1月19~20日の両日に行われたセンター試験の「国語」で、問題の文中に謎の単語が続出。登場した単語が、ツイッター上などでHOTワードになっている。
話題になっているのは、国語「第2問」の文中に登場した
「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」
「スピンアトップ・スピンアトップ・スピンスピンスピンーーーー」
「フエーヤー?フエーヤー・・・・・・チョッ!」
「ヘーヤーヘブン。」
などの部分。問題は、1923年に発表された牧野信一の『地球儀』という小説を全文掲載したものだが、試験が終わるやいなやネット上には、「ぶっとびすぎ」「ヤバい」という声が登場し、ツイッター上では、
「センター国語見た。なんなんこれwwwシイゼエボオイwwwスピンスピンスピンwww」
「スピンアトップが離れないww」
「フエーヤー!ってなんや!!!(笑)」
と、この表現を使ってみたい人たちが、次々と単語を使ってツイートを発信している。
センター試験の国語の問題は、ネット上で毎年のように話題になっており、昨年は、主人公のレインコートについた玉虫を踏みにじる少女が「ヤンデレでは」との指摘が(出典は井伏鱒二『たま虫を見る』)あがった。また、2011年の文中に登場した「ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ・ネ」(加藤幸子『海辺暮らし』)というフレーズは、受験生を大いに困惑させ、ネット上にはその後、ツイッターのbotアカウントまで登場した。
なお今回出題された『地球儀』の作者の牧野信一は大正時代の作家で、インターネット図書館「青空文庫」では、『地球儀』の全文を読むことができる。同サイトでは、このほか牧野の作品が300作以上公開されているので、「スピンアトップ」「フエーヤー」で彼の魅力にハマった方は、是非とも他の作品もお楽しみ頂きたい。
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