弥陀ヶ原の雪原と白山
2013/6/17(月) 残雪の白山 (2702m)
自宅(4:30)→別当出合P(6:00)→登山口(6:25)→中飯場(7:00)→別当覗(7:45)→南竜分岐(9:10~20)
→黒ボコ岩(10:20)→室堂(10:50~11:10)→山頂(11:50~12:10)→室堂(12:35~55)
→黒ボコ岩(13:10)→甚之助避難小屋(14:00~10)→別当出合(15:40)~お風呂~自宅(18:30)
涼を求めて1250mの別当出合登山口へ
今回の登山の目的は、標高差1000m以上のトレーニング(第二段)である。
7月に予定している10年振りの海外、「カナディアンロッキーハイキング」に向けての足慣らしトレーニング!
山慣れしている他のメンバーに比べてやや不安である、と言うMさんにお誘いを頂いたので
同じく不安な私と(2人で)、蒸し暑い日が続いている事もあり、涼を求めて白山へ登ることになった。
計画では、別当出合(1250m)から室堂(2450m)往復、標高差1200mで目標達成であったが
曇り予報が当日晴れに変わり、11時前に室堂に到着できたので、山頂まで往復することができた。
昨年の6月にも残雪の白山にトライしていたので、昨年のブログを読み返してみたら…
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2年前、2010年は8月11日 に登ったのだが、山頂をスルーしてお花松原を回ってピストンで下山している。
昨年、2011年は7月2日 に登ったのだったが、天候不良(濃霧)で山頂は諦めて室堂までで下山している。
そして今回、2012年は6月3日 に挑戦!残雪の白山山頂を目指すも、またまた天候不良などで下山
や、や、やばい!… (*_*) 3年連続で山頂を踏んでいない事実が発覚!!
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…と書かれていた!
え~~~っと言うことは、4年目にして久々に山頂を踏んだ!!という事実に気付く!(^^ゞ
白山の残雪情報は色々聞いていたので、今回は6本爪の軽アイゼンを持参した。
甚之助避難小屋手前辺りからの雪渓はまだまだ健在であり、雪渓を直登して何気に後ろを振り返ったら
甚之助避難小屋が眼下に見えており、一瞬あれあれっ?いつの間に通り過ぎたのか?
上から見たら良く分かるのだが、雪が残る時期は避難小屋経由は若干回り道になるようだった。
小屋上から黒ボコ岩直下の雪渓までは、夏道、雪渓、夏道、雪渓の繰り返しであったが
南竜分岐付近の残雪は多く、ここからやや急登となりトラバース気味に歩くこともあり、アイゼンを付けた。
つぼ足でも行けそうだったが、時々夏道に入っても差ほど苦にならず、やはり安定して歩くことができた。
弥陀ヶ原の木道はまだ全体的に雪に埋もれていて、広い広い雪原である。
ここから見上げる五葉坂から山頂までの登山道に雪はなく、しっかり夏道となっているようだった。
室堂に到着し、若干風はあったが空は青く穏やかで、目の前の御前峰が鮮明である。
まずは腹ごしらえをして、ザックは室堂にデポして、必要なものだけ持って山頂へ向かった!
室堂まででも十分だったが、山頂からの360度は、やはり気分爽快であった。
下山では、室堂から水屋尻雪渓を下ろうか?と言う話も出たが、真面目に?五葉坂を下り
午後は雪も緩くなっていたので、つぼ足で滑るように、トラバース箇所は慎重に下りて来た。
平日と言ってもやはり人気の白山、擦れ違う登山者は多く、下山途中でも登りのグループあり!
室堂に泊まると言うグループもいたのだが、3時頃に登って来た単独男性は、もしや避難小屋泊まりか?
甚之助避難小屋は、6月15日から外にある水道が使えるようになったと言う情報であったが、
まだ全ての雨戸が閉められていて、日中でも小屋内は真っ暗、山開きと雨戸開きは同日予定かも?
自宅で見たニュースによると、本日は真夏日となり、金沢の最高気温が31度を超えたのだとか!
この先、白山の雪解けはあっという間なのだろうが、花の白山と言うにはまだまだ早すぎた。
それでも覗付近では、サンカヨウとニリンソウが見頃であり、日当たりの良い夏道付近でも花がチラホラ。
帰りは市ノ瀬に戻り、またまた永井旅館にお邪魔して、温泉に入ってさっぱり (*^^*)v
玄関にジュースやアイスクリームが置いてあるのだが、いつ覗いてもアイスはクリーム系しかないので
ガリガリ君のようなかき氷系を置いて欲しいなーと言ってみたら、受付の女性が「分かりました!」と、
良いお返事をしてくれたので、これを読んだ皆さん、下山後アイスが食べたくなったら永井旅館を覗いてね!
