田の神を二つ紹介します。
薩摩川内市都の住宅地に田の神があります。
膝に手を乗せた座像です。
大きなシキを被り、微笑んでいます。
後ろ姿。本物のワラヅトを背負っています。
いちき串木野市大里にある﨑野の田の神です。
右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。
あごひもを締め、表情が残っています。
後ろ姿。
田の神を二つ紹介します。
薩摩川内市都の住宅地に田の神があります。
膝に手を乗せた座像です。
大きなシキを被り、微笑んでいます。
後ろ姿。本物のワラヅトを背負っています。
いちき串木野市大里にある﨑野の田の神です。
右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。
あごひもを締め、表情が残っています。
後ろ姿。
いちき串木野市の田の神を二つ紹介します。
芹ヶ野の道路脇に石造物があります。
正面に回ると、一石双体の田の神です。
顔はわかりますが、手足や胴体ははっきりしません。こんな田の神は珍しいです。
男女ペアかどうかもわかりません。
右の田の神。こちらが女性らしく見えますが、どうでしょうか。
左の田の神。
後ろ姿。
薩摩山にある田の神です。国道3号横の川の左岸にあります。
こちらも一石双体の田の神です。建立は大正13年です。
男性はメシゲとお椀を持っています。
女性は手振錫杖(神楽で使う鈴のように音がでるもの)を持っています。
いちき串木野市の一石双体の田の神を3つ紹介します。
一石双体の田の神というのは、一つの石に二つの田の神が彫られているもので、串木野と川内に多いです。
鏑楠(てきなん)の一石双体(並立)の田の神です。
小高いところで、周囲に田んぼはありません。
右が男性、左が女性です。1842年の建立です。
男性はメシゲとお椀を持っています。
女性は手振錫杖(神楽で使う鈴のように音がでるもの)を持っています。
南方神社に並立鳥居があります。
鳥居の前に、福薗の田の神があります。1862年の建立です。
男性はメシゲとお椀を持っています。
女性は手振錫杖を持っています。
河内の田の神です。
左が男性、右が女性です。
男性は大きなメシゲを抱えており、女性は笏を持っています。建立は1860年です。
薩摩川内市中村町庄込の田の神と石橋を紹介します。
庄込集落の道路脇に田の神があります。
他の碑と並んでいます。
耕地整理記念碑の左が田の神、右が六地蔵塔です。
大きな三角形の石に彫られた浮彫りの田の神です。
右手にメシゲ、左手に扇子を持っています。
顔は風化しています。
六地蔵塔です。
田の神(右奥)の前の第三玉田橋を左岸から見たものです。
上流より見る。
上流は拡幅されています。
下流側。
橋長:3.3m
幅員:4.0m
架設年代:昭和34年
薩摩川内市の田の神を3体紹介します。
樋脇町市比野の和田の田の神です。向こうは市比野小学校。
正面より見る。浮き彫りの田の神です。
蓮台に座った仏像の形をした田の神です。
顔も仏像です。
小学校の土手のクスノキと、右奥は丸山です。
中村町の飯母の田の神です。斜面の中腹にあります。
正面より見る。
左手にメシゲ、右手に小槌を持っています。袖が立派です。
ほほ紅を塗っています。
広い田園風景を眺めています。
近くにある飯母の田の神Ⅱです。
正面より見る。
こけしのようなシンプルな形ですが、田の神だそうです。
目らしきものがあります。
田園風景を眺めています。
指宿市池田下門の田の神と牛馬神を紹介します。
下門公民館です。
踊る猿の絵があります。子供たちが猿に扮して踊る、下門猿の子踊りという伝統芸能があるそうです。
庭に石造物が並んでいます。後ろの山はカルデラ壁の鬼門平。
右から見る。
右の石造物から見て行きます。これは風化してはっきりしませんが田の神です。
顔が少し残っており、左手にスリコギのようなものを持っています。
地蔵の形の田の神。
右手にメシゲを持っています。
山川石の牛馬神です。牛が線刻で彫られています。
浮き彫りの牛馬神。これも牛でしょうか。
馬が線刻で彫られた牛馬神。
左の石塔です。
蓮台に座った仏像が、線刻で彫られています。
コメント欄は閉じています。
指宿市山川成川の田の神を紹介します。
川の右岸の石垣の所にあります。
石垣の奥に2体の田の神があります。
この田の神は、1771年に成川下原の二才中が造立しました。
山川石でできた田の神です。山川石は、少し黄色味がかっているのが特徴です。
左の田の神。短い上着にタスキをかけ、袴をはいた田仕事姿の田の神です。
右手にメシゲ、左手に団子のようなものを持っています。
きりりとした表情で、頭のシキの一部は欠けています。
右の田の神。これも田仕事姿です。
右手にメシゲを持っています。
表情が少し残っています。
成川の開田事業の時の守護神として建てられた、と考えられています。
火野正平さんが、視聴者の心の風景を自転車で訪ねる「こころ旅」という番組があります。
いちき串木野市の田の神を訪ねた回の再放送がありました。
門前にある門前の田の神です。向こうは南九州自動車道。
火野さんは、地元の人に聞いてここへやって来ました。
道路より見る。手紙をくれたのは、福岡県の小学6年生の女の子です。
手紙には「私の心の風景は、鹿児島県いちき串木野市の田のかんさあです。田のかんさあというのは、田んぼの神様という意味です」と綴られていました。
神官型の田の神で、笏を持っています。頭は破損してコンクリートで付け替えられています。
祖父母の家が近くにあり、女の子は犬の散歩でここを通っていたそうです。
田の神には顔がないため、いつも怖いと思って通っていました。少し不気味ではあります。
おじいさんが亡くなった時、皆が泣くので自分も悲しくなって、犬とここを通りました。その時、怖いと思っていた田の神が、笑っているように見えたそうです。
そういえば、首をかしげて笑っているようにも見えます。
後ろ姿。帰って、おばあさんにその話をすると「そんなはずはないがね」と言われました。
小学生なのに、田の神に興味を持ち心の風景と思えること、おじいさんを想う優しい気持ち、田の神が笑って見えるという想像力の豊かさ、などに感心しました。
近くを流れる大里川で、堰があります。
魚道です。
右岸から見た堰。
堰から落ちる水のカーテンと泳ぐカモ。
さつま町の田の神を3体紹介します。
国道267号の脇にある須杭の田の神です。
大きなシキを被っており、ワラヅトが架けられています。
顔は風化し、右に安永五年(1776年)と刻まれています。
広い田園風景を眺めています。
大畝町の田の神3です。
建立は昭和63年と新しいです。
右手にメシゲを持っています。
大きなシキを被っています。
後ろ姿。
国道267号の脇にある船木の田の神です。
正面より見る。
新しい田の神です。右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。
西郷さんに似ています。
田園風景を眺めています。
さつま町の田の神を2体紹介します。
山崎麓にある山崎上の田の神です。
正面より見る。
右手にメシゲを持ち、左手は何かを持っていた穴があります。
1793年の建立ですが、ほとんど風化していません。
端正な顔立ちです。
田園風景を眺めています。
角郷(すみごう)の田の神です。
石の上の座像です。
本物のワラヅトを下げています。
大きなシキを被り、顔は風化しています。
ワラヅトには里芋が供えられています。
後ろ姿。左奥が、前回紹介した宮之城線の腕木式信号機です。