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高校入試の数学から

2016-03-23 | ブログ

高校の入試問題というのは、大学の入試問題よりも格差がひどいかもしれません。そこには小学生でもすらすら解けそうなものから、大学生でも手を出しかねるような問題までそろっています。ためしに、ある国立高校の入試問題を、受験生とおなじ条件で、東大の俊英の諸君に解いてもらったところ、全員悲鳴をあげてしまいました。そのような問題が解けるように日夜勉強をかさねる中学生諸君のことを考えると、まったくお気の毒なことです。

高校の入試問題というのは、一般に、解答時間にくらべて、あまりにも問題の分量が多すぎるようです。そこでは、問題とじっくりとりくむ余裕などありません。となると、考えるよりも憶えることにはげむことになります。しかし、理解をともなわない数学の知識ほどもろいものはありません。入試はどうにかパスできても、高校の課程で、のりこえがたき壁につきあたることになるでしょう。

中学生のための数学の問題集、参考書はずいぶん市販されていますが、数学を憶えることに手をかしている書物が目立ちます。そこには似たような問題がただ並んでいるだけで、機械的な計算練習を目指しているかのようです。しかし、本当の計算力というのは、機械的な練習で身につくものではないのです。思考をともなわない計算は暇つぶしでしかありません。また、解答が略解にすぎて、ただ答え合わせのためのような書物もあるようです。

しかし、数学は、答え自身よりも、解答の方針とかその過程に意味があるのです。数学を理解させ、入試にも、理解に裏打ちされた自信でのぞめるような教材で学んでいきましょう。



第110回・医師国家試験

2016-03-19 | ブログ

 厚生労働省が3月18日に発表した第110回医師国家試験の合格状況によると、合格率がもっとも高かったのは、「自治医科大学」と「和歌山県立医科大学」で、どちらも99.1%であった。

 2016年2月6日~8日に実施された第110回医師国家試験の合格率は91.5%。医師国家試験が年1回の実施となった1985年以降でもっとも高い2015年の合格率91.2%を超えた。

 学校別合格者状況によると、合格率がもっとも高いのは「自治医科大学」と「和歌山県立医科大学」で、どちらも99.1%。ついで「東京医科大学」98.5%、「東京慈恵会医科大学」「順天堂大学医学部」の98.2%となった。

 新卒者の合格率が100%であったのは、和歌山県立医科大学と順天堂大学医学部、東京慈恵会医科大学、近畿大学医学部。

 平均合格率は、国立が91.7%(前年比0.1ポイント減)、公立が95.4%(同0.3ポイント増)、私立が91.6%(同1ポイント増)で、認定および予備試験は53.4%(同1.1ポイント減)となった。


近畿大学

2016-03-17 | ブログ

 近畿大学は3月16日、平成28(2016)年度入試における一般入試の志願者数を公表。一般入試志願者数は過去最高の11万9,915人、前年度より6,211人増加した。推薦入試などを含めた全入試の総志願者は16万3,833人にのぼった。

 近畿大学の平成28年度入試(14学部)では、大学入試センター試験利用を含む一般入試志願者数が11万9,915人。推薦入試などを含む全入試の志願者数(短期大学部を含む)は総計16万3,833人、近畿大学史上最高となった前年度を8,055人上回った。

 地域別志願者数をみると、近畿8万8,090人(前年度比4,860人)、中国8,875人(同562人増)、東海4,886人(同454人増)、関東2,534人(同184人減)、北陸2,739人(同160人減)など。近畿大学が学生募集で重点エリアとしている近畿、東海エリアは大きく増加し、理系人気の沈静化により、東北、関東、北陸は減少した。全体でみると、近畿圏を除いた志願者数は4年連続で増加しており、過去最高の3万1,825人に達した。

 学部別志願者数では、産業理工学部を除いたすべての理系学部が減少した一方で、新設の国際学部や経営学部(前年度比129.2%)によって、文系学部は9,694人増加している。国際学部は女子志願者が54.8%を占め、女子志願者数増加の大きな要因となった。平成28年度の女子志願者数は3万5,524人、女子比率は29.6%。平成24(2012)年度と比べ1万人以上増えており、5年連続で過去最高を更新した。

 近畿大学では、これらの志願者数増加の背景には、研究成果や産学連携プロジェクトの「見える化」、完全インターネット出願などの先進的な取組み、国際学部の開設やキャンパスの大規模整備があると分析している。


早稲田大学

2016-03-12 | ブログ

 早稲田大学入学センターは3月10日、平成28(2016)年度一般・センター利用入試結果(速報版)を公表した。募集人員5,580人に対して、志願者数は総計10万8,039人、そのうち1万7,541人が合格。商学部や文化構想学部などの志願者は、前年度より1,000人以上の増加となった。

