朝方は少し冷え込んだが、気温はだんだんと上がってきた。
明日以降は気温も上がって、本格的な春の到来が期待できる。
歯を抜かれてオートミールだのオジヤだのばかりを食している。
今日は謡曲の練習日で、私の歯の話で盛上がった。
私はと言えば、マスクをかけたままモグモグと謡うふりだけで誤魔化す。
帰りに交流センターに立ち寄って、横を流れる溝を見に行った。
▼(交流センター駐車場脇の溝)
この溝は右側の堤防と駐車場に挟まれた自然の排水用。
かつての姿を残した部分もある。
▼(草むらの中の水仙)
雑草や菜の花のなかで水仙が咲いていて、この辺りにも生活の面影が・・
南天や栗の木ものこっている。
生活の匂いが微かに・・・
▼(畑の跡)
一昨年くらい前までは、この細く残された地面に野菜などが植えられていた。
昨年くらいから耕されることがなくなった。
水の深さは10センチくらいで、水際に気になる横穴が幾つもあった。
▼(水際の横穴)
水流で浸食されるほどの流れはない。
気になったのは一部深いところがあって、鯉が数匹泳いでいたこと・・
▼(溝の鯉)
鯉が数匹群れている辺りだけ、水深が30cm以上は有りそうで、窪みの穴もコンクリート製。
多分以前は排水溝として機能していたと思われる。
ここ以外はすべて水深は5cmかせいぜい10cmしかない。
もし横の川に出ようと思ったら、大雨でこの溝が溢れ下流部の水門が開けられた場合に限られる。
それも、川が氾濫したら水門は閉じられるのでチャンスは多くない。
鯉の運命と、水際の小さな穴が気になった。
もしやイタチなどの巣穴か?
面白半分にネットであちこち調べてみた。
イタチ、アナグマ、モグラ、ヌートリアなどなど、巣穴をつくる動物はいろいろ。
本日再度現地を確認してみた。
▼(再確認した穴)
この穴の形状からして、モグラの可能性が一番高いと思った。
ネットでは巣穴に氾濫した水が浸入し、慌てて水の中を泳いで逃げるモグラの動画までUPされていた。
そう言えば、河川公園の岸辺にはモグラが掘り出した土が幾つも盛上がって水際に続いていたのを思い出した。
この穴の形状や大きさからモグラが一番妥当性が高い。
田圃の土手に彼岸花などが植えられるのはモグラの侵入防止の目的がある。
モグラは田圃の土手を崩すのが目的ではなく棲息するミミズを補食するため侵入しようとする。
かつては耕され菜園だったこの未耕作地も、ミミズの宝庫だったのだろう。
これで小さな横穴の謎はとけたような気がする。
がしかし、どんなにあがいても自力では脱出できない鯉の運命だけはまだ判らない。
「生きるため葉見ず花見ず彼岸花」・・・しろ猫
さて、かように暇人である私の運命や如何に・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます