白雲去来

蜷川正大の日々是口実

『燃えよ祖国』を発送。

2016-09-28 07:43:29 | 日記
九月二十二日(日)雨。秋分の日。

「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」国民の祝日。宮中では秋季皇霊祭がこの日行われる。子供の頃は、この日に母が「おはぎ」を作ってくれるのがとても楽しみだった。きな粉、あずき、ごま砂糖。私は、ごまのおはぎが好きで、出来上がるのが待ち遠しく、母にせがんだものだった。ちなみに、「おはぎ」と「ぼた餅」は、季節によって呼び名が違うだけで、物としては同じもの。 漢字で書くと「牡丹餅」「お萩」。 ぼたもちは、牡丹の季節、春のお彼岸に食べるもの。おはぎは、萩の季節、秋のお彼岸に食べるもので、あずきの粒をその季節に咲く牡丹や萩に見立てたもの。

『燃えよ祖国』の二二五号が完成し、発送。今回は、政経調査会の槇泰智さんの原稿「相模原障害者施設殺傷事ー優生政策を論じる出発点とは成り得ない」が圧巻。私が知る限り、例の殺傷事件を検証し、論じた民族派は槙さんをおいて知らない。(私の勉強不足かもしれませんが)かつてナチが推し進めた「人種政策」。現代においては、その研究はほとんどタブー視されている。九月二十四日、NHKのBSの再放送、「ホローコーストのリハーサルー障害者虐殺・七十年目の真実」を見た。今までは、単にナチの特有な思想と思っていたが、二十世紀初頭には、その優生学がヨーロッパで支持されていたことを知り、うーん。番組をコピーしようと思うのだが最近のBSはダビングが難しい。ご興味のある方は、『燃えよ祖国』を是非。

夜は、機関誌の完成祝いで、カツオを肴に酔狂亭で独酌。
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