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鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

益山の田の神他

2024-09-21 | 田の神

南さつま市加世田の田の神を紹介します。

 

益山の田の神です。

 

大きな米俵に腰を下ろした座像で、1849年の建立です。

 

左の田の神です。

 

右の田の神は破損されて原形をとどめていません。1768年頃の建立です。

 

ワラヅトを背負い、田園風景を眺めています。

 

津貫農村公園の庭にある田の神です。

 

大きな石燈籠と並んでいます。

 

立像です。

 

大きなシキを被り、表情が残っています。

 

ワラヅトを背負っています。

 

内山田の田の神です。国道270号の脇にあります。

 

僧衣姿で鍬を持っています。

 

笠状のシキを被っています。

 

太鼓状のものを背負っています。造立年代は18世紀半ばと考えられています。

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地頭所の田の神他

2024-09-10 | 田の神

南さつま市加世田の田の神を2体紹介します。

 

地頭所の田の神です。後ろは溜池で、堤にクスノキがあります。

 

塘池農道完成記念碑と並んで建っています。

 

右手にメシゲ、左手に鍬を持っています。文化年間(1804~1818年)に建てられました。

 

顔は風化しています。

 

ワラヅトを背負っています。向こうの山は金峯山。

 

クスノキです。

 

溜池にホテイアオイがあります。

 

ホテイアオイの花。

 

唐仁原の田の神です。

 

旅姿の僧侶の立像です。建立は1826年です。

 

頭巾風の大きなシキを被り、右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。

 

後ろ姿。

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大川原の田の神他

2024-08-22 | 田の神

田の神を紹介します。

 

曽於市財部町の財部北地区公民館の庭にある大川原の田の神です。

 

農民型の立像で、建立は1780年です。

 

右手にメシゲ、左手にお椀を持ち、きれいに彩色されています。

 

大きなシキを被り、表情がはっきりしています。

 

鹿児島大学郡元キャンパスの玉利池です。

 

池(向こう側)の近くに田の神があります。

 

田の神舞姿の田の神です。埋まっていたのを昭和38年に見つけました。

 

右手に持っているのは何でしょうか。

 

ユーモラスな顔で、笠をかぶっています。

 

後ろ姿。帯が立派です。

 

いちき串木野市のアクアホールの裏に、2体の田の神があります。

 

右側。一見田の神らしくないですが、田の神です。

 

表情が残っています。

 

左の田の神。座像です。

 

顔のアップ。

 

チンチクダケ(正式名ホウライチク)のタケノコの煮物を作りました。真夏に生えるタケノコで、アクが強いので3~4回湯がいてアク抜きをします。これだけ湯がいてもシャキシャキ感があります。

他の材料は、鶏肉、昆布、厚揚げ、こんにゃく、ゴボウ、ニンジンです。

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高牧のベロ出し田の神他

2024-08-02 | 田の神

姶良市蒲生町の田の神を紹介します。

 

高牧にある田の神です。墓地の前にあります。

 

立派な石の屋根の下にあります。

 

白粉を塗った女性像です。

 

右手にメシゲ、左手にスリコギを持っています。

 

赤いベロ(舌)を出しています。ベロ出しは、農民の権力者に対する反抗表現だそうです。ベロ出し田の神を見たのは初めてです。

 

高崎の田の神です。

 

大きなシキを被り、右手にメシゲを持っています。

 

表情がユニークです。

 

隣の田の神。これもメシゲを持っています。

 

後ろ姿。ワラヅトを背負っています。

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西田の田の神他

2024-07-22 | 田の神

姶良市姶良町の田の神を2体紹介します。

 

西田の田の神です。

 

田の神舞姿の農民型で、赤く塗られています。文化二年(1805年)の文字が刻まれています。

 

ユーモラスな顔で、右手にメシゲを持ち、左手は頭とシキの間に入れています。

 

隣の石仏です。

 

石祠にも像があります。

 

広い田園風景を眺めています。

 

