コロナが収束しても、世界で終息しなければ、また自国に戻ってくるhttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93805.php
https://gigazine.net/news/20200628-half-people-mask-prevent-covid-19/
研究チームはマスクが吸着する新型コロナウイルスの割合をさまざまに変化させつつ、「感染者は症状発現後にのみマスクを着用する」「一定割合(50%、75%、100%)の人が常にマスクを着用する」という各シナリオについて流行の変化を調べました。その結果、「症状発現後にのみ
マスクを着用する」というシナリオでは、95%以上の人がマスクを着用した場合に限りR0は半分以下になると判明。一方、「一定割合の人が常にマスクを着用する」というシナリオではマスクを着用しない場合の新型コロナウイルスのR0が2.2という前提では全人口の50%がマスクを着用すれば流行は広まらず、着用しない場合のR0が4ならば75%の人がマスクを着用すれば流行は広まらないという結果が得られました。研究チームはこの結果から、「常にマスクを着用することは、症状発現後にのみマスクを着用することに比べて、感染力を2倍も引き下げる効果がある」と説明しています
論文の筆頭著者であるリチャード・スタット氏は、「感染拡大を防ぐための選択肢がほとんど存在しない発展途上国において、マスクは特に有効だと考えられます」とコメントしています。
【小学校教師陽性相次ぐ】小池知事 見て見ぬふり 「夜の街」ばかり強調 経路不明者急増 このまま放置が続けば、東京は底なしの市中感染に見舞われる恐れがある 小池は、東京五輪開催にこだわり、コロナ対策が後手に回った。知事選が終わるまで、市中感染をスルーするつもりなのか(日刊ゲンダイ)
相次ぐ教師の陽性…小池知事は市中感染拡大も見て見ぬふり https://nikkan-gendai.com/articles/view/news/275312… #日刊ゲンダイDIGITAL
報道すれば #都知事選
の趨勢を変えるほど衝撃的な小池百合子氏の回答の数々。なぜか大手メディアは黙殺するので自ら記事を書きました。
投開票まであと5日。
【拡散】をお願いします。メディアが報じざるを得ないほど圧倒的に https://hbol.jp/222506/2
「台湾や韓国などの対策は、感染者の全容を明らかにしようとするもので、症状が出ていない人も把握して、社会の安全安心を守るというものでした」。一方、日本では無症状者を把握することがなおざりにされたという。
https://mainichi.jp/articles/20200630/dde/012/040/017000c…
「無症状の人が多い一方で、病院や高齢者施設に入り込むと、非常に致死性の高いウイルスとして牙をむく。新型コロナの持つ二面性が十分に理解されていないから、政府の専門家会議メンバーの有識者があのような発言をするのです」
厚労省は懸念を示しているそうです。
小池都知事、数値ではなく全体像を掴み、現場の感覚でスイッチをオンオフするそうです。イミガワカラナイ…
●Tocilizumab(アクテムラ)は重症患者の予後を改善させる可能性
→後ろ向き検討です。ランセット論文。
イタリアのアクテムラのRCTは効果なしで中断と報道されましたが、論文はまだで詳細不明です。
Recovery試験ではまだアクテムラのRCTは続行中です
あまり取り上げられませんが、ACE2を介さない感染経路としてCD147とSPによる第2の経路があって、これによりT細胞に感染し細胞減少につながるという論文はすでに出ています。この論文はプレプリントの段階から批判も多数ありましたが、結局、natureに掲載されています。https://www.nature.com/articles/s41423-020-0424-9
『新型コロナウイルスがリンパ球の70~80パーセントを占める「T細胞」に感染し、破壊する可能性が挙げられている。』https://news.yahoo.co.jp/articles/e84a5258e9fcab5221a7cc7a65b9547d4e91de7c 新型コロナウイルスは、HIVウイルスのように免疫系を破壊する? その鍵は「T細胞」が握っている
●COVID-19の病態はIP10上昇によるT細胞の暴走と枯渇という考え方
→重症例の病態は免疫系の過剰応答であるが、その背景にはIP10高値によるT細胞の枯渇という免疫異常があるという説です。
小児では活発な胸腺の働きにより破壊を上回るT細胞が生成されるため重症化しない。
免疫の誤作動をウイルスが直接起こすのであれば、強力な2剤以上による抗ウイルス療法が理にかなっているはずだという仮説です。
Narure Medicineにプレプリントとして発表されています。
How the Coronavirus Short-Circuits the Immune System
・本疾患は当初、呼吸器系疾患の一つと考えられた。しかし今では、肺だけではなく、腎、心臓、循環器系、そして嗅覚や味覚にも影響を与える疾患である事が判明している。
・研究者らはまた別の驚くべき側面を見出している。入院例の多くが免疫システムで重要な役割を果たす細胞の枯渇が起こっているのだ。
・5月にWherryらのグループが重症患者では、T細胞の喪失を含む広範囲な免疫システムの障害を起こしている事を報告した
彼らは別の研究でこの免疫不全には3つのパターンがあり、71例のCOVID-19患者の約3割では免疫応答を調節するT細胞とB細胞が不活化されていたとした。
中国の研究者らも重症患者におけるT細胞の減少を報告している。
