Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

日日是好日 一日一日を大切に頑張って行きましょう ξ^_^ξ

菜根譚 後集83項

2022-10-30 15:21:05 | Weblog

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性天澄徹、即饑喰渇飲、無非康済身心。
心地沈迷、縦譚談禅演偈、総是播弄精魂。

性天澄徹せば、即ち饑えて喰し渇きて飲むも、身心を康済するに非ざるは無し。
心地沈迷せば、縦い禅を譚い偈を演ぶるも、総て是れ精魂を播弄す。


「悟りの心と迷いの心」
本性が澄み切っていたならば、例え腹が減れば飯を食べ、
喉が乾いて水を飲むと云う貧しい生活をしていても、
身や心を安らかに保ってないと云うことはない。
一方、心が暗く迷っていれば、例え禅について議論をし、
禅の心を述べた偈頌を唱えると云う清らかな生活をしていても、
それらはすべて精神を無駄に弄ぶことになってしまう。

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イチョウ(公孫樹、鴨脚樹、Ginkgo) Ginkgo biloba  荘厳 長寿 鎮魂

2022-10-29 12:53:17 | Weblog

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2015年10月29日 北海道大学イチョウ並木

善爲士者不武。
善戰者不怒。
善勝敵者不與。
善用人者爲之下。
是謂不爭之徳、是謂用人之力、是謂配天。
古之極。

善く士たる者は武ならず。
善く戦う者は怒らず。
善く敵に勝つ者は与(とも)にせず。
善く人を用うる者はこれが下と為る。
これを不争の徳と謂い、これを人の力を用うと謂い、これを天に配すと謂う。
古えの極なり。

良い武人というのは猛々しくない。
戦いが上手い者は怒りを見せない。
勝利するのが上手い者は敵とは争わない。
人を使うのが上手い者は相手にへりくだっている。
こういうのを「争わない徳」と言い、「人の力を活用する」と言い、
「天と並ぶ」と言って、古くからの法則である。

                         - 老子 第六十八章 -

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白樺(White Birch) Betula platyphylla 光と豊富 あなたをお待ちします

2022-10-29 12:45:32 | Weblog

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キャットミント(Catmint) Nepeta faassenii 自由な愛 無邪気 ꒰ঌ^. ̫ .^໒꒱

2022-10-27 16:59:29 | Weblog

菜根譚 後集80項

飽諳世味、一任覆雨翻雲、総慵開眼。
会尽人情、随教呼牛喚馬、只是点頭。

世味に飽き諳んぜば、覆雨翻雲に一任して、総て眼を開くに慵し。
人情を会し尽くさば、牛と呼び馬と喚ぶに随教して、只是点頭するのみ。

「世間、人情を知り尽くす」
世間の本当の姿を嫌と云うほど知り尽くしてしまったならば、
或る時は雨、或る時は曇りと云う様に変化する人の心には触れ様としなくなり、
目を開いて見るのさえ面倒になってしまう。
また、人の心の動きを知り尽くしてしまったならば、
牛と言われ様が馬と言われ様が、
そのまま勝手に言わせておき、
ただ「ハイ、ハイ」と頷いているだけである。

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撫子( Dianths、Gillyflower) Dianthus superbus 無邪気 純愛

2022-10-24 15:10:14 | Weblog

爲無爲、事無事、味無味。大小多少、報怨以徳。圖難於其易、爲大於其細。
天下難事必作於易、天下大事必作於細。
是以聖人終不爲大、故能成其大。
夫輕諾必寡信、多易必多難。
是以聖人猶難之、故終無難。

無為を為し、無事を事とし、無味を味わう。
小を大とし少を多とし、怨みに報ゆるに徳を以ってす。
難きをその易きに図り、大をその細に為す。
天下の難事は必ず易きより作り、天下の大事は必ず細より作る。
ここを以って聖人は終に大を為さず、故に能くその大を成す。
それ軽諾は必ず信寡(すくな)く、易きこと多ければ必ず難きこと多し。
ここを以って聖人すら猶(な)おこれを難しとす、故に終に難きこと無し。

「特に何もしない」という事をして、
「何でも無い事」を仕事として、「味気の無い生活」を味わう。
小さなものを大きく捉え、少ないものを多く感じて、
人から受けた怨みには徳をもって報いる。
難しい事はそれがまだ簡単なうちによく考え、
大きな問題はそれがまだ小さいうちに処理する。
この世の難しい事は必ず簡単な事から始まり、
大きな問題は必ず小さな事から始まるのだ。
だから「道」を知った聖人はわざわざ大事を成そうとはしない、
小さな事を積み重ねて大事を成すのだ。
安請け合いをしていては信頼など得られないし、
安易に考えていると必ず困難な目に合う。
しかし聖人は些細な事でも難しい問題として対処するので、
結果的に特に難しい事もなく問題を解決できるのだ。


