今日は柳誌の編集で吟社の事務所までおでかけ。
37℃まで上がるとの予報に日傘を携行した。
父の日プレゼントの雨・日傘兼用の傘で一度も使用したことがない。
流石にいつもの駐車場から歩くには遠すぎるので近間の駐車場に駐めた。
▼(駐車場の蝶)
綺麗な揚羽蝶が2頭盛んに駐車してあった車の後の土にご執心だった。
何か蝶を引きつける理由が有りそうだが・・・
時間に余裕があったので、車に遮光の処置をして江津湖の畔のベンチで休憩。
目の前で浮き草の回収作業が始まったのを眺めていた。
▼(浮き草回収船)
湖底の根の部分と分離した水草がびっしり浮いており、少し臭う。
ウオーターレタスとか呼ばれる浮草もプカプカ。
回収船は船首から掬い取って船尾に送り一定量を貯め込む。
舟はスクリュウーを使わず外輪を回転させて推進力を得る。
巧みに方向変換をするとともに外輪の回転で生じた水流を利用して浮草を導く。
ちょっとした匠の技といったところ。
▼(回収した水草)
陸揚げされた水草は機械力でコンテナに積み込んで焼却場へ運ばれる。
ボートコースへ浮遊すれば障害となるので、この除去作業は夏中延々と続く。
人間と水性外来駆除植物の根比べが続くのである。
浮草等の水性植物の回収も大変なら駆除対象外来魚の回収も大変である。
▼(外来魚の回収)
外来魚の調査船や捕獲船もあるが両者の闘いは人間側の劣勢が続いている。
釣り人が釣った魚で駆除対象のものは要点に設置されている生簀に入れることに・・
▼(駆除対象外来魚の回収生けす)
ブイで囲まれた小さな回収いけすも水草等に囲まれて悲惨な状態。
こうした外来魚が空を飛んだり海を越えて泳いで来たりする訳もない。
雷魚や大型のタニシはかなり昔に食用として持ち込まれ今は被害の方が大きい。
ブラックバスなどは釣りでもて囃され、キャッチ&リリース等と喜んだり・・
普通に見られた在来種にお目に掛ることは滅多にない。
魚から浮き草まで壊れた生態系を元に戻すのは容易ではない。
・・・・・
さて予報通り37℃を超えて入道雲もモクモク。
我が町ではまったく聞えない蝉の鳴声が聞えてきて、ちょっと驚いた。
▼(入道雲)
帰宅したら雷のゴロゴロいう音が聞え始めた。
相方の指示のもと開けてあった窓を一斉に閉めに急ぐ。
昨夕から井戸のポンプが不調で使えないので庭木の水やりに夕立は好都合。
天の恵みかと喜んだのもつかの間、夕立の雲は雷鳴と共に横をかすめて通り過ぎた。
さて、水道設備の店に電話してポンプの修理か交換か見積もって貰わねば・・・・
ミニ菜園はもとより鉢物から洗車まで井戸に頼っていたシステムは風前の灯火。
「魚から見れば人間宙に浮く」・・・しろ猫
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