わたしたちの体、動物、空気、水など、世の中のすべてのものは「原子」でできています。
原子の構造は、真中にプラスの電気を持った「原子核」があり、そのまわりをマイナスの電気を持った「電子」が飛び回っています。
この電子が、なんらかの力を受けて移動すると「電子の流れ(電流)」が生まれて、それが電気になります。
電気は、磁石とコイル(うずまき状に巻いた金属の線)を使ってつくります。コイルとコイルの間で磁石を回すと、電子の流れができて、コイルに電流が流れます。これを“電磁誘導”といいます。
自転車のライトも同じしくみです。
タイヤの回転に合わせて磁石を回すことで、
コイルに電気が流れます。
このしくみを大規模にしたのが発電所です。
発電所では、タービンという大きな回転機を使って磁石を回します。
蒸気などの力でタービンを回して電気をつくっています。