一の俣谷、二の俣谷の支流を越えて、槍沢沿いで6時頃に黄金の山が現れる!


槍沢ロッヂで朝ご飯休憩!


 
槍沢ロッヂの外テーブルをお借りして、朝ご飯を兼ねた大休憩で鋭気を養う(^^ゞ(ここにはヘリポートもあった)
槍沢ロッヂ(ジではなくヂだった)には、横尾から4km、槍ヶ岳まで5.9kmとの案内あり!


テント泊もできるババ平!


 
槍沢ロッヂから900m先に、赤沢岩小屋(岩に扉?どこでもドア?)と、ババ平テン場がある。


ババ平を過ぎて、標高2000m辺りから急激に紅葉が鮮やかさを増し、やや日差しも射して来た!
天狗原分岐辺りまでは標高差も少なく、紅葉を愛でながら歩く事ができたが、昨日の涸沢には+華やかさがあった気がする(^^ゞ


 
日差しが届かないので画像では暗いが、紅葉はピークを迎えていた。



次第に梓川の源流に近付いて行く。。。



前方、山の方はガスっていた。



天狗原分岐…明日は天狗池経由でここに下りてくる予定だ!



紅葉ロードのルンルン歩き。。。青空も増えてきた!


 
ここを登り切って1分後!・・・・・穂先が見えた



槍ヶ岳山荘の赤い屋根も見えてきた!



後方眼下に殺生ヒュッテの赤い屋根と、ヒュッテの頭上にヒュッテ大槍! 


 
槍ヶ岳山荘


山荘にザックをデポして、いざっ!


11時頃の到着だったので、昨日の宿泊者は既に下山、今日の宿泊者は未到着のようで、意外と静かだった。
我々グループ4人中1人は小屋で待機するとの事で、3人で登り始めて、山頂5~6分と下りもほぼ貸切だった(^^♪



ここに辿り着くまで長い行程だったが、ここからが槍ヶ岳登山!と言う感じだ (^^ゞ カメラを片付けて準備OK!


ついに!3180mの頂に立つ!


数年前に槍ヶ岳目的として小屋一泊で来たが、宿泊手続き中に靴の盗難と言うトラブルに巻き込まれ登頂できなかった!
翌朝、早起きして登頂をしたのだが、山頂はガスの中で眺望は全く見えなかった(+o+)

その時の悔しい思いもあり、やっと!ついにリベンジ出来た(^^)v・・・と喜んでいる私だったが、あらら~?
Kさん、Nさん、最早そそくさと下山を開始していた!(槍ヶ岳は何度も登っていて、山頂ご来光も拝んだ超ベテランのお二人)
皆さんが最初のハシゴを下りている間に、山頂眺望を急いでパシャパシャっと(私の得意技)で数枚撮った(^^♪
そしてそして、名残惜しくも後ろを着いて行き、登りよりも下りが危険と、Kさんの足場アドバイスを聞きながら下りた。



槍ヶ岳山頂祠・・・Nさんに証拠写真を撮って頂く!



最初に確認したのは、本日の第二目的地である南岳方面!穂高連峰は雲の中だった。



槍ヶ岳山頂より東鎌尾根方面、燕岳や大天井岳も一望できた!



西鎌尾根方面・・・黒部五郎、三俣蓮華岳、鷲羽岳 etc



上から見ると巨大な山荘だ!奥は折戸岳、笠ヶ岳方面



一応、山頂にあった二等三角点!地面に埋設、風化したのか撫でられ過ぎなのか?すり減っていた(^^ゞ


下山道が見えない急下り!



小屋との標高差100m


 
垂直降下のジェットコースター気分!・・・楽しんでいる余裕はあったんだけど(^^♪ やはり緊張して下りた。


感動の尾を引きつつ、南岳に出発する!



槍ヶ岳を出発してから望遠で撮ってみた!垂直壁に張り付く人々と山頂に立つ人・・・



紅葉の涸沢と、槍ヶ岳~南岳縦走②-2へ


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紅葉の涸沢と槍ヶ岳~南岳縦走…氷河公園経由で下山①

2024年06月09日 | 長野県の山


涸沢の紅葉とテント群!


