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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

江津湖のツクシ

2016-03-03 09:57:05 | おでかけ
 新聞に江津湖のツクシが顔を出したところを写真に収めた記事があったので出かけてみた。

 江津湖ではネコヤナギが春の足音として紹介されることが多いが、ツクシとなるともう完璧な春のイメージである。

 散歩途中の田んぼの土手にもまだツクシは見えないのに、さすが新聞そして江津湖だなと感心した。

 
 (江津湖のツクシ)

 新聞紙上の写真のアングルなどから想定した場所を歩いた結果20分くらいで探すことが出来た。

 ツクシが沢山密集して顔を出していたが、場所は特定のピンポイントで水辺だった。

 太陽の暖かさが春を伝えるのは当然なのだが、ここ江津湖では湧水の温かさが水鳥や水辺の植物により春を早く感じさせる要因になっているのではないかと思う。

 
 (ツクシが出ていた上流の水の湧き出し場所)
 
 (動植物園との間にある湧水)
 
 (ノンビリと羽根を休める水鳥たち)

 暖かい水のため水鳥の種類が豊富で、世界に3000羽ほどしかいなくなった絶滅危惧種のヘラサギもいるらしい。

 鳥には好評なのだが、魚や水草にも暖かい水が好評のようで、生態系を乱す南方の外来水草や無断で放流された外来魚が繁殖し、その除去はイタチごっこの様相を呈している。

 比較的自然の残された江津湖ではあるが、子供の頃ボートの上から水底を覗くとモコモコと砂を盛り上げいた湧水の様子は今は望むべくもない。

 熊本は火の国と呼ばれるが、壮大な水の国でもあるのだ。

 「言いたいがここまでにする五・七・五」

 
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