・Haydayらの検討が、Nature Medicineで査読中のプレプリントとして発表されている。
彼らは63例のCOVID-19患者と55例の健常人を比較し、COVID-19患者の最も顕著な異常の一つとして、IP10の著明な上昇があることを発見した。
IP10はT細胞を必要な部位に遊走させる役割を持っている。
・免疫の誤作動をウイルスが直接起こすのであれば、抗ウイルス薬による治療は理にかなっているはずだ。恐らくはT細胞が枯渇し、臓器障害を起こす前にウイルスを抑えるためには2つ以上の併用が必要かもしれない
しかし、免疫を抑制するのではなく、免疫系を回復させる事が治療の核心的目標であるべきだ」と、Hayday博士は述べた。
・子供が重症化しないのはなぜ稀なのか?それは子供が活発な胸腺の活動により、ウイルスが破壊するよりも多くの新規T細胞を作れるのが理由なのかもしれません。
・「サイトカインストームはIL-6阻害薬で和らげる事ができるかもしれない。しかし多くの患者ではこの薬剤は顕著な効果を示していない。
明らかにIL-6が上昇している患者ではIL-6を抑制する事は有用かもしれない。
・IP10の持続高値はT細胞応答に混乱をもたらす。T細胞自体はウイルスと闘う準備ができているが機能を発揮できない。多くのT細胞は死滅し、そして枯渇する。特に新しいT細胞の生成に必要な胸腺が十分に機能しなくなる40歳以上ではダメージが大きい。
・これは体内に混乱をもたらす。これはウサイン・ボルトがスタートのピストル音を聞くようなものだ。ピストルを連射したらどうなる。彼は立ち止まり、混乱してしまうだろう。
・通常はIP10はT細胞が病巣に遊走する間のみ一時的に上昇する。しかしCOVID-19患者では、SARSやMERS患者でもそうであったように、IP10レベルが高値のまま持続していた。
・これは体内に混乱をもたらす。これはウサイン・ボルトがスタートのピストル音を聞くようなものだ。ピストルを連射したらどうなる。彼は立ち止まり、混乱してしまうだろう
・IP10の持続高値はT細胞応答に混乱をもたらす。T細胞自体はウイルスと闘う準備ができているが機能を発揮できない。多くのT細胞は死滅し、そして枯渇する。特に新しいT細胞の生成に必要な胸腺が十分に機能しなくなる40歳以上ではダメージが大きい。
・「サイトカインストームはIL-6阻害薬で和らげる事ができるかもしれない。しかし多くの患者ではこの薬剤は顕著な効果を示していない。
明らかにIL-6が上昇している患者ではIL-6を抑制する事は有用かもしれない。
→ギリアド社は複数の製薬メーカーと契約締結しており、ジェネリック医薬品を生産し127の途上国で販売する権利を認めています。
Voluntary Licensing Agreements for Remdesivir
ギリアドのレムデシビル治療5日分価格が決定:25.2万/ 33.6万
インドのジェネリック薬会社は途上国127か国に4.6万円で提供
・インドのHetro社はレムデシビルのジェネリックを100mgあたり5400ルピー(71米ドル)で設定していると発表した。
・インドのCipla社は100mgあたり5000ルピー以下の価格なるだろうと述べている。
→レムデシビルは初日200mgで以後100mgを4日ですので、投与量は1コース600mgです。
つまりインドのHetero社のジェネリックでは426ドル=46,000円ほど。
ギリアド社の1/5程度です。
●米国でのMIS-Cに関する報告2報
NEJMにMIS-Cに関する2報(NY州、全米)が報告されています。
全米調査の報告について紹介します。
MIS-Cは小児で見られる川崎病様病態です。
・病態はこれまでの欧州からの報告と極めて類似しています。
・COVID-19流行からの時系列から考えても、MIS-CはSARS-CoV-2関連の新規病態である事は確実でしょう。https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2021680
・全米の小児医療センターを対象に3/15-5/20の期間のMIS-Cのサーベイランスを実施。
・MIS-Cの定義は以下の6つを満たすもの。
入院を要する重篤病態、年齢21歳未満、24時間以上続く発熱、炎症所見、多臓器病変、PCR陽性 or 抗体陽性or 1か月以内のCOVID-19患者との接触
結果)
・26州から186例の患者を特定した。
・年齢中央値は8.3歳、62%が男性、73%はこれまで健康だった。
・70%がPCRあるいは抗体陽性であり、88%4/16以降の入院症例だった。
・臓器病変としては消化器系92%、循環器系80%、血液系76%、粘膜皮膚74%、呼吸器系70%だった。
入院期間の中央値は7日(IQR 4-10)、80%がICU管理を受け、20%が人工呼吸器管理となった。
48%が昇圧剤を要し、死亡率は2%だった。
・冠動脈瘤は8%の患者に見られ、川崎病様の特徴は40%に見られた。
・ほとんどの患者(92%)では、炎症を示す少なくとも4つのマーカーの上昇が見られた。
・免疫グロブリンが77%、ステロイドが49%、IL-6またはIL-1RA阻害薬が20%で使用された。
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・COVID-19の流行とMIS-C発症の時間的関係
MIC-Cのピーク(棒線)COVID-19の流行ピーク(折線)から4週程度遅れています。
・循環器系の症害
トロポニン上昇50%、BNP>400が73%、EF<55%が62%、昇圧剤使用が48%
・その他の障害
消化器症状は年齢に関わらず90%以上で見られます。
粘膜皮膚症状は13歳以上で少な目で、逆に呼吸器症状や筋骨格系の症状は13歳以上で多い傾向です。