2015/10/3~5日(土日月) 紅葉の涸沢と槍ヶ岳~南岳縦走①


<10月3日(土) 紅葉の涸沢往復(横尾でテント泊)
10月4日(日) 槍沢~槍ヶ岳登頂と大喰岳~中岳~南岳縦走(南岳小屋泊)
10月5日(月) 南岳~氷河公園(天狗池)経由で上高地へ下山


<1日目> 金沢(4:00)→福光IC(4:30)→飛騨清美IC(5:10)→あかんだなP(6:00)→バス発(6:20)→
上高地バスターミナル(6:55)→登山口(7:05)→明神(7:50)→徳沢(8:35)→横尾(9:30~10:00)
涸沢ヒュッテ(12:30~13:40)→横尾テン場(15:45~)テント泊



3日間のGPS軌跡


涸沢の紅葉は当たり年!


天気が良いとジッとしていられないメンバーKさんの提案で、槍が岳~南岳への稜線漫歩が決まった!
上高地からのこの山域、秋に人気の涸沢の紅葉は見逃せない!初日は横尾でテント泊、2日目は南岳小屋泊の計画である。

早朝から賑わいを見せる河童橋を過ぎて、横尾までは長い長い道のりだったが、青空と梓川の流れと秋風が心地よく
上高地、明神、徳沢・・・左手に、間近に見える見覚えのある山々に目が行き、横尾では人の多さに、先に目が行く!


 
上高地バスターミナルから焼岳                  河童橋から穂高


 
明神から明神岳                    徳沢から穂高の稜線


 
横尾山荘前                       横尾のテン場でテント設営!


テント設営後に横尾大橋から出発!



横尾大橋…正面に屏風の頭、左肩に北穂高岳



横尾大橋の河原で休憩する人達・・・



横尾谷を振り返る!



紅葉ロードを歩く①














涸沢ヒュッテ展望テラスにお邪魔する!



展望テラスより涸沢岳・北岳


 
テラスは人でいっぱい!                 眼下はテントでいっぱい!


涸沢小屋まで周回して横尾に戻る!


  
横尾山荘に戻ってきた!静か~( ^^ゞ             今日のお宿に辿り着いた!


本日歩いた距離( 約22km )歩いた時間( 約8時間40分!休憩含む )


紅葉の涸沢と槍ヶ岳~南岳縦走②-1へ



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レンゲショウマに会いに鼻曲山へ②

2024年06月07日 | 北陸&長野県以外の山


四阿山から根子岳に至る登山道より、根子岳を撮る!

2019/810~11(土日)レンゲショウマに会いに鼻曲山へ②
 2日目は浅間山予定を「四阿山~根子岳縦走」に変更!

<2日目>浅間山荘(5:15)→菅平牧場登山口(6:20~40)→根子岳分岐(9:55)→四阿山(10:20~30)→
分岐(10:45~55)→根子岳(12:30~13:15 昼食)→菅平牧場登山口(14:30~15:00)→
ゆっ蔵んど(
15:40~16: 35 入浴&反省会・解散)→須坂長野東IC(17:00~途中SA夕食)~金沢森本IC(20:10)



現在地~小四阿~四阿山~根子岳~現在地への周回・・・現地看板より



実際に歩いたGPS軌跡


良く食べ良く寝て、今日も好スタート!


本日予定していた浅間山(噴火により)直前に四阿山・根子岳へ変更となり、私を含めて3名は既に登っている山域だったので
申し訳ないと思いつつ、まぁ季節が変われば山の雰囲気も変わるから!と言ってみたけど、イマイチ反応は薄かった (^^ゞ
長野方面に来ると、あの大きな山容の浅間山(ワンポイント噴火の姿)は目立つから、登ってみたかったのは同じである。


菅原牧場から、まずは四阿山へ


 
観光バスも来るので駐車場は広大!一番奥に登山への案内発見!              立派なトイレあり



牧場の牛さんに挨拶!行って来ま~す (^^♪



渓流沿いあり!



ブナと白樺とクマ笹の登山道


尾根に出ると一気に眺望が開けた!



岩ゴロゴロだけど、まぁまぁ歩きやすい。。。


 
ホタルブクロ                    見晴らし最高!鳥の気分(^^♪

花は他にも、マツムシソウ、ヤナギラン、ジャコウソウ、ワレモコウ、アザミ、

クガイソウ、シャジン…など、夏から初秋の花が見られた。



雲上にズラッと並んでいるのは、堂々と横並びの北アルプス群!・・・穂高、槍、唐松~白馬三山・・・
中央やや左、尖がっているのは槍ヶ岳に間違いなし!小槍も見えた (^^♪



左手に根子岳!



根子岳と四阿山の分岐!結構広い!