 一般・センター利用入試結果(速報版)では、各学部・学科の入試方式ごとに募集人員、志願者数、受験者数(一般のみ)、補欠合格者を除いた合格者数をまとめている。志願者数は9年ぶりに増加し、志願者総計は前年度比4,545人増の10万8,039人。前年度より志願者が大きく増加した学部は、文化構想学部1,359人増、文学部1,267人増、教育学部1,008人増、商学部1,637人増など。

 各学部の合格者数をみると、政治経済学部(募集人員525人)1,602人、法学部(同450人)1,327人、文化構想学部(同570人)1,840人、文学部(同490人)1,461人、教育学部(同700人)2,266人、商学部(同535人)1,723人、基幹理工学部(同315人)1,158人、創造理工学部(同315人)839人、先進理工学部(同300人)1,344人、社会科学部(同500人)1,289人、人間科学部(同430人)1,193人、スポーツ科学部(同250人)677人、国際教養学部(同200人)822人。

 なお、2016年度入試では、政治経済学部を除く全学部において、一般入試合格者発表と同時に補欠者を発表している。補欠者は入学手続者に欠員が生じた場合に入学が許可されるため、補欠合格者が出ない可能性もある。補欠者に対する合格発表は「電話応答システム」のみで、順次発表を実施。


国公立大2次試験の後期日程

2016-03-12 | ブログ

 国公立大2次試験の後期日程が12日、全国の大学で始まった。文部科学省によると、出願を受け付けたのは141大学452学部で、志願者は18万6119人。募集人員に対する志願倍率は昨年と同じ9・7倍だった。合格発表は20日から。

 国立大(75大学314学部)には14万1267人が志願し、倍率は昨年より0・2ポイント減の9・1倍。公立大(66大学138学部)は4万4852人が志願、倍率は0・5ポイント増の12・1倍だった。

 大学入試センター試験の成績で門前払いする「二段階選抜」は一部公立大の中期日程と合わせて25大学32学部が実施し、4079人が不合格となった。


京都大学は3月9日、一般入試(前期日程)の合格発表

2016-03-10 | ブログ

 京都大学は3月9日、一般入試(前期日程)の合格発表を行った。募集人員2,766人に対して8,029人が志願し、2,828人が合格した。合格者の受験番号が京都大学入試情報ホームページに掲載されている。

 第2次学力試験(前期日程)が2月25日と26日(医学部医学科の面接のみ27日)、合格発表が3月9日正午に行われた。

 合格者数は、総合人間学部(文系)65人、総合人間学部(理系)54人、文学部216人、教育学部(文系)47人、教育学部(理系)10人、法学部312人、経済学部(文系)190人、経済学部(理系)25人、理学部310人、医学部医学科112人、医学部人間健康科学科看護学専攻73人、医学部人間健康科学科検査技術科学専攻39人、医学部人間健康科学科理学療法学専攻18人、医学部人間健康科学科作業療法学専攻18人、薬学部薬科学科53人、薬学部薬学科31人、工学部945人、農学部310人の合計2,828人であった。

 なお、後期日程(特色入学)は、法学部にて3月12日に実施、3月23日に合格発表が行われる。


一般入試前期日程の合格発表

2016-03-09 | ブログ

 千葉大で8日、一般入試前期日程の合格発表があった。10学部の受験者6426人中1939人が合格し、喜びの春を迎えた。 

 千葉市稲毛区の西千葉キャンパスでは午後1時、各学部の掲示版に合格者の受験番号が張り出された。受験生は自分の受験番号を見つけると、記念写真を撮ったり、両親や教師に電話したりして大喜び。アメフット部の部員約35人が胴上げやバンザイをして合格発表に華を添えた。

 工学部に合格した市川市の公文陽太郎さん(18)は「ようやく解放された気分。勉強もバイトも頑張りたい」と目を輝かせた。

 今年4月に国立大で初めて開設する国際教養学部(定員90人)にも100人が合格。同学部では留学やフィールドワークなど海外での学習、活動を義務づけ、国際化時代に対応した人材を育成する。

 合格者番号は同大ホームページで14日午後5時まで閲覧できる。後期日程の合格発表は20日に行われる。


新課程における数学の分野

2016-03-01 | ブログ

2012年度の高校1年生から、新しい学習指導要領が実施された。
細かな変更点などは後で説明するが、最大の変更点は「量が増える」ことと「勉強内容が変わる」ことである。 今まで多くの批判を浴びてきたゆとり教育が終わりを告げ、「脱ゆとり」の方向性をもったカリキュラムが実施される。