                        - 老子 第六十三章 -

. . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜ . . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜. . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜ . . 𖥧 𖥧 𖧧 ˒˒. . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜
 

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10月22日 午前4時 気温13℃ ヽ(*´∀`*)ノ.+゚

2022-10-22 10:51:45 | Weblog

人生の最初の四分の一はその使い道もわからないうちに過ぎ去り、
最後の四分の一はまたその楽しさを味わえなくなってから過ぎて行く。
しかもその間の期間の四分の三は、睡眠、労働、苦痛、束縛、
あらゆる種類の苦しみによって費やされる。
人生は短い。

                              
          - ルソー(現在スイスの都市のジュネーヴ共和国出身の哲学者) -

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子曰、君子上達、小人下達。

2022-10-21 04:13:14 | Weblog

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子曰はく、君子は上達し、小人は下達す。

               - 憲問第十四の二十四 -


君子は平生正しい道に循がうから、その徳が日に進んで、高明の極に達する。
小人は平生私欲に循うから、その徳が日に降って汗下の極に達する。

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北海道の昔ばなし その十  義経の渡海の話

2022-10-20 15:29:21 | Weblog

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菊(赤) Chrysanthemum あなたを愛しています

文治の頃(十二世紀末)の話じゃ。
兄の頼朝に追われた義経主従は、蝦夷に逃れ様としておった。
津軽の洞窟に馬を隠し、海峡を渡ろうとするのじゃが、肝心の舟がない。
途方に暮れている時、空の彼方から馬たちのいななきが聞こえて来たそうじゃ。
「おお、我らが難渋を知って助けてくれるか」
ひらりと愛馬に跨り一行は静かな海の上空を飛んで行ったそうな。
ところが、一天俄かにかき曇り、海は激しく波立ち、濛々たる霧が辺りを包んだのじゃ。
馬たちはすっかり怯えて立ち往生。
これは悪霊の仕業に違いないと義経が、
「おのれ悪霊、妖怪、義経と知ってのことか!正体を現せ!」
すると霧の中から二つの目が現われた。
馬上の義経は弓を引き絞るが、目は現われては消え、ひとところに止まらんかった。
怯える馬を宥めつつ義経は心を静め、矢を番えて、ひょ~うと射た。
「ぎゃー!」
凄まじい悲鳴と共に雲も霧も晴れ上がり、また元の静かな海に戻ったそうじゃ。
やがて義経らは無事蝦夷に到着したのじゃが、
この時妖怪を射抜いた矢は、遥か先の矢越岬まで届いたと云うことじゃった。

Σ( ºωº )

 


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オンコ(一位、櫟、Japanese yew) Taxus cuspidata 高尚 悲哀 悲しみ

2022-10-20 15:21:26 | Weblog

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昔、正一位(冠位十二階で最も高い位階)の笏の材料として使われていた為、
イチイという名前になりました。
ちなみに、オンコという言い方は、北海道や東北地方の北側の方言になります。

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『飛鳥尽きて 良弓蔵れ 狡兎死して 走狗烹らる』

2022-10-20 04:17:27 | Weblog

立っているの画像のようです


飛鳥が尽きれば、良弓は蔵われる。
狡兎が死ねば、走犬は烹られる。
越王という人は、患難を共にすることはできても、
楽しみを共にすることはできない。
あなたはどうして越を去らないのか。        
       

              - 宮城谷昌光「湖底の城 九巻 湖上の影」 -

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飛ぶ鳥がいなくなると、良い弓も蔵に納められ、
逃げ足の速いウサギが死ぬと、
よく走る猟犬は煮て喰われてしまいます。
敵国が滅びれば、いかに戦功のあった家臣でも邪魔になって殺されるという例えを出し、
越王は、共に戦う事はできても、安楽を共にする事はできない人であるから、
あなたも早く越を去るべきですよと范蠡は友人の大夫種にアドバイスを送る。


案の定、大夫種は、越王・句践に讒言をする者ありて、
自殺をさせられます。
句践にしてみれば、己の治道を翳らせる障害物を撤去したことになります。

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千日紅(Globe amaranth) Gomphrena globosa 色あせぬ愛 不朽 (,,´•ᴥ•`,,)