標識が倒れていたが、ここから四阿山まで(0.7km)根子岳まで(1.8km)と書かれていた。
四阿山 山頂を踏んで、一旦ここに戻る事になるので、700mならばと、ザックをこの広場にデポして行く。



山頂が視界に入る!途中、階段で整備されていた。


四阿山の最高峰(2354m)に到着!



祠に昨日の無事お礼と、今日の帰宅までの無事を祈る (^人^)・・・山家神社の奥社のようです。



祠から2分ほど先まで歩くと、またまた山頂祠が!( 屋根しか見えないけど )
こっちは岩ゴツゴツ!足場悪く狭くて人も多くて、居場所が無かった (^^ゞ


山頂からも根子岳見えた!そして下山開始!


 
山頂からの根子岳、後ろの浅間山は雲の中!               下山方向ガスって来た!


分岐でザックを拾って小休憩後、根子岳を目指す!

 
 
一旦、標高300m強の下り!そして、鞍部近くで根子岳を捉える!


そうだ!ここだった!前回も感動した場所。。。



この眺望!天然の緑色、笹のじゅうたん・・・海外の山の雰囲気!あっ笹は日本固有かも知れない(^^ゞ
三角の尖がりコブを三つ確認、最後のコブが山頂だ!昔だけど、ルンルンで歩いたのを思い出す。



第一のコブ元気に通過!



第二のコブを目指す!



第二のコブでちょっと休憩!近いようでけっこう遠い (^^ゞ


 
あらっ!男性陣は元気余ってますね!・・・女性陣は岩に抱かれるように咲いていた、崖っぷちの可憐な花に見惚れてます!


本日2座目!根子岳に到着!


 
根子岳山頂                        根子岳神社


「 花の百名山 根子岳 」の表示と、根子岳神社と書いたお賽銭箱もあった。
高山植物 夏の花が沢山咲いていた!何種類もの花を見ながらこの尾根を登って来た!



大きな岩がゴロゴロ、どれがお尻に合うかな? 山頂はとっても広い!・・・ここで昼休憩!


下山は覚悟の急下り!


下山はかなり歩き辛く、 眺望もなく、何と言っても足幅以上の段差があって、登りも下りも避けたい登山道!

(足が長い人は良いかも?)まだかまだかと淡々と下ってきて、明るく開けた場所に出て一安心だった!


 
まだだけど到着気分のバンザイ!            楽々優雅に、15分ほどの下りで菅原牧場へ


ここからは平坦、もう街が近くに見えて、道幅も広くなって、ここでタイム記録の為にシャッターを切ろうとしたら
ホッとしてテンション上がったのか?皆さん一斉に\(^o^)/バンザイしてくれた (^^ゞ 


 
牧場に着いたら団体さんがやって来た!                  牧場事務所


牧場事務所の1階は売店になっていて、山バッジなどのお土産も売っていた。
そして、何と言ってもソフトクリームと新鮮な牛乳が上手い!下山後の体に染みる~生き返った (^^ゞ

 帰りに須坂市の温泉「 ゆっ蔵んど  」・・・(野菜や果物、特産品のお土産も買える)に立ち寄り入浴で汗を流す。
お風呂上りにゆっくりできる大広間もあったので、風呂上がりに集合して、2日間の反省会を行った。
そして、夕方は混むので、高速で後ろや前の車を気遣って走ると危ないこともあるかと思い、この場所で解散とした。



ちなみに四阿山では浅間山を見る事ができなかったが、随分離れてから、夕暮れ少し前に確認できた。
画像では見えにくいが、噴火はかなり落ち着いているように見え、今までと変わらない様子の浅間山だった。



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レンゲショウマに会いに鼻曲山へ①

2024年06月06日 | 北陸&長野県以外の山


森の妖精「レンゲショウマ」

2019/810~11(土日)レンゲショウマに会いに鼻曲山(1654m)へ
 2日目は浅間山予定を「四阿山~根子岳縦走」に変更!
                                      

<1日目>金沢森本IC(4:15)→長野須坂東IC(7:00)→二度上峠登山口(8:55~9:10)→氷妻山(10:05)→
レンゲショウマ群生地~小天狗(11:30~12:05 昼食)→大天狗(12:10)→小天狗(12:15)→
二度上峠登山口(14:10~30)→白糸の滝(15:00~35)→ツルヤ御代田店にて買出し~浅間山荘(17:00 泊)



鼻曲
GPS軌跡(二度上峠よりピストン)


浅間山が突然噴火!


