朝露が可愛い・・・蓮華岳のコマクサ
2017/8/4~5(金土)針ノ木雪渓から針ノ木岳・蓮華岳②
<1日目 >扇沢~針ノ木雪渓~針ノ木小屋(峠 2536m)まで
<2日目 > 蓮華岳(2799m)・針ノ木岳(2821m)ピストン~針ノ木雪渓~扇沢
<2日目-①>針ノ木小屋(4:45)→蓮華岳(6:00~05)→針ノ木小屋(7:00~35)→針ノ木岳(8:30~50)→
針ノ木小屋(9:30~10:00)→雪渓入口(11:00~15)→雪渓終わり(12:20)→大沢小屋(13:00~35)
→ヘリポート(14:35)→扇沢駅(15:05)→市営P(15:20~40)→薬師の湯(16:00~17:00)→
金沢森本IC(19:55)→観法寺P(20:00)
針ノ木岳と蓮華岳をそれぞれ往復してから下山の予定が・・・
朝4時に、皆さんより一足早くスマホの目覚ましで静かに起きて、トイレと洗面を済ませて戻ってきたら
リーダーが集まってくれと言うので、まだ寝ていたN氏とNさんは慌てて飛び起きたようである(^^ゞ
何と!「集中豪雨の予報が出たので、針ノ木岳と蓮華岳、どちらか一方を登って早めに下山しないと、
沢が溢れて帰宅できなくなる・・・希望はどちらですか?多数決で決めます!」とまぁこんな話を始めたのである。
私が昨夜スマホでチェックした最終予報では、台風5号は奄美大島の東170キロ沖に停滞中で本州にまだ影響はなく、
富山県には晴れ予報も出ていて、県境なのでちょっと期待、大町のピンポイント予報も曇りだったので、
ちょっと信じがたい話、一方的過ぎてゆっくり考えている暇もなく、全員で同じ行動をしようと言う話であった。
最初から蓮華岳に誘導された雰囲気だったが、結果3対2で蓮華岳、小屋の朝食は5時半から7時までだったので、
中途半端に時間を過ごすより朝食前に出発した方が良いのでは?と言う事になり、慌てて準備(^^ゞ
日焼け止めだけ急いで塗って、昨夜のうちに準備(整理)しておいたサブザックを持って、急いで玄関に出た!
時計を見たら4時45分、しかも空は良い天気の予感!
昨夕はガスで見えなかった小屋からの眺望もクッキリで、ここからでも富士山が見える。
事前に調べておいた8月5日の日の出予想は4時49分だったが、既に薄明るくなっておりヘッデンいらず!
急登を10分程登って、針ノ木小屋を見下ろす!
岩場の登山道を越えると、森林限界の優雅な登山道で一気に眺望も広がる。
5時過ぎ頃から山が輝き始める!
急登を登り終えて5時を少し回った頃、後ろの針ノ木岳を見ると、若干焼けて淡いモルゲンロートの雰囲気だった(^^♪
稜線に出ると正面は一面雲海、もう少し早い到着ならご来光も拝めたのだが、何せ急な行動なので仕方ない。
目指す蓮華岳山頂が見えてきた! 花を愛でながらの歩き・・
山頂手前でも、足元の岩間にコマクサ群生!
5:40分頃、早朝なので朝露付きコマクサ!
イワギキョウ タテヤマリンドウ
花越しに名山、撮ってみた(^^ゞ
ミヤマキンバイ群生と爺ヶ岳、奥中央は鹿島槍ヶ岳!
タテヤマリンドウと立山連峰、剱岳!
コマクサと針ノ木岳、スバリ岳!
コマクサ軍団と槍ヶ岳!
道中も山頂からの眺望も素晴らしかった!
蓮華岳への稜線上には、やや花は遅かったが「コマクサ」が咲き乱れており、数の多さは今までで一番かも?
眺望も素晴らしかった!右手側には北アルプスの面々、奥には八ヶ岳と南アルプスに囲まれ雲に浮かぶ富士山がずっと見えていた。
後方には間近に針ノ木岳とスバリ岳、赤沢岳、そして登るにつれ大きく頭を出す、剱岳と立山連峰!
左手側には爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、白馬岳などが見えており、昨日の苦労も吹っ飛ぶ、素晴らしい眺望が待っていたのだ。
蓮華岳山頂の祠
立山連峰と剱岳
槍ヶ岳と穂高連峰
雲海に頭を出す富士山
途中の稜線の眺望が素晴らしかったので、山頂では長居せず早々に下山開始!
(6:05分)下山開始…前方左奥に見えるのは薬師岳!
(6:13分)稜線漫歩の下山。。。
小屋に戻ったら、昨夜は売り切れていたビールが山積みになっていました(^^ゞ
この後、思わぬ展開に!
小屋の朝食は7時まで、全く慌てる様子もなくマイペースで下りていく先頭のリーダーにゆるゆると付いて行く!
7時を少し(数分)回ったが、我々を含めて二組、小屋のスタッフは文句も言わず気持ち良く笑顔で迎えて下さり、有難かった。
そして朝食を食べながら、今回のサブリーダーN氏がついに発言!
「お天気は快晴になり、集中豪雨の予報はないようなので、予定通り針ノ木岳にも行けるのでは?」
隣で相槌を打つ私(^^♪・・・「それなら行きたい人だけ行って来てください」と即答のリーダーだった。
リーダーを含めて既に2人は何度か山頂を踏んでおり、Sさんは下りの足が心配なので、結局3人は行かないとの事!
私とN氏の2人で行く事になったのであるが、この天気で断念していたら、絶対に悔いが残るところであった。
すっかり諦めていただけに、(3人は残るので)顔には出せないが、心はルンルンの私だった(^^♪
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