子曰はく、巧言令色鮮（すくな）し仁。
言葉を巧みにし、外貌を飾って人を悦ばせようとすると、己の本心の徳がなくなってしまうものである。
学而第一の三
昨日は、（わざわざ）小樽に買い物に行っていました。
先ず手宮のホーマックに行って日用品の買い物、小樽運河通りに行き、北菓楼で好物のシフォンケーキを買い、
（シュークリームセットは夏季限定）だったので、そこでシュークリームだけ食べ、
可否茶館で今月のコーヒーを買って、ウイングベイに向かいました。
シュークリームセットを当て込んで行ったので、それだけじゃお腹もまだ足りなく、
先ず昼食し、喜久屋書店で目当ての本を探し、それでスーパーの方で夕食の買い物。
午前中の雨がすっかりと上がりました。
雨の中でもキレイと思ったけれど、晴れれば、（小樽からの帰り道）山々の（もう終わりがけ）紅葉（或いは黄葉）が、
見事と言えるくらい美しかったです。
また、海とか、鰊御殿とかにも映え、それはそれは見事だと思いました。
家に戻ってから、早速新しいコーヒーを煎れ、シフォンケーキをいただく。
好きで色んなシフォンケーキを食べるけど、北菓楼に優るものってないと思うくらい美味しいです。
ケーキとコーヒーも絶妙に合う。
こう云った決して特別ではないことを「幸福」って言うんだと思い、
まるで当たり前の様に、（行動次第）幸せは自分の手で作り出すだと想います。
「キングダム２」と、主人はまだ見ていないので「ワンス・アポン・ア・タイム」を見ました。
文化の日だけれど、何のいつもの日曜日と変わりなく、これが疲れなくて一番いい過ごし方です。
それに、連休になるからと云って、特別なこともしなく、私は寝る時間も起きる時間も、
掃除を欠かさないことも普段どおり。
また言うなれば、近すぎて見えてない普通の、普段どおりの、変わり映えないこうした日々も、
「幸福」って云うんだと想いますねぇ。
以前は休みの日の度に遠出をして、特に「ニセコ」方面、支笏湖方面によく出かけて、色んなところの温泉にも入りました。
それも「幸福」だったって思うのですが、ここ２～３年は我が家に居るのが一番好くなって、
自分のしたい様にしている、何よりの「幸福」であります。
家に居たとなれば、ゴロゴロと如何にも暇人みたいにイメージする人ってあるけれど、
それは実に発想が貧困で、
専業主婦ほど忙しく、また実にクリエイティブなものでもあり、外に出て仕事するよりか難しいものはありません。
評価の出ない大事な役割ですし、金銭で計れるものでもない。
私は、結婚以来ずっと専業で主婦して来たことに「誇り」を持っていますね。
家事もろくに出来ないで（或いは遣れないで）、外に出てどんな仕事をしているんですか？と
皮肉の一つも言いたくなる事だってありますが、基本は、私がそうであるから思うのですが、
人は、道義に外れないならば、遣りたい様に遣ればいいじゃないですかってことです。
今朝の論語、「巧言令色鮮し仁」、これも超有名な教えですよね。
自分の周りに、「適当に誉めておいてやればいいじゃないか（それって、自分を飾り立てたいだっけ）」ってな、
人物はいませんか？
また、そんな風にしてしまう自分っていませんか？
それに、人を買い被ってませんか？
どちらにしても、甘んじてしまう自分が存在しているわけであり、醜いではありませんか。
決して人間関係を円滑にする材料とはなり得ない行いだと思います。
また、「オカシナお上手」の一つも言えなくて損をすると言うなら、私は幾ら損をしたって構わないと考えています。
嘘つきとか、誤魔化し屋のレッテルを貼られるよりか、全然マシですから。