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鼻曲山は、群馬県高崎市、吾妻郡長野原町および長野県北佐久郡軽井沢町との境界にある山である。

信州百名山とぐんま百名山に選ばれている。・・・・・<ウィキペディアより>
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 鼻曲山と言えばレンゲショウマ、私が金沢HCのリーダーとして計画した最後の山行である。(クラブを退会予定)
と言うのも、転勤族の定め?長らく住まわせて頂いた金沢を離れて、福井県に引っ越しが決まっていた。

以前から会いたかった鼻曲山のレンゲショウマだったが、群馬県はかなりの遠出であり、2日目は浅間山に登る計画とした。
宿泊場所も予約し、2日間の行程や最新の情報収集、下調べも入念に行ったのであるが、何と何と何と

登山予定日の3日前!8/7日夜、浅間山が突然噴火し、警戒レベル3(入山制限)が敷かれ、当分は登山禁止となった!

噴火の周辺情報を調べたり、現地で宿泊予定だった浅間山荘に問い合わせをするなど、慌ただしい日々だった。

サブリーダーと連絡を取り合い、帰路の通り道に位置する「四阿山~根子岳縦走」に変更して計画書を提出したのだが
目的の浅間山に行けないなら…キャンセルも考慮し、参加者8名の個人山行に切り替えた!(後に例会としてGOサインが出た)


鼻曲山は影響がなかったので、予定通り出発!


今回は8名参加で車は2台!金沢からほぼ5時間走って、目的の二度上峠登山口に着いた!
途中で朝ご飯休憩やトイレ休憩は取ったが、高速2時間45分を含めて、長い長い道のりだった!
運転を快く引き受けて下さった2名の男性に、今更ながら「運転ありがとうございます」と言いたい m(__)m


 
(5:18)正面から眩しい太陽が!           登山口にトイレは無く、別の簡易トイレを利用


 高速を降りてから登山口まで約2時間走ったので、二度上登山口までの道中でトイレを探したが無かったのである。
登山口から1Km程先に簡易トイレがあり(事前調査済)U ターンして登山口に戻った!(トイレがある広場は第2駐車場でもある)



レンゲショウマの見頃に会えるのか?


  
登山口Pは駐車数台のみ!路肩に20台程止められる。              駐車場から直ぐの登山口



クマザサ林あり!


 
鼻曲山こっちの案内…朽ち果てて読めなかった。    山頂見えた!遠くから見たら大仏様の鼻?らしい。


森の妖精「レンゲショウマ」の群生!きた~!



画像では見えにくいが、この辺り一面、広大なレンゲショウマ畑・・7~8割は蕾だった!



山頂手前の群生①










 
黄色のオダマキ                      ミネウスユキソウ


 
鼻曲山(1654m)小天狗に到着!・・・あれっ!三角点はイスじゃないってば (^^ゞ おじ?・・お兄さんだった。


ここで昼休憩をして、少し先の大天狗まで足を伸ばしてみたが、狭くて眺望もイマイチだったので、直ぐにUターン!
再び小天狗を踏み下山開始!目が行くのはレンゲショウマ、花好き8名は目が離せず、座り込んでカメラを向ける (^^♪
が、しか~し、小さい花が四方八方に広がって咲いているので、アップで狙っても何処にピントを合わせるかが難しく
なかなか「これ!」と言うベストショットが撮れなかった (^^ゞ・・・こういう時は三脚と一眼レフかなぁ?


白糸の滝経由で、本日の宿泊地へ


30分ほど走って、宿泊地へのほぼ通り道(若干入る)にある白糸の滝に寄り道観光をした。(私は何十年振りとなる)
計画書には書かなかったが、本日の下山タイムと通り道である事、皆さんの意見を考慮して判断!遠出の事前調査は大事(^^♪



メインの滝はもっと奥なんだけど、右手にはもう白糸の滝が!そして前後を歩く人の波が!流石に観光地!
最初のビックリは人の多さ、二番目は土産店の多さ、三番目が滝の美しさ・・・もうここでも十分綺麗!


 
現地にいた わんこモデル                白糸の滝「看板」前は写真の順番待ちで行列!


賑やかな観光地より、やっぱり山が好き (^^♪



浅間山荘は長野県小諸市甲にあり、道中の車中から見えた浅間山登山口!火山館コース入口4km先!
そして、天狗温泉浅間山荘も同じ方向の4km先との案内である。
あ~思い出した!浅間山荘からの登山口を計画していたから、帰りに二度目の温泉に入れるかも?と思っていた事!