先日のチブリ小屋往復で、ブヨ?に刺されたのか?次の日は足が10cm程腫れたのだったが
今回もまたやられた!(>_<) 顔と耳と手と足…10か所も蚊?に刺されて広範囲に真っ赤!
先日薬局で買った、強力ムヒでも効き目なし!我ながらデリケート過ぎる肌が、マジで辛い!(@_@。。。
整備中だった別当出合には「ベンチ」が沢山置かれていた。
いつも記念写真を撮ってスタートした石塔の前にも「ベンチ」が…新しい案内板もある。
別当覗(1750m)付近は、イチリンソウとサンカヨウが群生し見頃だった。
ポツポツあった残雪も、標高1800m過ぎから本格的雪渓に!
あれっ?振り向いたら甚之助避難小屋が眼下に!
南竜分岐…ここからアイゼンを付けて雪渓のトラバースが始まる。
雪道ならではの見通しの良さか?…夏道を所々雪渓が覆い、先が一目瞭然!
最後まで(7月初旬頃まで)残る黒ボコ岩直下の雪渓!真っ直ぐに横切るのが安全だが、
この雪渓は黒ボコ岩近くまで続いていたので、私達の前を歩く単独男性は、雪渓を直登して行った!
黒ボコ岩からこの雪渓を見下ろすと、かなりの急下りであった。(雪渓の下りは避けた方が無難)
雪渓を渡り切りアイゼンを外して、我々は夏道を行った。(右側が黒ボコへの雪渓)
途中にあった延命水 延命水の岩の上に群生…「リュウキンカ?」
延命水を過ぎると直ぐに黒ボコ岩
黒ボコ岩と別山
黒ボコ岩のベンチに止まった蝶 「 ヒオドシチョウ」…生息が少ない蝶である。
五葉坂から、真っ白な雪原の弥陀ヶ原を振り返る。
室堂に到着!
山荘手前はまだ少し雪に覆われていた。
室堂の白山神社前広場は、黄色いショベルカーが置いてあったので、ここだけ除雪されたようだ。
予定より早い到着だったので山頂に向かう。。。
途中から室堂と別山を見下ろす!
こちらは山頂からの室堂
山頂からの大汝峰
下りでは甚之助避難小屋に寄ってみた。
こちらは旧避難小屋跡地 整備された別当出合に戻ってきた。
花は少なめだったが、やはり目に留まると癒される。。。
マイズルソウ コケイラン…(老少年さんありがとう)
タニウツギ ショウジョウバカマ
エンレイソウ
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ブログを見てもらえるとうれしいです。
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第二次大戦前にヨーロッパでオーロラが見られたように、
アメリカでオーロラが見られました。
ダニエル書を合算し、
未来に起こることを書き記しました。
エルサレムを基準にしています。
2018年 5月14日(月) 新世界
2018年 3月30日(金) ノアの大洪水
↑
この期間に第三次世界大戦が起きています。
↓
2014年 9月17日(水) 荒らすべき憎むべきものが
聖なる場所に立って神だと宣言する
2014年 9月10日(水) メシア断たれる
↑
この期間に世界恐慌が起きています。
↓
2013年 7月3日(水)メシヤなるひとりの君(天皇陛下)
御国の福音が宣べ伝えられる
2013年 5月15日(水) エルサレムを建て直せという命令が・・
天におられるわれらの父とキリスト、
死者復活と永遠のいのちを確信させるものです。
全てあらかじめ記されているものです。
これを、福音を信じる全ての方、
救いを待ち望む全ての方に述べ伝えてください。
白山~美しい風景ですね。
リュウキンカの群生は、先日登ってきた北海道の山を彷彿とさせます。
?マークの花は、コケイランでしょうね。
花の山で名高い大平山では3株しかありませんでした。
残雪の白山は、遠くから見ても近くに行ってもやはり美しかったです!
まだまだ静かな白山でしたが、7月1日の山開き頃からは、一気にどっと賑やかになるのでしょう(^^ゞ
憧れの北海道まではなかなか行けないけど、一度くらいは登ってみたいです(*^^*)
それも2度目の海外登山?(何処?)
羨ましい!
