鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

鹿児島港旧第一防波堤

2008-09-22 | 史跡
昨日、鹿児島港の北埠頭を紹介しましたが、そこにある鹿児島港旧第一防波堤を紹介します。
北埠頭は、この防波堤を護岸として、その沖を埋め立てて造られました。


陸と北埠頭の間の水路。
右の護岸が、旧第一防波堤です。
左は、板の広場となっています。


石造りの旧第一防波堤。
前の写真の橋から南を見たものです。
この防波堤は、明治5年に造られ、平成5年に埋め立てで護岸化されました。


前の写真の突端。


階段状の護岸。
石は、石橋と同じ材料の溶結凝灰岩です。


北埠頭に渡る橋の北の護岸。
右は、鹿児島水族館です。
南の延長130m部分が「一丁台場」、その付け根から30度の角度で延びている部分が「新波止」と呼ばれます。

巻石の至るところに、石工の名が刻まれているそうです。
この旧第一防波堤は、土木学会選奨の近代土木遺産に選定されています。

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2 コメント

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まるいんですか? (momomama)
2008-09-22 09:56:49
えっ?
まるいですよね。
とても柔らかい曲線ですね。
珍しい。。。

熊本城にまた行きました。
今度は外から眺めただけですが。。。

石垣の曲線はどちらかと言えば反っていますが
ここのように膨らんだのは ほんと珍しい。。

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土木遺産 (chiro)
2008-09-22 12:25:40
上のほうは、優美な曲線をなしています。
昔の人の技術のすばらしさに感心します。
こういうものをよく残したと思います。
土木遺産には、現在使用されていないものが多いですが、これは護岸として現役で活躍しています。

熊本城に・・・
よく県外まで遠出されますね。
石橋探訪でしょうか。
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