本日の宿泊地!浅間山荘に着いた!



浅間山荘ロフト付コテージ一棟貸切(15畳+ロフト11畳+キッチン+冷蔵庫+電子レンジ+トイレ付)
2019年(今年)新築したばかりの綺麗なコテージで、1階の15畳に男性3名、ロフトに女性5名の内訳とした。
電源も自由に使えたので、スマホやカメラの充電には大いに助かった。



コテージから直ぐの天狗温泉 浅間山荘で入浴!(予約で貸しバスタオル&タオル付 500円)



明日もあるけど、今日はお疲れさま(^^♪ かんぱ~い


通り道、地元のスーパーで、野菜やお惣菜&ビール等を買い出しして、皆で同じ食卓を囲んだ!
キッチンで簡単な調理(切ったり炒めたり)ができて、持参した冷凍ブリのタタキ(石川名物)も好評だった!




 2日目「四阿山~根子岳縦走」へ!




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晩秋の越前甲~大日山 周回コースを歩く

2024年06月04日 | 石川県の山


大日山より白山方面の眺望!


2015/11/12(木) 晩秋の越前甲(1320m)~大日山(1368m)周回コースを歩く
                                  新保町 木地小屋口よりR416経由で周回


金沢(5:50)→松任(6:10~25)→木地小屋登山口P(7:35~45)→登山口(8:10)→大日峠(9:20)→
越前甲(10:15~30)→大日山(11:55~12:40)→カタクリ小屋(13:20~25)→熊の平(14:10)
→木地小屋口(14:45~50)→松任(15:55~16:00)→金沢(16:25)


急登あり渡渉ありの周回コース



木地小屋登山口からR416を歩き、大日峠への登山口から右回り(時計回りで)周回したGPS軌跡


花も実になる晩秋の山歩き。。。


4日前の8日(日)にクラブで予定していたコースだったが雨天中止となり、晴れ予報の本日7名で歩いてきた。

この山域には縁があり、カタクリが咲く頃に「真砂から大日小屋と大日山経由で鈴ヶ岳までピストン」をしたのが初登頂であり
次に残雪時期に「横倉から越前甲」に登り、残雪の白山の大きな姿に感動したのが、雪山にハマったきっかけでもある。

その後は、残雪時期や厳冬期に登ることが多くなり、「横倉から越前甲経由で大日山」までピストンをした時は
カンジキ・アイゼン・ピッケル…と、雪山装備がフル活躍!新雪を掻き分け細尾根によじ登るなど緊張の場面もあった。

「小松から出作り小屋経由のコース」も歩いているが、今回の木地小屋口からの周回は初めてのコースであり
紅葉時期と言うのも初めて、紅葉も既に終わり晩秋(山は初冬)だったが(^^ゞ…秋晴れ無風で天候には恵まれた一日だった。


木地小屋登山口Pから国道416を歩く。。。



木地小屋登山口P(4台程可)


 
工事中、車通行止めを越えて(^^ゞ             25分程歩いてR416沿いの登山口


最初は鉄塔のある尾根を歩く!



直ぐに眺望が開けてきた!



歩いてきた尾根を振り返る!(北電さんのお陰?)草も刈ってあって歩き易かった。



ブナ林のサクサク落ち葉道。。。



甲山登山道こっちの案内

最初は鉄塔の尾根歩きになり鉄塔下を4回ほど、最初の鉄塔からも越前甲から大日山への稜線が綺麗に見えていた。
大日峠では、登ってきた方向も違うがやはり残雪時期の雰囲気とは全く違い、木々に隠れていつもの眺望はない。


 
ヤブ漕ぎもあった。


越前甲に到着!



越前甲山頂


 
越前甲山(1319.6m)…足元に小さい山頂看板と白山の眺望!


大日峠からの登りの急登は皆が覚悟していたが、やはり虎ロープの急登だった!・・・皆さん黙々と登り、
冬はポイントとなる1170m尾根が何処だったのか分からない間に、越前甲山頂に着いた!

冠雪の白山は…残念ながら週末は暖かかったようで、白山麓でも雨だったのか、先日降った白山の雪はすっかり解けていたが
間近に見える雄大な白山、スキージャム勝山の法恩寺山や経ヶ岳、荒島岳、部子山、銀杏峰、能郷白山…の山々は確認できた。

山頂には三角点があり、近くの標識に越前甲から大日山までは80分小さく書かれていた。


次は大日山を目指す!


