去年から鉄工所マンガ『ナッちゃん』を知り、苦労して全21巻を集めることが出来ました。最後まで手に入らなかったのが第5巻で、これはJIMTOFに出かけて著者サイン入りを手に入れることになったのでした。良い思いでです。
暮になってもう一つの鉄工所マンガの存在に気がつきました。それが野村宗弘さんの『とろける鉄工所』イブニングＫＣ講談社です。11月に発売されたばかりなので簡単に手に入るだろうと思って、地元 . . . 本文を読む
ここのところ会社のウェブサイトが"It works"とだけ表示されて誤解を招いていましたが、WWWサーバの入替と新コンテンツへの移行が重なっていたのです。これまで４年間使っていたサーバはXeonのデュアルプロセッサーでそれなりのスペックマシンでした。これが古い皮袋です。
今回入れ替えたサーバはHP ProLiant ML115 G5のスタートダッシュ3 キャンペーンを利用して送料込みで1.9万円 . . . 本文を読む
一昨日の土曜日、大雪の新潟県長岡市からお客さんが来ました。晴れの群馬に着くと車は塩化カルシウム（融雪剤）で真っ白。私の部屋でコーヒーを飲んでお話してから現場を案内しました。まずは近場の宮城総合運動公園の「たけのこタワー」です。タワーの下に子どもが3人。サッカーの試合で新潟から来たとのこと。皆でローラー滑り台とグリッサンドで遊びました。昨年の安全対策工事で滑り台にはグリーンのネットが被せられていまし . . . 本文を読む
一つ前の記事「揺動遊具の耐久試験」で取り上げたリンク機構について模式図を交えながら説明したいと思います。リンクを支える支柱が2本の製品の動きは動画で見ると良く分かります。
そして座面中央の軌跡は下の図の点Ｍの動きで示されています。
特徴的なことは何らかの機械的なストッパーを設けることなく運動が制御されていることです。これはこの機構が持つ最も優れた点です。しかしどうしてもボディが大きくなり、リ . . . 本文を読む
先日の記事「老朽化する遊具（国交省の報道発表資料）」では昨年撤去された遊具で最も多かったのがスプリング遊具であることを指摘しました。単価が低いので数多く出荷されていることや、これまでの新聞報道から予想した通りの結果でした。私の会社ではスプリングを使わず４節リンク機構を使った揺動遊具を製造してきましたが、15年以上経過しても木部を除くと殆ど故障らしい故障を見たことがありません。
今年から本格的に売 . . . 本文を読む
いつも拝見しているSUBALさんのブログで、自作CNCルーターと鉄工所ラップが紹介されました。CNCルーターは自社で稼働中で、ここで紹介されている動画は以前に見たことがあります。何でも自作してしまう熱意には感心してしまいました。
鉄工所ラップを演じているのは吉本興業の「モンスターエンジン西森」です。私は関西のお笑いに馴染めないのでＭ１グランプリを見ません。YouTubeで初めて見ました。これは面白 . . . 本文を読む
今月の９日、国土交通省は「都市公園における遊具の安全管理に関する調査の集計概要について」という資料を公開しました。日本全国にどんな遊具がどれ位設置されているか、そして設置してから何年経過しているのか、やっと概要がつかめるようになりました。昨年の6月に私も「日本に存在する遊具の総数」と題する記事を書き、約50万基と見積もりましたが、大筋で合っていました。小学校・幼稚園を所管する文部科学省、保育所を所 . . . 本文を読む
先日紹介した高崎の霊園の池は上下に分かれていて、５角形でデザインしたフロートを浮かべたのは下の池でした。上の池のデザインは正方形と正三角形を組み合わせています。同じパターンでも良かったのかも知れませんが、ちょっと変えたいという意識が働いたのでしょう。
幾何学的には正方形と正三角形による平面の分割ですが、現場的には直径150mmの杉丸太で構成した正方形と単なるバーの集合体です。拡大した画像では丸太 . . . 本文を読む
炭素繊維を吊るす木製のフロートをデザインしていた頃、平面の分割に興味を持っていました。三角形・四角形・六角形による平面の分割（逆に言えば充填）はそれほど面白くありません。三角形は凸な図形しかありませんが、四角形以上の多角形は凹んだ図形を描くことが出来ます。凸でない、凹んだ四角形でも平面を充填出来ることが面白いと思いました。
やはり研究者の興味を引くのは凸五角形のようで、「充填凸五角形とそのタイル . . . 本文を読む
昨年の暮、某美大の職員の方を紹介して頂き、メールのやり取りが始まりました。その中で１２年前にやった仕事を思い出したのです。それは木製のフロートに炭素繊維をぶら下げて、その微細な繊維の周りに微生物や藻類を付着させ水の浄化を目的としていました。
現場は高崎市の霊園で、ここに池があり毎年夏には藻類が繁茂していたのです。霊園とは言え公園の体裁をとっているので、池に浮かべるフロートはそれなりのデザインが求 . . . 本文を読む
動画から静止画をキャプチャーするお手軽な方法については昨年の1月23日に「動画から静止画を取り出す」と題して記事を上げました。今から見るとややダサイやり方です。MPEGやAVIならXPに標準搭載されているWindowsMovieMakerで簡単に行うことも出来ます。
しかし動画の撮影をカシオのデジカメEX-F1に替えてからこの方法が使えなくなりました。デジカメの動画形式がMOV（クイックタイム）に . . . 本文を読む
猫がいて、高速度撮影が可能なデジカメがあればやりたいことは「猫の宙返りの高速度撮影」です。嫌がる猫を捕まえてソファの上で逆さまに落として予備実験をした結果、きちんと足を下にして着地することを確認しました。
それで家内が実家に帰り、娘が寝ている間に撮影をすることにしました。撮影助手は長男です。彼は高専時代に戸田盛和著『物理入門コース１ 力学』（岩波書店）で学びました。それで私の誘いに直ぐに乗ってきた . . . 本文を読む
我が家の今年の年賀状です。年末はなんだかんだと忙しく12月25日前には投函したことがありません。頂いた年賀状にお返事を書くのは正月です。
今年のデザインは昨年の12月8日にやって来た猫が採用されました。私も母も猫が苦手でしたが、猫を導入（インストール）した最大の理由はネズミ対策です。朝4時頃起きて下のキッチンでコーヒーを落とそうとしたらネズミと鉢合わせしたことも何度かありました。
猫の名前をどうす . . . 本文を読む
昨年の暮は27日が仕事納めでしたが、休み中にも大きなイベントが待っていました。5月から進めていた危険学プロジェクト・グループ７の「危なくない遊具」２点の試作が終わり、２９日は遊具の試乗・評価をするのです。当初から本プロジェクトに参加している畑村洋太郎先生と学生さん、産総研の皆さん、それに危険学プロジェクトを追いかけているＴＶの制作会社のクルーです。収録がこの日に決まっているので図面の仕上げ、材料の . . . 本文を読む
