幸せの深呼吸

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ツイートから9月26日の1 入院時の血漿亜鉛濃度が患者の予後と関連する可能性 細胞内亜鉛はウイルス増殖抑制効果 他

2020-09-26 | 医療、健康

亜鉛を摂りすぎると、免疫力が下がります

一日の上限摂取量である30mgをたまに越えて取りすぎてしまう日があっても副作用は起こりませんが、そうした日が継続的に続いてしまうと、なんらかの症状として現れてくる可能性があります。

亜鉛の摂り過ぎが続いてしまうと鉄や銅の吸収が妨げられてしまうので「貧血」や「免疫機能の低下」、「白血球の減少」、「コレステロールや糖代謝の異常」といった鉄や銅の欠乏の症状が出てきます。

1)入院時の血漿亜鉛濃度が患者の予後と関連する可能性(学会報告)
2) Go To イベントは来月からを予定
3) 東京都が「東京iCDC」を来月1日より立ち上げ
4) スウェーデンの感染者はこの数週間で徐々に増加傾向。
5) ブルガリア、クロアチアなどの国々で死亡者数が増加傾向。
6) スペイン:ロックダウン解除後の1か月で感染者が2万人、死亡者も5月初旬の高水準に迫る

<スウェーデンで感染再拡大、7月初め以来の高水準に>
「緩やかだが、確実に誤った方向に向かっている。
秋にみんなが職場復帰したときに起こり得ると議論していた事態だ」
(スウェーデン、アンデシュ・テグネル)

スウェーデンの感染者はこの数週間で徐々に増加傾向。
1日500人超で7月初め以来の水準になったと。
首相は、多くの人が警戒態勢を緩め、元の生活に戻りたくなっているようだと指摘。
スウェーデンでコロナ感染が再拡大、首相が警戒の緩みを警告


●入院時の血漿亜鉛濃度が患者の予後と関連する可能性(学会報告)
→学会報告です。本日は時間がなく手抜きwww
私は知りませんでしたが、細胞内亜鉛はウイルス増殖抑制効果があるようです。

亜鉛はHCQとしばしば併用されていましたが、亜鉛の有無で臨床試験におけるHCQの有効性の結果が違っていたのなら、亜鉛自体の効果を見ていた可能性も検討すべきかもしれません。

亜鉛濃度と予後が関連するなら、亜鉛の補充に治療効果があるのかという検討が次に必要になるのでしょう。
Lower zinc levels in the blood are associated with an increased risk of death in patients with COVID-19

・9月23-25日に開催された学会ESCMID Conference on Coronavirus Diseaseで、スペインから血中亜鉛濃度とCOVID-19患者の転帰に関する報告がなされた。

・細胞内亜鉛濃度が高いと、多くのウイルスの増殖抑制効果があることが分かっている。しかしながら、SARS-CoV-2における亜鉛の作用についてはまだ検討されていない。
・今回の検討では、著者らは入院時の血漿亜鉛濃度がCOVID-19患者の予後に関連しているかを検討した。

・2020年3月15日から4月30日までのスペインの単施設(大学病院)に入院した患者を対象とした後ろ向き検討を行った。
 患者の年齢、性別、慢性疾患、検査結果、治療内容のデータを収集した。空腹時の亜鉛濃度はCOVID-19病棟では入院時にルーチン測定されていた。

他の患者のデータ収集と解析は現在も進められているが、スペインの第2波の到来により継続が困難になっているとした。
・249人の患者の平均亜鉛濃度は61μg/dLだった。生存例の平均が53.1μg/mLであったのに対し、死亡例では43μg/dLと有意に低かった

・亜鉛濃度が高いほど、IL-6濃度が低い傾向があった。
・年齢、性別、重症度、HCQ投与の有無で調整した解析では、入院時の亜鉛濃度が1μg/dL上昇する毎に、入院中の死亡リスクが7%減少することが示された。
 入院時の亜鉛濃度が50μg/dL未満の患者は、50μg/dL以上の患者に比べて死亡率が2.3倍高かった。

→亜鉛の抗ウイルス活性に関する総説が以下。
濃度的に生体内で達成可能な濃度かは分かりませんが、亜鉛化合物がVero細胞でのコロナウイルス増殖を抑制したという報告があるようです。
ターゲットはRNAポリメラーゼ(RdRp)。
The Role of Zinc in Antiviral Immunity
https://ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6628855/


本日の全国の感染数・推移
神奈川79人、大阪62人、愛知38人、千葉31人、埼玉28人、北海道25人
栃木15人、兵庫12人、福島10人
9月25日 新たに確認された感染者数(NHKまとめ)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/


→東京都が「東京iCDC」を立ち上げ
来月1日より東京都の感染症対策の司令塔的役割を持たせると。
座長は東北医科薬科大学の賀来満夫先生。
何と都内からではない!!
東京都 感染症対策の新拠点となる組織「東京iCDC」立ち上げへ

ブルガリア、クロアチアなどの国々では死亡者数が増加傾向。
イギリスではこの1か月で介護施設での集団感染が急増。
イギリス、フランス、スペインではまだ若年者の感染増加が主体だが、4-6週後に高齢者も増えると予想と。

スペインはロックダウン解除後、1か月で感染者が2万人増加。
1日あたりの死亡者数は、深刻だった5月初旬の高水準に迫っていると。
累計死亡者数は3.1万人。
スペイン、コロナ感染者70万人突破 マドリード中心に再拡大続く

→欧州の1日感染者数(左)と死亡者数(右)の推移
死亡者数が徐々に上昇トレンドになってきています。
https://cnn.co.jp/amp/article/35160031.html

コメント
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