ロング尾根をアップダウンしながら歩き、天然ナメコ・クリタケ・ヒラタケを見つけて時々立ち止まる、キノコ収穫班(^^ゞ
大日山には何とか昼前に到着!大日山展望台では白山を目の前にして昼休憩、皆で至福のひと時を過ごした。



途中で見えた眼下の街(福井県の大野・勝山か?)



左手には、大日小屋への尾根と稜線が見えてきた。



やや小高い場所(岩場)をよじ登ると、眼下の山は初冬の雰囲気だった。



大日小屋も見晴らし良さげ!この山域には避難小屋が多くて有難い
(安心する)


大日山に到着して、ここで昼休憩!



貸切か?と思ったら、ほぼ同着で突然!単独おじいさん登場(^^ゞ

コースは違うが、ほぼ同着だったおじいちゃん、80歳だと言っていたが若く見えて元気いっぱい、登山歴などの話を聞くと
登山は70歳から始めたと言うが、若者でも真似できないほどの行動力と、その行動範囲の広さにも驚きであり
年々足が丈夫になっていると笑顔で前向きに話す姿に、我々メンバー全員が、逆に元気を頂いたのであった。 



大日山からの白山眺望!



白山・別山アップで撮る!


大日山から、サクサク落ち葉道を下山開始!


 
カタクリ小屋経由で木地小屋登山口へ


カタクリ小屋からの最初の標高150m程の下り、極太ロープが張ってあったので助かったが、なかなか急である。
大量に重なる落ち葉(秋は特に)の下に隠れる、木の根っこや木の階段などが見えない事もあったが
一番下に隠れる落ち葉は2~3日続いた雨でまだ濡れており、靴のかかとがツルっと滑ること数回、尻もち2回(@_@。


急下りが終ると余裕の歩き.。。


 
青空と「ヤドリギ」                  ムラサキシキブ


 
赤い実は何だろう?…晩秋の草花、木の花も既に実になっていた。


登山道が少し緩やかになると足元から目を離し、周りの木々を眺める余裕も出てくる(^^ゞ
細目のブナ林が多かったが 、紅葉のピーク時は黄色に染まり美しかったに違いないと思える下山道である。
ブナ林の細尾根が続くあたり、小松から鈴ヶ岳経由で登った時の、あの尾根の雰囲気にちょっと似ていた。

「熊の平」と書かれていた木のベンチが置かれた場所では、既に標高735m位まで下りて来ていたので
 木地小屋口(615m位)まで30分程は標高差もほとんどなく、澄んだ水の大日川支流沿いを歩く明るい登山道である。


いよいよ、渡渉4回のワクワクコース!



大日川の支流を渡渉(1回目)



(2回目)



(3回目)



最後(4回目)


 ロープは渡してあるが、大日川の支流を渡渉する事4回!若干靴が水に浸かるが靴中が濡れるほどではなかった。
苔生した丸い石もあるので注意は必要!秋口は良いが、春先の増水時や雨の日は要注意かも知れない。
今回は天気も良く、どちらかと言うと変化があり楽しい渡渉で、逆にワクワクと言うメンバーばかりであった(^^♪


 
最後の渡渉から15分程で、木地小屋登山口に着地!


生活排水の流れのないこの奥深い山域は、イワナ釣りのメッカでもあるようで、R416沿いに一軒の養殖場があった。

ちなみに往路は松任からR416を走り新保まで至ったが、国道とは名ばかりで擦れ違い不能の林道のような箇所や峠越えである。
帰路はR416、牛ヶ首峠から左手の県道に入り、距離、時間共に余り差はないが、こちらの方が走りやすい道路であった。



 

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富山の百山 負釣山(おいつるやま 959.3m)

2024年06月03日 | 富山県の山


負釣山から北アルプスの眺望!


2017/6/11(日) 富山の百山 負釣山(959.3m)


金沢(6:20)→金沢東IC(6:35)→入善スマートIC(7:40)→負釣山登山口P(8:05~25)→登山口(8:30)
→4合目三角点(9:15)→7合目(9:55)→負釣山北峰(10:20~30)→ 負釣山南峰(10:45~11:30)→
負釣山北峰(11:45~12:00)→7合目(12:15)→4合目三角点(12:40)→登山口(13:20)→ 
負釣山登山口P(13:25~40)→バーデン明日(14:00~15:00)入善スマートIC(15:15)→金沢東IC(16:45)



負釣山 南峰まで往復GPS軌跡


低山だけど変化があり侮れない山!