カナディアンロッキー登山したことありませんが、学生時代(凄い昔)アサバスカ氷河を雪上車で行ったことあります。
会社退社したらエベレスト大展望 カラパタールトレッキング19日間のツアー行きたいと思ってます。
Snoopyさんにはすべて負けてますが、白山だけは、毎年山頂登上3回以上、今年も6/1に、これだけ勝ってますよ!
海外登山は今回が初めて、毎日軽いトレッキングで、一日だけ標高差1000mの登山があります。
雪上車には乗らないのですが、アサバスカ氷河は通り道なので雰囲気だけ見れるのかな?
今回のメンバー、私以外は凄い! 100名山制覇者3名、カラパタール登山に2回挑戦した人1名です。
カラパタール…行ける人が羨ましいなぁ。こしのしらやまさんの退職って何年後ですか?
こしのしらやまさんの白山歴には参りました(^^ゞ
年に3回登れたら理想です!今年は私も是非挑戦してみたい(*^^*)
と言う訳でこしのしらやまさん、ひ弱な(汗っ)私の何処が勝っているんだか??私の感覚では完敗してます。
今度、何処かの山でお会いしたら、じゃんけんでもして決めましょうか?(*^^*)v
私以外って書いてありますが snoopyさんもすごいじゃないですか~
国内はもとより 海外も全くわかりませんが 海外の山岳小説を何冊も読んだら 雪の山ってすごく怖いなぁ。。って感じです。snoopyさんなら大丈夫だと信じてますが 気を付けて~
私は白山もまだ行ってないし。。(T-T)
自然解説委員の新人研修で 7月13・14で白山に行きますが・・・研修なのでしっかり勉強しなくては。。
雪の残る白山は 憧れです。
で、すでにご存知かとは思いますが私が帰る21日には、大洪水がバンフ・キャンモア~カルガリにかけて発生して高速道路が寸断され、ギリギリセーフで帰って来れました。飛行機は予約は満席なのに空席が目立ちたくさんの方が帰れなかったようです。その後、道路は復興しているとは思いますが、ツアー会社に一応確認されたら、と思います。また、「カルガリ・キャンモア 大洪水」でググったら何らかの情報が出ると思います。ともあれ、お元気で行って来てくださいね。
自然解説委員を目指して、お勉強を頑張っているのですね!
7月の中旬だと雪も融けて、ハクサンフウロやクロユリが咲き乱れているのでしょうね(^^♪
昨年、四つ子のクロユリを見つけて感動しました! のの ☆さんも是非見つけてください。
海外の山岳小説…う~ん映画なら見たなぁ…本は読んでなくても怖さが想像できちゃいますね(^^ゞ
7月のカナダは花の季節なので、日本とはまた違うカナダの高山植物が楽しみです♪
一日だけ標高2744mの山に登るので、6月末の白山くらいの雪渓が残っていそうです。
メンバーは登山歴も長くて海外トレッキングの経験者ばかりで、私は初挑戦でドキドキ&ワクワク…。
気を付けて行ってきます(^O^)/ のの ☆さんありがとう!
2年越しの海外トレッキングがついに実現したのですね(^^)v 無事お帰りなさい。
そう言えば(^^ゞ 何と偶然にも、同じカナディアンロッキーだったのですね!
私の場合は7月5日に出発するのですが、何せ急決まりで、準備が追いついていません(^^ゞ
2日ほど前にツアー会社さんから電話が入り、カナダの大洪水情報を始めて知りました。
7日目(11日)に予定している、バンフからのヒーリークリークハイキングが、復旧が遅れた場合は変更になると言うものでした。
グレーシャー・リリー(黄色いカタクリ)の群生地メドウを巡ることになっているので、
ここが外れたらちょっと悲しいけど、自然には勝てませんね!
日本とカナダを無事に往復できることが一番です! 潔く運を天に任せましょう(*^^*)
そうですか!思ったよりは深刻そうで、今後カナダの情報をしっかりとググッて見てみます。
イエロースリッパー…日本のアツモリソウのような花でしたね! 会えるかなぁ…。
それにしても75歳の女性の方、300名山も凄いけど記憶力も普通じゃないですね!
山のいっちゃんさん、また遊びに来て下さいね!
念願の残雪の白山の登頂おめでとうございます!
昨年は天候不良でしたし。
まだ残雪残ってますね~。
海外遠征、報告を楽しみに待ってますぅ。
山の会でも近いうちに海外例会あったりして^^
私も休暇次第ですがニュージーランドへトレッキングツアーに訪れる予定です(あくまでも休暇次第・・・)友人も住んでるので。。
カナダ遠征の写真、楽しみに待ってます!!