昨年の6月に学生さん達にフリーのソフトを紹介して、その後の卒業研究に役立ててもらうことが出来ました。学生さんの中には私以上に使い込んでくれた若者もいて、頼もしい限りでした。今年も昨年以上の成果を期待して、フリーの数式処理システムであるMaximaを紹介しました。
Maximaの存在は以前から知っていたのですが、導入のきっかけは以下のブルーバックスです。
同書には8cmのCD-ROMが付属し、イン . . . 本文を読む
我が家のガレージには毎年ツバメが巣作りをしてきましたが、一昨年から猫を飼い始めたためかツバメが寄り付きません。でも今年は枯れ草と泥でツバメ夫妻が巣を構築中です。以前、殆ど完成したツベメの巣が粉々に砕け散って落ちていたことがありました。車のボンネットには猫の足跡が転々と残っていたのです。今年は巣をきちんと作って無事に巣立って欲しいものです。
スーパーに買い物に行くと、途中の麦畑が目に止まります。漸 . . . 本文を読む
日曜日の19時からはNTVの「ザ!鉄腕!DASH!!」を良く見ています。「祖母」もあの年にしてはこの番組がお気に入りのようです。「よくやるねぇ!」終わってしまいましたが、ソーラーカーは日本の海岸線を一筆書きで一巡り、海なし県の住民としては羨ましいツアーでした。
時折、とんでもない物をゼロから作る企画も楽しみ、記憶に残っているのはススキからガラスを作るプロジェクトでした。こんなアイデアを捻り出すのは . . . 本文を読む
日曜日の午前中、我が家を設計した建築家のMさん宅にお伺いしました。前日作ったジャムを届けて、その足でスーパーに買い物に行こうと思った。でも「コーヒーでも」ということになり、Mさんご夫妻と話が弾みました。話のきっかけは何だったか忘れましたが、煥乎堂の旧店舗と白井晟一の話題になりました。
ブロンズの看板にラテン語で"QVOD PETIS HIC EST MCMLIV LIBRARIVS KANKODO . . . 本文を読む
今朝は朝から曇り、天候も悪くなりそうですが、昨日の朝は良く晴れて散歩も気持も快適でした。例年なら5月も連休を過ぎると団地内の川岸でニセアカシアの花が摘めましたが、今年は季節の遅れもありますが、この木が伐採されて見当たりません。どこかのお宅の薪ストーブの燃料になってしまった可能性もあります。河川管理上、ニセアカシア(ハリエンジュ)は邪魔者扱いされています。それでも大きなニセアカシアがやっと1本生き残 . . . 本文を読む
今週の火曜日(5/18)、何気なく観ていたTV東京の「仰天チャレンジ! 一流アスリート夢の大実験スペシャル」が大変面白かった。スーパーボール(Bouncy Ball)は大変良く弾むのでとても優れたおもちゃで、昨年の9月にこれを重ねたAstro Blaster Ballsについて記事を書いたことがあります。
この番組ではまず子供がスーパーボールで遊ぶ様子を撮影して、視聴者にこのボールが大変良く弾む . . . 本文を読む
夜明けも早くなったので朝の散歩を再開しています。準備運動して、デジカメが入ったバッグを肩にかけて出かければ、私の興味を惹く撮影対象に出会います。3月の終わりごろ満開だった桜はサクランボを沢山実らせています。しかし画像を良く観察すると既に鳥に食べられた実が見つかります。今年もおすそ分けが期待出来そうです。
昨年の5月の記事を読み返すと、今年の季節の進み方が遅いのに気がつきます。垣根のブラックベリー . . . 本文を読む
昨年のことになりますが、神保町の明倫館書店で戸田盛和さんのエッセイ集『おもちゃと金米糖』(岩波書店)を購入しました。若い頃、『おもちゃセミナー ─叙情性と科学性への招待─』(日本評論社、1973年初版)を読んでからすっかり戸田さんのファンになり、目に付くと買ってしまうのです。おもちゃに関する記事は『おもちゃセミナー』と重複していますが、金米糖の記事には寺田寅彦が出てきたり、砂糖の歴史にまで話が及び . . . 本文を読む
今日は東京から若いお客さんが工場に来るので、ちょっとしたおもてなしをしてあげようと大泉まで出かけました。スーパーTAKARAではこちらの記事にあったガラナアンタルチカ「セレソン缶」が山のように積まれています。さすが大泉です。
もう一つのお目当てはパルミット(Palmito)の瓶詰めです。タケノコの季節は終わりですが、タケノコを水煮して冷凍すると間違いなく食感が落ちます。瓶詰めで保存するのは手間な . . . 本文を読む
土鍋でくつろぐ猫を「猫なべ」と言うことを知らず、猫のレシピを思い出してしまいました。猫肉を食べる文化が沖縄特有であるような誤解を与えたかも知れません。しかしこれは沖縄に限らないようです。夏目漱石の『吾輩は猫である』の冒頭に猫を食べる話が出て来ます。
「吾輩(わがはい)は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当(けんとう)がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事 . . . 本文を読む
イチゴジャムの記事に寄せられたなごみさんのコメントに「ねこ鍋ってご存知ですか?」とありました。ねこ鍋ではありませんが、沖縄料理にねこのお汁(マヤーのウシル)があることを思い出しました。家内が昔、古書で購入した『沖縄の食養生料理』(渡口初美著、国際料理学院、1979年)に記載があります。同書はB5版、総クロス、金押し、箱入りで、定価は5,000円。豪華本ですね。
ねこのお汁の記事は12ページにあり . . . 本文を読む
一昨年の6月には「桑の実ジャム」、昨年は「ルバーブのジャム」の製造レポートを記事にしましたが、最もポピュラーなイチゴジャムには手を出しませんでした。理由は簡単で材料の調達難です。日本の果樹・果実栽培技術は芸術品のような美しいものを生み出しますが、それだけ価格も高くなります。ジャムにするのは小さいとか、受粉が不完全で形が崩れていても安く大量に手に入れたい。でもこんなB級品は市場には出てこないのです。 . . . 本文を読む
連休の終わりに昔の仲間が久しぶりに集まって飲み会(Symposion)をやりました。色々面白い話が聞けましたが、『私だけのマイコン設計&製作』を書いた私の高校の後輩からGoogle本社の様子を教えてもらいました。写真も撮影してあるので、メールに添付して送ってくれました。
Google本社のガレージの屋根はソーラーパネルで、電源ケーブルが屋根からぶら下がっているのです。供給対象はフェラーリやポルシ . . . 本文を読む
先日、トルコのバンド Kardes Turkuler について書きました。日本ではギリシャ音楽はマイナーですが、さらにマイナーなトルコ音楽の記事なのでコメントを期待していませんでしたが、意外な方からコメントを頂いて驚きました。トルコから引き揚げてきたギリシャ人の文化は、本土のそれと異なること、ギリシャ本土を除く旧オスマン帝国領に住むギリシャ人はRumと呼ばれることを指摘して頂きました。
これらの事 . . . 本文を読む
「祖母」が生まれ育った家が千代田町の光恩寺に庫裏として移築されていることは亡くなった伯母や従兄弟から聞いていました。4月29日、千代田町で法事があり、従兄弟達と光恩寺を訪ねてみることにしました。
「祖母」本人が場所を忘れているのは困ったことです。でも町内は狭いので直ぐに見つかりました。もう少し前に来れば枝垂桜が美しかったはずです。
境内に入ると寺には似合わない洋装の婦人像が立っています。日本最 . . . 本文を読む