2009年も今日だけになり、お正月に頂く昆布巻きの準備をしました。我が家では鮭の頭を芯にして昆布巻きを作ります。ずっと昔はお歳暮で頂く新巻き鮭が何本もぶら下がっていたそうです。これを解体して切り身は酒かすと共に樽に漬け込んで、少しずつ食べたと聞いています。そして余った頭を昆布巻きにしたり、酒かすと煮て骨まで柔らかくして利用したのです。
しかし今では鮭を一本貰っても家族が減って食べ切れません。でも伝 . . . 本文を読む
これまで伊勢崎市の日の出食堂と麺八食堂の「もつ煮レポート」を書いてきましたが、やはり渋川市の永井食堂は落とせません。昔は北毛で仕事がある時にここで食事をするのが楽しみでした。それで12月29日に同じ住宅団地に住むYさんを誘って出かけました。この日を逃すと2010年1月7日まで同店が休業するのです。また土日が休業なのでこの日しかなかったのです。店の場所は公式サイトにも掲載されているので迷うことはあり . . . 本文を読む
私が岩波文庫版の『哲学書簡』を購入した理由は、既に中公版で所有していましたが林達夫訳で読みたかったこと、ポケットに入れて持ち歩きたいと思ったからでしょう。林との出会いは学生時代の終わり頃読んだ久野収との対談『思想のドラマトゥルギー』です。
今では「吉本」と言えば「お笑い」か「ばなな」ですが、1970年代の学生には「吉本隆明」しか意味していなかったのです。吉本の文章に惹かれながらも、最後のところで感 . . . 本文を読む
お正月が近づいたので軽井沢の「ジャムこばやし」から豆を2種類購入しました。左の黒いのがのり豆(鞍掛豆・ひたし豆)で、右の白くて扁平な豆がライマ(ライマメ Lima Bean)です。今年は「祖母」が黒豆(黒大豆)を煮るかどうか不明ですし、私はどうもこの黒豆があまり好きではないのです。
20年以上前に軽井沢に住民票をおいた時期もあって、その時この豆を知ったのです。スケールを入れて豆の拡大画像を撮影し . . . 本文を読む
我が家の階段です。この住宅に住んで四半世紀が経過していますが、この階段がカーペットで覆われていることを強く意識したことはありませんでした。この家を設計した建築士さんと個人的な用件で話した時に家庭内の転倒・転落事故について話が及びました。
国土交通省国土技術政策総合研究所の調査によれば「社会の高齢化を反映し、建物の廊下で転ぶ、階段を転落するなど日常生活における建物内での事故は、住宅、非住宅建築物そ . . . 本文を読む
老母に頼まれて近くのホームセンターに「火起こし」を買いに行きました。「火起こし」と言っても何に使う道具なのか分からない人も多いはずです。黒く見える円筒形のくぼみの底に直径8mm程度穴が沢山開いています。ここに木炭を入れて、火のついたガスコンロの乗せて木炭に着火する道具です。てっきり中国製かと思ったのですが、国産でした。
以前買ったものは底の網が鋳物製でしたが、今回はこのタイプが売り切れで、プレス . . . 本文を読む
田作りは関東風の祝い肴三種としてお正月に食べる食品で、数の子と黒豆と一緒に供されます。季節感はありますが、いつでも食べたいと思わないのが普通でしょう。しかし我が家ではこれが常備菜となって来ました。
カタクチイワシを料理したものが「田作り」と呼ばれるのが不思議でしたが、調べると、江戸時代では高級な肥料(金肥)としてカタクチイワシが使われ、ここから豊作がイメージされて、お目出度い食品に昇格したのです。 . . . 本文を読む
いつものように湘南新宿ラインに乗って東京に出かけました。目的地は六本木ヒルズなので、渋谷で降りてながーい連絡通路を歩いて山手線に乗り換えて恵比寿で降ります。新宿で乗り換える方が楽だったと反省。
お昼少し前だったので昼食を摂ってから六本木に向かうことにしました。出張するとフライドチキンやもつ煮のようなジャンクフードを食べたくなってしまうのですが、ここから中目黒へは日比谷線で一駅であることを思い出して . . . 本文を読む
前橋市の公園担当部署が公開していた一覧表をPDFに保存して持っているので、暇を見つけて探索しています。私が子供だった頃に「あたご様」と呼んでいた愛宕神社が「あたご公園」(街区公園、広さ0.11ha)として掲載されていたので調査に出かけました。逸品が残っているか気になったのです。
場所は生まれ育った家から遠くないので迷うことはありません。現場に着くとまず今風の小型複合遊具が目に付きます。
公園の . . . 本文を読む
昨日、お台場で打ち合わせを終えて「ゆりかもめ」で新橋に戻りました。いつも車窓から見えるからくり時計が気になっていたので、改札口を出て現場に向かいました。
下から見上げると銅版を叩き出して、リベットで接合しているように見えます。
ビクトリア朝のエンジニアリングへの憧れが見て取れ、看板を見るとやはりデザイナーは宮崎駿でした。
12時少し回った頃だったのでこのからくりが動いているのを撮影することが . . . 本文を読む
日曜日の午後、偶然発見した昭和のレガシーです。この日、母の車が定期点検を行うので、2台で出かけ、ディーラーに車を置いて母を乗せてスーパーに向かいました。私がいつもは通らない道を通り、左にこの公園があったのです。私は車窓からチラと見て気がつきました。
母をスーパーに落として、直ぐにUターン、公園の南側の路上に駐車してカメラを取り出しました。
入り口を入って左側に土管(ヒューム管)を上に向け、開口 . . . 本文を読む
敷島町公園が全面改修されてコンクリート製の遊具が撤去されてしまったので、前橋市荒牧町公園のカマキリ滑り台の安否が気になって仕方がありません。近くだったので確認に行くことにしました。
航空写真で見ても木に覆われて確認できませんが、車で公園に近づくと大きな滑り台が目に飛び込んできました。どうやら生き残っていることが分かりました。しかし6年前とは塗色が全く違います。再塗装されたのです。個人の好みの問題 . . . 本文を読む
6年前に撮影した敷島町公園の今を確かめるために現地に行きました。違う公園なのかと思うくらい後援は一変していました。でも確かに敷島町公園なのです。
遊具はコンクリートからスチールやFRPとなり、軽量化が進んでいました。
前にはなかった6角形の四阿が立っています。
そして公園の北の隅にはイングリッシュガーデンの入り口が出来ていたのです。
敷島公園周辺は元々宅地だったのですが、ここも高齢化が進み . . . 本文を読む
先日、伊勢崎情報には大変詳しい「Go!伊勢崎」の管理人の丸男さんからB級ネタを教えて頂きました。もつ煮です。麺八食堂といい、いかにもラーメン屋の屋号ですが、ここのもつ煮のコストパフォーマンスが高いらしい。
間違えようの無いロケーションです。私も上武国道を利用するので知っていましたが、ここに行きたい理由のひとつはデコトラを間近に見たいという願望もあったのです。そこで同じ団地の遊び仲間のYさんに電話 . . . 本文を読む
敷島町公園は敷島公園バラ園の直ぐ西側にあり、街区公園に分類され広さは0.20haです。
これから紹介する画像は2003年6月に撮影され、HDDの中に眠っていました。この当時はありふれた公園と思って「保存館」にも投稿しなかったのです。
しかし人研ぎ+土管(ヒューム管)という視点では当時の典型的な公園で、今では貴重な作品と言えましょう。
着地部のアップです。
滑り台の反対側からは土管が伸び、そ . . . 本文を読む