富山に住んでいた頃、一度は登ってみたいと思っていたが縁がなかったのが「負釣山」
富山の方は「おいつるしやま」と呼んでいたが、富山の百山によると近年は「おいつるやま」と呼ぶようである。

負釣山は金沢からはちょっと遠出となるが、朝日町と入善町の境界にあり、入善町の最高峰だとか。
1000mに満たない山だが急登もあり、ロープの張られた細尾根もあったりと、なかなか変化に富んでいた!
1号目・2合目・3合目…案内の標柱も親切で、4合目付近に三角点、7合目は眺望良し!山頂には三角点と方位盤あり!

登山口からは1時間50分で山頂に到着したので、それほど体力の消耗はなく、天気が良ければ山頂眺望も満足である。
この日は、まだ雪の残る北アルプス、朝日岳、毛勝山、白馬岳、鑓ヶ岳まで望むことができた。


 
駐車場横が最初の入口で、右にカーブして登って行くと、右手側に駐車場が見える。



4~5分で登山道入口、左手に入る。 駐車場にあった看板によると、
ここから山頂(北峰)までの距離 2.6km、所要時間登り2時間、下り1.5時間と書かれていた。
そして、広大な黒部川扇状地と、北アルプス群が一望できる・・・とのこと!楽しみ♪



杉林の後、3合目から5合目付近迄は気持ちの良いブナ林で、優雅な歩き。


 
6号目から7合目までは、虎ロープありの急登もあった!


 
(左画像)7合目のベンチ!ここから富山平野と富山湾も見えていた。



7合目からの眺望!


 
9合目付近、虎ロープの急登4ヵ所ほど頑張れば、その後は穏やかな道、10分ほどで山頂!


 
晴天の日曜だったので登山人いっぱい!まぁるい方位盤があったけど、誰かのザックが乗っていて見なかった(^^ゞ



山頂眺望!看板に書いてあった北アルプス群!



頭が半分見えている、早月尾根の感じあるから、
あれが剱岳?


写真だけ撮って南峰に向かう。。。

山頂に着いたのは10時20分頃、写真を撮ってしばし休憩後、南峰(標高 978m・15分ほど先)まで足を延ばすことに!
大勢の人で賑わっていた山頂(北峰 959m)とは違い、我々貸し切りとなった南峰でのんびり昼休憩とした。
眺望としては北峰の方だが、南峰に向かう途中で展望の良い個所もあり、日陰があったので暑い日の昼休憩には南峰も良い(^^ゞ


 
南峰(978m)                     暑かったので嬉しい日陰(^^♪



黒部川は分からなかったけど、富山平野と富山湾は綺麗に見えていた。



朝日岳・白馬岳方面の山々・・・



カタクリはもう終わっていたけど、ギフチョウが来てくれた!


再び山頂(北峰)へ


 
北峰は人気!                    三角点あったけど「三角…てん」の文字が読めない(^^ゞ


 
帰路に立ち寄った温泉(バーデン明日)            温泉から見えていた負釣山


急登の下りは慎重に下りてきた。


急登を登ったと言う事は、当然急下りが待っている訳であるが、登りと下りでは雰囲気が180度違う!
上から覗くと、え~~っこんなところを登ってきたっけ???・・・と何度も言いながら、崖っぷちを下りるような下りである!
一度、杭の出っ張りに足を引っかけ、3点支持をしていなかったらヤバかったので、頭からこけないように慎重に下りた。

花は、イワウチワやカタクリなども咲くようだったが、春の花には遅く夏の花には早く…と言う季節である!
今回は美味しい空気を吸って、念願の負釣山制覇!変化のある登山道を楽しんで来た(^^ゞ…と言うところかな♪

金沢からは黒部ICで下りる予定であったが、ナビにお任せしていたら入善スマートICまで行ってしまった(^^ゞ
どちらで下りても大差はないが、目印の建物として「バーデン明日(あけび)」にナビをセットすれば間違いない!

