前橋市の公園担当部署が公開していた一覧表をＰＤＦに保存して持っているので、暇を見つけて探索しています。私が子供だった頃に「あたご様」と呼んでいた愛宕神社が「あたご公園」（街区公園、広さ0.11ha）として掲載されていたので調査に出かけました。逸品が残っているか気になったのです。
場所は生まれ育った家から遠くないので迷うことはありません。現場に着くとまず今風の小型複合遊具が目に付きます。
公園の西側にあるのがコンクリート製のモニュメント風の遊具です。ジャングルジムの機能を持たせ、なおかつ造形に凝った作りになっています。
パーゴラも一方の壁が石張りで、当時の担当者の意気込みが感じられます。
帰ろうとして、ステンレスの案内板の前で足を止めました。ここに「柳座跡地」と表示されていたのです。
大隈重信、松井須磨子、澤田正二郎、中村鴈治郎 (初代)、竹久夢二、西条八十、直木三十五といった人々がここで公演したことが記されています。画像をクリックすると拡大します。
柳座という名称はこのあたりの旧町名が「小柳町」だったからでしょうか。それとも「柳座」があったから小柳町と呼ばれたのかは不明です。
この芝居小屋の経営者「野中倉吉」から、野中興業を連想できるのは私達の年代が最後でしょう。映画全盛期には野中興行が前橋にいくつもの映画館を経営していました。祖母も株主で、私も回数券のような綴りになった株主招待券で映画館に行ったものです。今、前橋には映画館は一軒もありません。旧テアトル西友がNPOの手で復活するらしい、との情報があるのみです。
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場所は生まれ育った家から遠くないので迷うことはありません。現場に着くとまず今風の小型複合遊具が目に付きます。
公園の西側にあるのがコンクリート製のモニュメント風の遊具です。ジャングルジムの機能を持たせ、なおかつ造形に凝った作りになっています。
パーゴラも一方の壁が石張りで、当時の担当者の意気込みが感じられます。
帰ろうとして、ステンレスの案内板の前で足を止めました。ここに「柳座跡地」と表示されていたのです。
大隈重信、松井須磨子、澤田正二郎、中村鴈治郎 (初代)、竹久夢二、西条八十、直木三十五といった人々がここで公演したことが記されています。画像をクリックすると拡大します。
柳座という名称はこのあたりの旧町名が「小柳町」だったからでしょうか。それとも「柳座」があったから小柳町と呼ばれたのかは不明です。
この芝居小屋の経営者「野中倉吉」から、野中興業を連想できるのは私達の年代が最後でしょう。映画全盛期には野中興行が前橋にいくつもの映画館を経営していました。祖母も株主で、私も回数券のような綴りになった株主招待券で映画館に行ったものです。今、前橋には映画館は一軒もありません。旧テアトル西友がNPOの手で復活するらしい、との情報があるのみです。
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今の遊具も遊び心がありますが、当時は芸術品のようです。
モニュメントは色んな遊びが生まれそうですね。
町名の由来・・・最近買おうと思っている本は「高崎の町名由来」です。
全町名の由来やエピソードが載っています。
私の興味本位と息子達が将来使えればと思って・・・
身近な歴史も楽しいですよね。
先週、渋川の日陰の道を通ったときに土管と石の山の公園を見つけました。
「金井」の交差点の少し手前、街道の右側です。
それほど目を引く公園ではありませんが、通りがかったときに見てみてください＾＾
私は「金井」の交差点を左折したふれあいセンターの方が息子を連れて行きたいと思いました。
わざわざ行く距離ではないので、何かのついでに立ち寄りたいと思っています♪
貴重な情報をありがとうございました。goo地図で「金島ふれあいセンター」を目印に探しました。多分、八坂神社の向かい側と検討をつけました。最近は航空写真から公園が見分けられるようになりました。
群馬県民は吾妻方面に向かう国道353を「日向」と称し、吾妻川の対岸を走る道路を「日陰」と呼びます。榛名山の日陰になるからです。
しかし、前橋は関東一円で考えても、このような
物件が多いのでしょうか。
駐車場はありませんが、バス停に寄せれば短時間なら停められるかも？
小さな児童公園という感じです。
石の山と言えば、高崎の西小は立派な石の山に滑り台が付いています。
いつも羨ましく、横目に見ています＾＾
前橋市のレベルは高いと感じています。まぁ、生まれ育った町だから身びいきもあるかも知れませんが。
データがあるので高度成長期に作られたと推測される公園を調査していきます。また発見があるでしょう。
先日、渋川の現場の撮影を行いましたが、北小にコンクリートの築山遊具が見えました。
撮影したかったのですが、最近は無断で中に入れません。他を回る予定もあったので諦めました。