2022-10-19 12:57:56 | Weblog

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「人生」の長い旅を行く時、よくぶつかる二つの大きな難関がある。
第一は「分かれ道」である。第二は「行きどまり」である。

                             - 魯迅 (中国の小説家、思想家) -

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菊(Florist’s daisy) Chrysanthemum morifolium You’re a wonderful friend (。◕ ∀ ◕。) 

2022-10-16 05:59:33 | Weblog

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逆向きに生きようとする人が多い。
ものや金をいくらでも欲しがり、
それで自分のしたいことをして幸福になろうとする。
それは順序があべこべなのだ。
まず真の自分になり、
それから、するべきことをして、
自分の望みのものを手に入れるのである。

     
         - マーガレット・ヤング
            (カナダ聖公会の宣教師、名古屋の女性教育に尽くした) -

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『年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず』 ٩( ╹▿╹ )۶

2022-10-15 11:53:14 | Weblog


ガウラ(白蝶草、 White gaura、Bee blossom) Gaura Iindheimeri 負けず嫌い 清楚

洛陽城東桃李花
飛來飛去落誰家
洛陽女兒惜顏色
行逢落花長歎息
今年花落顏色改
明年花開復誰在
已見松柏摧爲薪
更聞桑田變成海
古人無復洛城東
今人還對落花風
年年歳歳花相似
歳歳年年人不同
寄言全盛紅顏子
應憐半死白頭翁
此翁白頭眞可憐
伊昔紅顏美少年
           
                  - 劉希夷 -
✎______________


洛陽城東桃李の花、
飛び来たり飛び去って誰が家にか落ちる、
洛陽の女児顔色を惜しみ、行く行く落花に逢うて嘆息す、
今年花落ちて顔色改まり、明年花開くとき復た誰か在る、
己に見る松柏の摧かれて薪となり、
さらに聞く桑田の変じて海となるを、
古人復た洛城に東に無し、
今人還た対す落花の風、
年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず、
言を寄す全盛の紅顔子、応に憐れむべし半死の白頭翁、
此の翁白頭真に憐れむべし、伊れ昔紅顔の美少年

✎______________

洛陽の町の東では桃や李の花が舞い散り、
飛び来たり飛び来たって、誰の家に落ちるのだろう。
洛陽の娘たちはその容貌の衰えていくのを嘆き、
花びらがひらひらと落ちるのに出会うと長い溜息をつくのだ。
今年も花が散って娘たちの美しさは衰える。
来年花が開くころには誰が元気でいるだろう。
私はかつて見たのだ。松やコノテガシワの木が砕かれて薪とされるのを。
また聞いたのだ。桑畑の地が変わって海となったのを。
昔、洛陽の東の郊外で梅を見ていた人々の姿は今はもう無く、
それに代わって今の人たちが花を吹き散らす風に吹かれている。
来る年も来る年も、花は変わらぬ姿で咲くが、
年ごとに、それを見ている人間は、移り変わる。
お聞きなさい、今を盛りのお若い方々。
よぼよぼの白髪の老人の姿は実に憐れむべきものだ。
この老人の白髪頭もまったく憐れむべきものだ。
だがこの老人も昔はあなた方と同じく紅顔の美少年だったのだ。

。.ꕤ‿‿‿‿‿‿‿‿‿‿‿‿‿‿‿‿‿‿ꕤ.。


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ローズヒップ 無意識の美 正義感 誠実 (*´∀`*)

2022-10-14 10:54:40 | Weblog

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ローズヒップとはバラの実のこと。
正確にはこの赤い実の中に入っている小さな種が果実です。

。:.゚ஐ⋆*♡・:*ೄ‧͙·*♪ஐ⋆*♡・:*ೄ‧͙·*♪。:.゚ஐ⋆*♡・:*ೄ‧͙·*♪ஐ⋆*♡・:*ೄ‧͙·*♪


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あなたしか使えない貨幣って、何? (*‘ω‘ *)

2022-10-13 13:42:25 | Weblog

時間はあなたの人生の貨幣である。
あなたが所有する唯一の貨幣であり、
それをどう使うかを決められるのはあなただけだ。
あなたの代わりに
他人に使わせないように気をつけなければいけない。

                                - カール・サンドバーグ
                   (アメリカの詩人、作家、編集者) -

˖✻*˸ꕤ*˸*⋆。˖✻*˸ꕤ*˸*⋆。˖✻*˸ꕤ*˸*⋆。˖✻*˸ꕤ*˸*⋆。˖✻*˸ꕤ*˸*⋆。˖✻*˸ꕤ*˸*⋆。˖✻*˸ꕤ*˸*⋆


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