バーデン明日は、知らない者にとっては何ぞや??勝手な想像で、もしや怪しいホテルでは??何て思ってごめんなさい!
バーデン明日は温泉宿泊施設で、源泉かけ流しの元湯、内風呂と広い庭園露天風呂もあって520円なり!
通り道にこんなに良い温泉があるとは知らず、下山後は直行!すぐに汗が流せて疲れも取れてラッキーだった(^^♪
そして何と言ってもバーデン明日の前から、今回登った負釣山の山容が見えるので、ここで一旦足を止めるのが良い。


 

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夜叉ヶ池 山開き登山に参加してきた。

2024年06月02日 | 福井県の山


夜叉ヶ池…夜叉ヶ池山方面へ少し登った箇所から見下ろして撮影!


2024/6/1(土) 夜叉ヶ池 山開き登山!


山開き神事(8:00~8:30)→登山口(8:45)→夜叉ヶ池(11:05~12:45)→登山口(14:40)



YAMAP地図・・・参考までに


山開きの登山者は22名!


YAMAP使用2回目・・・となるはずだったけど、何と!何と!登山口にスマホの電波が来ていない(^^ゞ
まだYAMAP使い慣れないので想定外、こんな時はどうしたら良いのか?取りあえずGPS軌跡は諦めて出発した!



神事の後、登山口に一礼して出発!


事前に調べた標準タイムは、登り2時間30分、下り1時間55分だった。(結果、登り2時間20分、下り1時間55分)
我々は9名グループで参加!南条山の会メンバー8名+5年振りに歩く1名(つまり私)である。
先日、鉢伏山でひっそりと足慣らしをしたはずだったけど、殆ど舗装道で、今回の本格登山道とは格が違っていた!
石川県に住んでいた時も、三周ヶ岳を含めて2回登っており、勝手知ったる山のはずだったが、ブランクはでかい(+o+)

登りは太ももパンパン、下りは膝ガクガク・・・健脚の皆さんにやっとやっと着いて行ったのである。



ブナ林


前日の昨日は一日雨だったので、登山道は濡れていて眼下の沢は遥か下、落ち葉の集まった箇所は(特に下り)転落注意である。
登山道の花は季節柄、ギンリョウソウとまだ蕾のヤマアジサイ、今は花が終わっていたけど、シャクナゲ畑もあった。
誰かが「姥ヶ岳の平家平」に負けてないよと言っていたブナ林も多く、曇り空の6月の風は涼しく、気持ち良く歩けた。


 夜叉滝


岩谷のトチノキ(右奥)



「夜叉滝」を左手に、300年もの「岩谷のトチノキ」を右手に、清流の流れる音を聞きながら、ここで一息!


登りの途中で誰かに、足吊ってな~い?と聞かれて、返事をする前にアレ飲んだ方が良いよ!と言われて
誰かがサッと出してきたのは「ツムラの芍薬甘草湯」、足吊って無かったけど、気持ちに感謝して飲むことにした(^^ゞ



何度見ても神秘的な「夜叉ヶ池」



夜叉ヶ池(地形図では標高1100m位)



更に少し登れば、池がハート型に見える位置があるんだとか(^^ゞ



ヤシャゲンゴロウ

<現地看板より>全国でもこの池だけに生息する水生昆虫で、成虫の大きさは15~16mm、産卵から約40日で成虫になる。

成虫の餌、モリアオガエルのオタマジャクシ・水生昆虫。弱ったイモリやカエルなど、幼虫の餌はミジンコ類



夜叉ヶ池展望所



三周ヶ岳(1292m)



岐阜県側・・・現在、登山口近くの車道に倒木(通行止め)で登れないらしい(徒歩OK)


夜叉ヶ池にはひな壇のような、木製の広い休憩場所があるので、足を伸ばしてのんびり過ごせる。
夜叉ヶ池山(1206m)まで登る人、途中の夜叉丸まで行く人、池で過ごす人、それぞれ・・・私は少し登って上から池を覗いてみた。
1時間40分の昼休憩となり、普通は有り得ないけどこんなに長く過ごせるのは、やっぱり夜叉ヶ池の魅力である。
モリアオガエルの白い卵の塊が、見えるだけで数十個、イモリが目立って泳いでいたが、ヤシャゲンゴロウも見つけた!

南越前町からの登山道は北側を歩くので、日の当たらないジグザグ急登や沢渡りなど、気の抜けない個所もあった。
夜叉ヶ池到着の頃は、雲も半分消えて青空が見えてきた。直射日光だと、かなり暑かった

帰路は・・・若い女性に「久しぶり登山なら明日は筋肉痛やね!」と言われたけど、筋肉痛が出るのは明後日の見込み(^^ゞ




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