前回の記事で、島津義弘夫人だった隈媛が入水自殺したことを書きましたが、それにまつわる滝を紹介します。
加治木の高岡公園へ上がっていく途中の道路右側に滝が見えます。
髢(かもじ)滝(櫛永滝)です。
隈媛死去の後、御側女衆はこの滝から投身殉死し、その際髢が解けて断崖の藤蔓に懸かったので、この滝を髢滝と言うようになりました。髢は髪を結ったり垂らしたりする場合に地毛の足りない部分を補うための添え髪のことです。
上部。また、この付近を櫛流と言うようになったそうです。
さらに上部にも細い滝があります。
中部。川は網掛川の支流です。
滝つぼは狭いです。
時代小説で 見ますが 悲しいですね。
>島津義弘夫人だった隈媛が入水自殺
その隈媛の御側女衆の殉死ですよね。
それだけ主君が 慕われていたのでしょうね。
こんにちは。
主君が亡くなった時、男性の家臣が殉死するのはよく聞きますが、奥方が亡くなった時も御側女衆が殉死したんですね。
意に沿わない人もいたかもしれないのに、封建時代は大変でしたね。