大学入試センターは9月26日、同日から受付を開始した平成30年度(2018年度)大学入試センター試験の出願状況を公開した。受付初日午後5時時点での出願総数は、前年度(平成29年度)の受付初日より2,000人多く、5,740人だった。
受付初日の出願内訳は、高等学校経由の出願者(高等学校等卒業見込者)が4,476人、個人による直接出願が1,264人だった。大学入試センター試験は今後、10月6日まで出願を受け付ける(当日消印有効)。
本試験は平成30年1月13日(土)および14日(日)、追試験・再試験が1月20日(土)および21日(日)。得点調整の実施有無の発表は1月19日(金)、平均点などの中間発表は1月17日(水)、最終発表は2月1日(木)を予定している。
国が進める大学入試改革により、現行の大学入試センター試験は平成31年度(2019年度)の実施で終了する。よって、現行のセンター試験を受ける最後の受験生となるのは、現時点で高校1年生の生徒。平成32年度(2020年度)からは新しく施行される「大学入学共通テスト」が導入されるため、現役で進学しない場合は新テスト対策が必要になる。
来年1月13、14日に実施される大学入試センター試験の出願受け付けが26日、東京都目黒区の同センターで始まる。出願は郵送で受け付け、10月6日の消印まで有効。センター試験に参加する国公私立大は、過去最多となった前年と同じ694校の予定で、公私立短大は154校を見込む。
地理歴史と公民、理科の一部で、同一教科内の科目間の平均点に20点以上の差が出た場合、得点調整を実施する。受験者数が1万人未満の科目は対象外となる。
東日本大震災で被災した受験生は、出願後に申請すれば検定料が返還される。