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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

秋の彼岸の墓参り

2020-09-20 15:02:04 | おでかけ
 西側の駐車場に白い彼岸花が咲き始めた。

 隣の老夫婦が、元気だった頃は駐車場と道路の境目の土の部分を耕して野菜を作っていた。

 管理者の手入れが行き届かず、雑草だらけだったのでお互い利害が一致したのである。

 しかし老夫婦も寄る年波で手を引いてしまい、元の雑草の一角になってしまった。

 ただ、球根として残った彼岸花と、野生の朝顔だけが雑草の中で今頃花を咲かせる。

 
 (白い彼岸花)

 確か、赤い彼岸花も咲いていた記憶があるが、今は何処にも無い。

 あの頃元気だった老夫婦は、近頃では共にデイサービスの車に乗り込むところしか見かけなくなってしまった。

 今日の朝刊には、彼岸の入りの記事が掲載されていた。

 つまり昨日が彼岸の入りだったのだ。

 「季は花に憂いは本に聞いてみる」・・・しろ猫。

 なんて格好付けた句を詠んで得意がっていたが、もう彼岸花はとっくに咲いていて、花は見たが彼岸は忘れていた。

 先祖に悪いことをしたと思って、慌てて相方を誘って墓参りに出かけた。

 水や蝋燭・線香などと共に、相方は墓参り必須アイテムの蚊取り線香を携行。

 花は途中のJAの直売所で購入する。

 
 
 誰かが先に訪れていて、我が家の墓も含めて周辺を清掃してあった。

 折角だからと、更に周辺部を広げて掃除をすることにした。

 

 墓地の敷地の端には、雑草の中にヤブランが咲いていた。

 見渡せば、そこかしこに咲いている。

 我が家の墓の直ぐ前には、若くして亡くなった同級生の墓もある。

 スポーツマンで長距離が得意だった。

 私はどちらかと言えば、スポーツは苦手であえて言うなら短距離。

 長距離は彼にかなわなかったが、短距離は私が速かった。

 今でも長距離ランナーが短距離より先に逝ってしまったのが不思議でならない。

 あれからもう20年以上の月日が流れてしまったが・・・。

 「真っ直ぐに走っていれば突き当たる」・・・・しろ猫

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コメント
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