→もう一つのNY州の論文内の図を貼り付けます。
ここでもCOVID-19の流行とMIS-C発症の時間のズレがはっきり確認できます。
Multisystem Inflammatory Syndrome in Children in New York State
https://nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2021756…
・青棒がCOVID-19、赤棒がMIS-Cの報告数です。
・4月下旬イギリスの小児科医が、SARS-CoV-2感染に関連した小児炎症性多系統症候群(Pediatric inflammatory multisystem syndrome temporally associated with severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2))、またはPIMS-TSと呼ばれる異常な炎症性疾患について注意喚起した。
・その後、米国CDCとWHOは独自の疾患定義を発表し、MIS-Cと命名。
・MIS-C(PIMS-TSと分類されたものを含む)は世界で約1000例報告。
・報告では様々な症例定義が使用されており、重篤でない症例を見逃している可能性がある。CDCとWHOの定義では、SARS-CoV-2の感染または曝露の証拠が必要である。
・全体的に共通した臨床像が見られる。MIS-CはSARS-CoV-2感染後2~4週間で発症する。MIS-Cの患者のほとんどはSARS-CoV-2に対する抗体を持っており、PCR陽性例は少ない。黒人、ヒスパニック、または南アジア人に多い傾向がある。10-20%で重篤な心臓病変と冠動脈溜が見られる
重症患者ではトロポニン、BNPの著明上昇がある。死亡率は2-4%である。
・MIS-Cは、年齢が高齢で炎症反応が強く、心筋傷害が強く、人種間差がある事などで川崎病は異なっている。
・この新たな病態のメカニズム解明は、COVID-19を理解する上で重要と考えられる。MIS-CはSARS-CoV-2感染後の抗体産生後に発症するため、異常な獲得免疫応答が関与している可能性がある。
T・B細胞応答や免疫複合体の除去を制御する遺伝子に変異を持つ子供に川崎病リスクが高いことが示唆されている。川崎病とMIS-Cの類似性は、根底にある遺伝的構造の関連を示唆しており、MIS-CがSARS-CoV-2に対する異常なT細胞・B細胞応答から生じているという仮説を支持するものと考えられる。
→国産ワクチンの開発は個人的には必要だと思っています。
しかし、アンジェスのワクチンの唐突な「20万人分生産体制」計画には違和感を覚えます。
アンジェスのワクチンのデータが見つからないなと思っていましたが、どうやら開示自体していないようです。
大丈夫か??https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062900525&g=soc
→能の舞台を特注マスクで再開!
3月から試作、改良を重ねた布製の特注品らしいです。
伝統を守る強い意思を感じました!!
能を知りませんが、個人的には全く違和感なし。
能舞台、特注マスクで4カ月ぶり再開https://kyoto-np.co.jp/articles/-/293903…
長崎大学の開発するRNAワクチン
これは接種するのではなく、RNAを微粒子として肺に吸入させるのだと。
これで細胞に蛋白発現させる事に成功するとして・・・、軽い肺炎が起こる??
興味深いアプローチかと思います。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200630/k10012489601000.html 新型コロナウイルスの遺伝情報でワクチンの開発 長崎大学
オランダはミンク産業を動物保護の観点から2024年には終了するという計画だったと。
COVID-19がこの計画を早める事になりそうだという報道です。
新型コロナウイルスが廃止早める オランダのミンク産業
ブロードウェイでミュージカルが観れない!!
今年一杯は再開しないことを決定したと。
いずれ再開するとしても、休止期間中に失われる何かがあるはずです。
NY ブロードウェイミュージカル 年内いっぱい中止 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/062600384/
外国人留学生と関わるようになってから「その人の言語は顔では判断できない」と知り、日本語で沢山話しかけるようにしたところ、とても喜ばれた。特にヨーロッパ系の友達は、周りの日本人が英語ばかり使ってくるから(使いたがるから)、全然日本語が上達しないと嘆いてた。 twitter.com/IshinoShahran/…
しかし、spike proteinの異なる部位に結合する抗体カクテルで処理すると、エスケープする変異株は発生しなかった。
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・市中流行しているRBD variant 16株に対する8つのモノクローナル抗体の中和活性
野生株および各変異株に対してREGNxxで示される8種の抗体は十分な中和活性を持っています。
●中和モノクローナル抗体は1種類では速やかにエスケープ変異株が出現する
→結合部位の異なる2種の抗体のカクテルでそれを阻止できるという報告です。
Antibody cocktail to SARS-CoV-2 spike protein prevents rapid mutational escape seen with individual antibodies