寺師にある黒葛野(つづらの)の田の神です。寺師十文字から県道を北へ行き、右の細い道を入ったところにあります。

 

大きなシキを被り、メシゲを頭の上に置いています。

 

表情がはっきりしており、なかなか立派な田の神です。

 

後ろ姿。

 

前は、山あいの小さな田んぼです。

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笠ヶ野の田の神他

2024-07-10 | 田の神

田の神を3体紹介します。

 

日置市日吉町笠ヶ野にある田の神です。

 

二つの巨石の上に乗っています。こんな田の神は初めて見ました。

 

浮き彫りの田の神です。

 

顔は風化し、大きなメシゲを抱えています。

 

田んぼを見つめ、豊作を祈っています。

 

日置市吹上町の苙岡(おろおか)公民館の庭にある田の神です。

 

鍬を持っています。

 

右から見る。

 

表情が残っています。

 

ワラヅトを背負っています。

 

日置市吹上町下和田にある田の神です。

 

立派な台座に乗っています。

 

顔のアップ。シキの一部は欠けています。

 

石と本物のワラヅトを背負っています。

 

隣の石像。頭が欠けた田の神でしょうか。

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都の田の神他

2024-07-02 | 田の神

田の神を二つ紹介します。

 

薩摩川内市都の住宅地に田の神があります。

 

膝に手を乗せた座像です。

 

大きなシキを被り、微笑んでいます。

 

後ろ姿。本物のワラヅトを背負っています。

 

いちき串木野市大里にある﨑野の田の神です。

 

右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。

 

あごひもを締め、表情が残っています。

 

後ろ姿。

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芹ヶ野の田の神他

2024-06-08 | 田の神

いちき串木野市の田の神を二つ紹介します。

 

芹ヶ野の道路脇に石造物があります。

 

正面に回ると、一石双体の田の神です。

 

顔はわかりますが、手足や胴体ははっきりしません。こんな田の神は珍しいです。

男女ペアかどうかもわかりません。

 

右の田の神。こちらが女性らしく見えますが、どうでしょうか。

 

左の田の神。

 

後ろ姿。

 

薩摩山にある田の神です。国道3号横の川の左岸にあります。

 

こちらも一石双体の田の神です。建立は大正13年です。

 

男性はメシゲとお椀を持っています。

 

女性は手振錫杖(神楽で使う鈴のように音がでるもの)を持っています。

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一石双体の田の神

2024-05-18 | 田の神

いちき串木野市の一石双体の田の神を3つ紹介します。

一石双体の田の神というのは、一つの石に二つの田の神が彫られているもので、串木野と川内に多いです。

 

 鏑楠(てきなん)の一石双体(並立)の田の神です。

 

小高いところで、周囲に田んぼはありません。

 

右が男性、左が女性です。1842年の建立です。

 

男性はメシゲとお椀を持っています。

 

女性は手振錫杖(神楽で使う鈴のように音がでるもの)を持っています。

 

南方神社に並立鳥居があります。

 

鳥居の前に、福薗の田の神があります。1862年の建立です。

 

男性はメシゲとお椀を持っています。

 

女性は手振錫杖を持っています。

 

河内の田の神です。

 

左が男性、右が女性です。

 

男性は大きなメシゲを抱えており、女性は笏を持っています。建立は1860年です。

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庄込の田の神と石橋

2024-04-25 | 田の神

薩摩川内市中村町庄込の田の神と石橋を紹介します。

 

庄込集落の道路脇に田の神があります。

 

他の碑と並んでいます。

 

耕地整理記念碑の左が田の神、右が六地蔵塔です。

 

大きな三角形の石に彫られた浮彫りの田の神です。

 

右手にメシゲ、左手に扇子を持っています。

 

顔は風化しています。

 

六地蔵塔です。

 

田の神(右奥)の前の第三玉田橋を左岸から見たものです。

 

上流より見る。

 

上流は拡幅されています。

 

下流側。

 橋長:3.3m

 幅員:4.0m

 架設年代:昭和34年

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