昨夕から、翌日の日曜日の晴天を予告するようなマジックアワー。
(マジックアワーと電線と月)
電線がなければ月も綺麗に写っただろうに・・。
カメラを替えて夜景にセットしパチリ。
(月齢1.6の月)
あまりにも鋭利な刃物のような月に、新聞で月齢を調べたら1.6。
なるほど鋭いわけだ。
で、今日1月14日は相方のン十ン歳の誕生日。
目出度いところで、阿蘇神社まで初詣に出かけることに。
ただ、その前に今日は町内のドンドヤ。
(ドンドヤの会場)
田んぼの中に、竹などで組上げたドンドヤがセットされていた。
正月飾りを持ち込むと、5~6名の担当者がプラスチックや金属製の混入がないかを点検する。
田んぼなので、妙なものが焼け残ったりすると耕作に影響する。
用心して除去しておいたので、私の飾り物類は一発OK。
その足で、阿蘇に向かってGO!.
(阿蘇神社)
今日は、もう年明けて2週間も経っているから人出は少ないだろうと思ったら大間違い。
地震で倒壊した楼門が、7年9ヶ月ぶりに再建されたという特殊性を忘れていた。
楼門は、古い部材を80%以上活用し新材や最新の耐震技術なども施してあるが見た目は以前と殆ど変わらない。
(高砂の松)
高砂の松の子孫かなにからしいが、この松は謡曲「高砂」で有名なという標柱が目を引いた。
なにしろ昨年末の文化祭で、わがグループが発表したのがこの「高砂」だったのだ。
相方とも、以前旅行で高砂の浜に立ち寄ったことがあるので、あの頃の情景が蘇ってくる。
あの謡曲「高砂」は、この阿蘇神社の神主友成が京に赴く際に立ち寄って、松の精の老夫婦に出会うという物語。
老夫婦と別れ、この浜から再び船に乗って出かけるシーンが、船出を祝して結婚式で詠われる「高砂」である。
さて、松の物語をいろいろ偉そうに相方に述べていたら腹が減ってきた。
(阿蘇望の里)
阿蘇神社から外輪山の内側を、東回りに回って南阿蘇の阿蘇望の里へ。
食事を終わって外に出ると、パーンパーンと音が響き始めた。
見れば、黙々と阿蘇山の噴火を思わせる煙がモクモク。
引き続きパ~ンパ~ンが響く。
どうやら、阿蘇もドンドヤらしい。
(ドンドヤ)
地元のドンドヤに飾り物を預けて、他所のドンドヤを見ることになるとは・・。
阿蘇はドンドヤを始め、3月初旬頃まで各地で野焼きが続く。
(南阿蘇)
向こうに見える草原も、防火帯作りから始まる一連の野焼きによって維持されている。
1000年以上にわたり続けられる貴重な生活文化である。
かくて、相方の誕生日を記念して行われたささやかなイベントは終わった。
後は、干したまま出かけた布団を取り入れたあと、歩きに行くだけである。
「誕生日歳をとってもおめでとう」・・・しろ猫
おめでとうございます㊗
ご夫妻の御健勝と御活躍を祈り上げます。
竹千代
ご丁寧にありがとうございます!
取り敢えず頑張ります!
しろ猫