271828の滑り台Log

271828は自然対数の底に由来。時々ギリシャ・ブラジル♪

前橋市若草公園(土管+人研ぎ)

2009-12-17 04:45:53 | 公園案内
日曜日の午後、偶然発見した昭和のレガシーです。この日、母の車が定期点検を行うので、2台で出かけ、ディーラーに車を置いて母を乗せてスーパーに向かいました。私がいつもは通らない道を通り、左にこの公園があったのです。私は車窓からチラと見て気がつきました。

母をスーパーに落として、直ぐにUターン、公園の南側の路上に駐車してカメラを取り出しました。

入り口を入って左側に土管(ヒューム管)を上に向け、開口部にコンクリート充填したものが並んでいます。高さとサイズを変えた土管が沢山生えている、ステップを構成しているのです。

次が車窓から見えた土管滑り台です。コンクリートの台座の上に加工した土管を置き、ここから滑り台が降りています。

滑り台の幅は狭く、20cm程度でしょうか、側板はなくパイプの間を鉄板で埋めています。パイプ滑り台の変形なのでしょう。全体は滑り台を鼻に見立てるとゾウのようにも見えます。

さてこれが若草公園の主役の築山です。画像をクリックすると拡大します。

頂上には家のようなデコレーションがあり、南側に回るとここにも土管が使われています。

裏から見るとスチールの通路がコンクリート製のデッキに繋がっているのが見えます。ここからはステンレスの滑り台が降りています。

人研ぎの滑り台は山から西側に降りています。滑り台の向かって左側の斜面には彩色した切れ込みがあってここを登ることも出来ますが、デザインとしても秀逸と感じました。

この滑り台を上から見下ろします。

頂上から北側にフラットな斜面がありますが、ここも人研ぎになっていて滑り台としても機能するようになっています。どちらの滑り台もやや緑色をしているのは表面の仕上げに蛇紋岩が使われているらしいです。
この若草公園は街区公園に分類され、広さは0.18ha、前橋市表町1丁目地内にあります。

この日の夕方、同じ団地に住むTさんに「タコの山」を前橋市の公園に設置した当時の思い出話を聞くことが出来ました。素晴らしい情報源を得たのです。

  ↓ポチッと応援お願いします!
にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 荒牧町公園の今(カマキリ滑... | トップ | 日テレ大時計、ソーキそば、... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
逸品! (ウシジマ)
2009-12-17 10:19:07
まだこんな逸品が残っているなんて!
しかも、偶然に見つかったとのこと!
まだまだ、いろいろありますね。
前橋市は電話タイプ、カマキリなど逸品の宝庫ですね。
返信する
まだまだあります (271828)
2009-12-18 05:26:38
ウシジマさん おはよう

街区公園は地図から確認出来ないので探索が難しいのですが、昔「保存館」に投稿した滑り台は場所を覚えているので現状を確認するのはたやすいです。

まだまだありそうなので、ゆっくり探索を続けます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

公園案内」カテゴリの最新記事